今朝は六時前に目が覚めたので三十分ほど早く家を出た。僅かだが、はっきりと朝夕涼しくなっている、とはいうものの医院に到着した時には汗ばんでいた。
子供の頃、正直の頭に神宿ると諭された記憶がある。そろそろ正直に本当の事を話したらどうなんだろう。東京電力の課長程度の人が幾ら頭を下げた所で、覆水は盆に返らない。
正直に放射能漏れは東京電力の手に負えません、実は**くらい漏れてしまっているんです。これからも物凄く漏れるでしょう。現在までとこれからの損失を計上すれば、今回の原発事故の損失で消費税を5%上げて得られる税収は吹っ飛んでしまいますと広く国民に報告したらよいと思う。
頭を下げたのでは済まない解決しないということを正直に、損失額が莫大でそれを電力料金に上乗せすれば原子力発電ほど高いものはないことを正直に、荒廃した福島浜通りの現状を正直に、どのような人々が放射能汚染地域で実際に働いているのかを正直に・・・公表しなければ、日本に神は宿らないだろう。
精一杯やできる限りという政治家の言葉は虚しい。それは唯頭を下げるのに似ている。被害は下げた頭の上を通り過ぎては行かない、覆い被さってくる。逆に今こそ、頭を上げて正直に現状を認識公表して進むよりないと思う。気が付かないうちにナチの手口でなどと考えていれば日本に悪魔が宿るだろう。