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私の愛聴盤 (第77回)

2015-12-26 | 私の愛聴盤
これまで国内盤や再発盤で親しんできたレコードの中で、今夏以降に改めて入手したものを77、78番目としてリスト・アップしてみました。

第77回はモダンジャズ・カルテットの「フォンテッサ」です。
このレコード、モダンジャズ・カルテット(MJQ)の中では比較的良く聴くアルバムですが、これまでは赤緑の輸入盤LPと、国内盤CDで聴いていました。
「FONTESSA」 ATLANTIC 1231
 

最近になって仏盤を手に入れたことで、こちらが愛聴盤としてリスト入りしました。
タイトルは「ベルサイユ」となっていますが、曲順、内容共に同一です。
「VERSAILLES」 MEDX 12003
  
1. VERSAILLES
2. ANGEL EYES
3. FONTESSA
4. OVER THE RAINBOW
5. BLUESOLOGY
6. WILLOW WEEP FOR ME
7. WOODYN YOU
JOHN LEWIS(p) MILT JACKSON(vib) PERCY HEATH(b) CONNIE KAY(ds)
録音 1956年1月22日

ジョン・ルイス作曲のクラシカルな2曲と、スタンダードが上手くブレンドしたこのアルバム、
4人の奏者は、難解な部分も難なくこなしており、それぞれの奏者の技量とバランスが良いです。
このアルバムはエンジニア(RVG)の功績も高く、スタンダードの「虹の彼方に」では、ミルト・ジャクソンのヴァイブラフォンから漏れ出る「音」が美しく、MJQの数あるアルバムの中では、好みの1枚でもあります。

なお、米盤と仏盤ではジャケットが異なり、ジョン・ルイスの作曲した2曲をそれぞれモチーフにしたカバーとなっています。
「フォンテサ」は、イタリアで上演された即興喜劇「コメディア・デラルテ」をヒントに書かれたものです。
一方の「ベルサイユ」は、仏盤のジャケットで示されているように「ベルサイユ宮殿」が描かれていて、このジャケットからもそれぞれの曲のイメージが湧いてきます。

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