コールマン・ホーキンスのリーダー・アルバム「アット・イーズ」を取り上げてみました。
コールマン・ホーキンス(Coleman Hawkins) 1904年11月21日 - 1969年5月19日 ミズーリ州出身
コールマン・ホーキンスは、レスター・ヤングと共に、ジャズ・テナー・サックスの奏法を開拓した偉大なミュージシャンの内の一人です。
中でもホーキンスは、1940年代に登場した「ビ・バップ」のスタイルを取り込み、テナー・サックスを初めてジャズ楽器として脚光を浴びさせました。
また、当時無名だったディジー・ガレスピー、セロニアス・モンク、マックス・ローチ等を最初に雇ったり、少年時代のソニー・ロリンスがホーキンスに憧れていたように、ジャズ界への影響は大きいものがあります。
1960年前後には、ピアニストのトミー・フラナガン等と結成したレギュラー・カルテットで活動していた時期があり、プレスティッジ(ムーズヴィル)やヴァーブに、数多くの録音を残しています。
その中の1枚が今回のアルバムです。
「AT EASE WITH COLEMAN HAWKINS」 PRESTIGE / MOODSVILLE MVLP 7
1. FOR YOU FOR ME FOR EVERMORE
2. WHILE WE’RE YOUNG
3. THEN I’LL BE TIRED OF YOU
4. MIGHTY LAK A ROSE
5. AT DAWNING
6. TROUBLE IA A MAN
7. POORE BUTTERFLY
8. I’LL GET BY
COLEMAN HAWKINS(ts) TOMMY FLANAGAN(p) WENDELL MARSHALL(b)
OSIE JOHNSON(ds) 録音 1960年1月29日
このレコード、録音エンジニアはルディ・ヴァンゲルダー(RVG)で、購入するきっかけとなったのは「ヴァン・ゲルダー決定盤101」という単行本からでした。
そして実際にその「音」を聴いてみたいと、数年前に上記の文字イラスト盤を入手したのですが、単行本に掲載されていたジャケットとは違ったものでした。
そこで単行本に載っていたアルバムは無いものか、と探したところ、OJCからの再発盤がありました。
但し、文字ジャケットのオリジナル盤(モノラル)に対し、こちらはステレオ盤ですが、下記の再発ジャケットの方が雰囲気も伝わり、良い感じだと思いませんか。
このレコード、ホーキンスはいつもの豪快なトーンを少し抑え気味ではありますが、トミ・フラの端正なピアノ、マーシャルのしっかりしたリズム、ジョンソンのブラシを中心としたサポート、どれをとっても一級品の内容です。
曲目解説については単行本に記載されているので、ここではモノラルとステレオの比較について一言、ステレオ盤は左寄りにテナー、中央にピアノとその後ろにベース、右寄りにドラムスとなっていて、肝心な「音」についてはステレオ盤も好ましいレベルで、これはこれで楽しめるものになっています。
(OJC盤は音でも優れたものが多く、安価で購入できます)
なお、RVGがリ・マスタリングしたCD(モノラル盤)も米国盤で発売されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/13/3f/c3689e3e95596da9f7f9d84f13e12a5f_s.jpg)
最後にプレスティッジの傍系であるムーズヴィルについてですが、その名の通り、バラード集、スタンダード・ナンバー集を中心としたソフト路線系のレーベルで、全部で39作があると言われています。
コールマン・ホーキンス(Coleman Hawkins) 1904年11月21日 - 1969年5月19日 ミズーリ州出身
コールマン・ホーキンスは、レスター・ヤングと共に、ジャズ・テナー・サックスの奏法を開拓した偉大なミュージシャンの内の一人です。
中でもホーキンスは、1940年代に登場した「ビ・バップ」のスタイルを取り込み、テナー・サックスを初めてジャズ楽器として脚光を浴びさせました。
また、当時無名だったディジー・ガレスピー、セロニアス・モンク、マックス・ローチ等を最初に雇ったり、少年時代のソニー・ロリンスがホーキンスに憧れていたように、ジャズ界への影響は大きいものがあります。
1960年前後には、ピアニストのトミー・フラナガン等と結成したレギュラー・カルテットで活動していた時期があり、プレスティッジ(ムーズヴィル)やヴァーブに、数多くの録音を残しています。
その中の1枚が今回のアルバムです。
「AT EASE WITH COLEMAN HAWKINS」 PRESTIGE / MOODSVILLE MVLP 7
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/21/a5/cce2640462aa1bc06efa12080fd918ac_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/50/23/555e3841cdcec5978aa4623cad82e5ae_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/04/3f/38f23726e22eb63da556519eb952120d_s.jpg)
1. FOR YOU FOR ME FOR EVERMORE
2. WHILE WE’RE YOUNG
3. THEN I’LL BE TIRED OF YOU
4. MIGHTY LAK A ROSE
5. AT DAWNING
6. TROUBLE IA A MAN
7. POORE BUTTERFLY
8. I’LL GET BY
COLEMAN HAWKINS(ts) TOMMY FLANAGAN(p) WENDELL MARSHALL(b)
OSIE JOHNSON(ds) 録音 1960年1月29日
このレコード、録音エンジニアはルディ・ヴァンゲルダー(RVG)で、購入するきっかけとなったのは「ヴァン・ゲルダー決定盤101」という単行本からでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/65/83/fa516c86b1829c5d29d22c7feddc24d3_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/02/d2/6cf2311cc01185885bf32f868ae9a43e_s.jpg)
そして実際にその「音」を聴いてみたいと、数年前に上記の文字イラスト盤を入手したのですが、単行本に掲載されていたジャケットとは違ったものでした。
そこで単行本に載っていたアルバムは無いものか、と探したところ、OJCからの再発盤がありました。
但し、文字ジャケットのオリジナル盤(モノラル)に対し、こちらはステレオ盤ですが、下記の再発ジャケットの方が雰囲気も伝わり、良い感じだと思いませんか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3e/ff/5e10b88dc62e3b86e438c1b492469146_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/44/b5/a4e47fa50030f21ac08843580b1ce3f3_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/34/c7/aa1fc469251e441fc052565f554d0872_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7e/05/df433d94d628a658d06488fc6235c86b_s.jpg)
このレコード、ホーキンスはいつもの豪快なトーンを少し抑え気味ではありますが、トミ・フラの端正なピアノ、マーシャルのしっかりしたリズム、ジョンソンのブラシを中心としたサポート、どれをとっても一級品の内容です。
曲目解説については単行本に記載されているので、ここではモノラルとステレオの比較について一言、ステレオ盤は左寄りにテナー、中央にピアノとその後ろにベース、右寄りにドラムスとなっていて、肝心な「音」についてはステレオ盤も好ましいレベルで、これはこれで楽しめるものになっています。
(OJC盤は音でも優れたものが多く、安価で購入できます)
なお、RVGがリ・マスタリングしたCD(モノラル盤)も米国盤で発売されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/54/f8/a96fcd05c813abf6b5c4a18975789e61_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/13/3f/c3689e3e95596da9f7f9d84f13e12a5f_s.jpg)
最後にプレスティッジの傍系であるムーズヴィルについてですが、その名の通り、バラード集、スタンダード・ナンバー集を中心としたソフト路線系のレーベルで、全部で39作があると言われています。