駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

時間差反撃

2019年01月15日 | 世の中

 

 北海道では真冬日が続いているようだが、中部地方太平洋岸の当地は比較的暖かく、連休明けのブルーチューズデイをとぼとぼと出勤してきた。

 力学の作用反作用には時間差はないが人間界の作用反作用には時間差がある。なぜかと言えば反撃だからだ。証明は難しくても、まず間違いなく反撃だろう、カナダで中国人要人が逮捕されれば中国でカナダ人の盗人が捕らえられる。石川五右衛門の言を待つまでもなく、多い少ないはあってもどの国にも盗人は居るので報復的逮捕は簡単なことだろう。

 恐らく習近平氏直々のお達しではなく、周辺の忖度によるものだろう。カナダの場合は忖度というよりは暗号秘密裏の指示があった可能性がある。忖度は東洋の得意技で、忖度が苦手な西洋では暗号が発達したのではないかと推測する。

 作用反作用というのは物理だけでなく人間界の法則でもあり、近隣に開業しようとする医師を苛めると苛められた医師達が以心伝心で苛めた医師に患者を紹介しない結束が出来てくるようで、彼らのずっと以前から開業しており、中立の私はあれあれと観測している。苛める人は権力志向が強いのだが、これも人間界の法則の一つだろう。嫌われる人は怖がられて自分を守ろうとするようだ。

 情けは人の為ならずと伝えたいのだが。

コメント
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