駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

不安を減らすためには

2021年01月05日 | 世の中
           

 嫌な夢を見て今朝は五時ごろ目が覚めてしまった。内容は殆んど覚えていないのだが、何だか突然お金に困っている夢だった。正夢でも逆夢でもないのだが、新型コロナで患者数が減っているからだろうか、景気が悪く世の中が不安定だからだろうか。心のどこかに漠然とした不安があるらしい。観光飲食業の人は夢ではなく現実なので本当に悩まれ苦しんでおられるに違いない。
 勿論、一方であまり表には出ないが新型コロナで潤っている業種もあるはずで、政府はそれを困窮している人に回す工夫をするのが仕事のはずだ。
 新型コロナで将来の見通しが立たない。予測が難しいために不安が増幅されている。ただ分からないと言っても大雑把に三つ、細かく七つくらいの可能性に絞ることができるはずで科学的に蓋然性を見積もって政府は準備し、国民に説明すべきだ。そうすれば不安からくる余計な摩擦消耗は減らすことができる。尤も半年様子見ばかりで、何もできなかった安倍菅内閣には見切りをつけた方がよいかもしれない。もし菅総理にできることがあるとしたら、会食相手を総とっかえし自分の言葉で語ることだ。
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