今日は久しぶりの青空で気持ちよく駅まで歩いた。放射冷却はなく、相変わらず暖かく少し汗ばんだ。途中すれ違った自転車通勤のY先生は軽装だった。8kmも漕げば暑くなるのだろう。
いつも六時半に朝刊を取りに庭先に出るのだが、今日は十五分ほど早かった。郵便受けのどこを捜しても新聞の影も形もない。仕方なくテレビを見ながら簡単な朝飯を摂った。六時五十分家を出る時には来ていた。どうも私の所は新聞配達の終わりの方らしい。しかし朝の六時十五分に届いていないのでは、朝刊とは言えないのではないかと言いたい気もした。
人という字は支え合っている形だと言われる。勿論、知人友人見知らぬ人とも支え合っているわけだが、一番は夫婦だろう。連れ合いを亡くすショックは大きく、体調が悪くなる人も多い。男の方がひ弱く威張っているくせに支えて貰っていた旦那は一二年で後を追うこともある。女性も八十代で夫を支えるのが生き甲斐いとか仕事だった場合は、やはり弱くなられる人が多い。男でもどこかマイペースで自立している人は意外に頑張られる。六十代七十代で夫を亡くされた女性は三ヶ月ばかり落ち込まれるが、その後は以前より元気になられ、知人友人と活動される人が多い。もう居ない夫も話にはしばしば登場しているようだ。
勿論、例外はあるのだが概ね当たっていると思う。