駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

異常気象も続けば

2010年05月28日 | 身辺記
 今朝はいつか見た懐かしい夏空だったのだが、風が冷たく、なんだこれはと思いながら玄関を出た。詳しくは知らないが、殆どの生物は日照時間で季節を感知しているのだと思う。そのため、そろそろ五月だなと花を咲かせた果物が、今年は思わぬ冷気で相当数凋んでしまったと聞く。小規模で地元用の桃や梨を作っている兼業農家が患者さんに居るのだが、今年は駄目だあと苦笑いしている。
 将棋のプロが成績が悪く、今年は調子が悪い、どうも調子が出ないなどと云っていると、陰で実力が落ちたんじゃないのと云われる。それと同じで、異常気象も続くと、それが当たり前になりそうで恐い。
 迷言を連発する首相も、国民側に慣れが生じたか支持率低下が下げ止まっているようだ。尤も、この辺りはイエロージャーナリズムの質の悪いところで、叩きがいがなくなって、手を弛めたのを調査結果に出したのかもしれない。
 可愛さ余って憎さ百倍ということはないのだが、お坊ちゃんを露呈した鳩山さんには身を捨てて浮かぶ瀬を捜すのが、次の任務になったと申し上げたい。
 暑くなりましたが合い言葉の季節に、暑いんだか寒いんだか分かりませんねと云いながら、もうすぐ六月だ。ワールドカップを楽しみにしている。根っからのサムライブルーファンとしては諦めず、岡田ジャパンに一勝をと念じている。
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