駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

試合の流れを掴む

2019年01月25日 | スポーツ

      

 

 森保ジャパンがベトナムに勝利した。サウジアラビア戦と違い、ボールの支配率は高かったのだが圧勝ではなく辛勝に近いそれでも堅実な勝利だった。ここまで勝ち進んできて森保監督には合格点と言ってもぎりぎりの合格点を付けたい。メンバー選びには合格点を付けられるが選手交代はもう一つだ

 殆ど一瞬で勝負がつく相撲から二日制という長い時間を掛ける囲碁将棋、それこそ思うようにならない人生まで起承転結、序破急、前中後・・と展開流れがある。勝負に勝つにはこの展開を見極める能力が求められる。有利不利、手持ちの駒、試合の流れ、気象状況・・とあらゆる要素を勘案見極め、手を打つのが監督の仕事なのだ。しかし手を打つといってもせいぜい二つほとんどは一手しか打てない。

 試合展開はいろいろな捉え方があると思うが序盤中盤終盤と三つに分けるのが一般的というか適切に思われる。これに試合前の準備と試合後の後始末後日談が加わる。

 ティームゲームの場合は選手交代というのが大きな一手というか切り札で、これに証文の出し遅れがあってはならない。森保監督の選手交代は遅すぎる。見切る力がまだまだ不足だ。

 それとアドバイスの一言。五年以上前からキーパーの権田の精進セイビングキャッチングを高く評価しているが、フィ-ドはまだまだ一流には程遠い。キーパは最終守備者であると同時に最初の攻撃者でもあることを忘れるなと告げておきたい。

コメント
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