エディ“ロック・ジョー”デイビスが、ワン・ホーンでシンプルに演奏した1枚、
「Swingin′ Till The Girls Come Home」 Steeple Chase SCS 1058
1. SWINGIN′ TILL THE GIRLS COME HOME
2. LOVE FOR SALE
3. OUT OF NOWHERE
4. GHOST OF A CHANCE
5. LOCKS
6. WAVE
7. INDIANA
8. BYE BYE BLACKBIRD
EDDIE “LOCKJAW”DAVIS(ts) THOMAS CLAUSEN(p)
BO STIEF(b) ALEX RIEL(ds)
録音 1976年3月8日
ソウルフルで、ファンキーなテナーサックス奏者のエディ“ロックジョー”デイビス、
1950年代から60年代に掛けて活躍した名手で、52年以降はカウント・ベイシー楽団に在籍した時期がありました。
彼の最初のピークは30歳後半で、その後録音回数は減りましたが、50歳を過ぎてからの登場は、デンマークのレーベルからでした。
同国のピアノ・トリオを相手に、豪快なブローをかませる米国のテナーマンとの組み合わせは、このレーベルの顔ともいえるプロデューサーのニルス・ウインサーのアイデアでしょうか。
ジャケット裏面に記載されているレコーディング場所は、「Creative Sound Studio」となっており、これが米国PA州にあるスタジオだとすれば、米国録音ということになります。
全8曲の内、7曲はミデアム・テンポ以上の速い曲で、昔ながらのブローの連続ですが、ヨーロッパのリズム隊がバックを務めていることもあり、過去の米国レーベルに録音された演奏とは異なり、スマート感が漂っています。
また、「アウト・オブ・ノーホエア」ではテーマ部分をサックスだけのソロでバラード風に、「バイ・バイ・ブラックバード」では、ストップモーションも取り入れるなど、色々変化を付けています。
そして、スロー・テンポで演奏される「ゴースト・オブ・ア・チャンス」は、一服の清涼剤のようにやさしく、これも上々の出来です。
最後にジャケット写真、
一時期コンビを組んだジョニー・グリフィン似の横顔、これもこのアルバムの魅力の一つです。
「Swingin′ Till The Girls Come Home」 Steeple Chase SCS 1058
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/58/22/5eec42ebf8fd442b8e81c383b8b3d3a1_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/41/04/da9dd8856b984b9035755ff691e989cc_s.jpg)
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1. SWINGIN′ TILL THE GIRLS COME HOME
2. LOVE FOR SALE
3. OUT OF NOWHERE
4. GHOST OF A CHANCE
5. LOCKS
6. WAVE
7. INDIANA
8. BYE BYE BLACKBIRD
EDDIE “LOCKJAW”DAVIS(ts) THOMAS CLAUSEN(p)
BO STIEF(b) ALEX RIEL(ds)
録音 1976年3月8日
ソウルフルで、ファンキーなテナーサックス奏者のエディ“ロックジョー”デイビス、
1950年代から60年代に掛けて活躍した名手で、52年以降はカウント・ベイシー楽団に在籍した時期がありました。
彼の最初のピークは30歳後半で、その後録音回数は減りましたが、50歳を過ぎてからの登場は、デンマークのレーベルからでした。
同国のピアノ・トリオを相手に、豪快なブローをかませる米国のテナーマンとの組み合わせは、このレーベルの顔ともいえるプロデューサーのニルス・ウインサーのアイデアでしょうか。
ジャケット裏面に記載されているレコーディング場所は、「Creative Sound Studio」となっており、これが米国PA州にあるスタジオだとすれば、米国録音ということになります。
全8曲の内、7曲はミデアム・テンポ以上の速い曲で、昔ながらのブローの連続ですが、ヨーロッパのリズム隊がバックを務めていることもあり、過去の米国レーベルに録音された演奏とは異なり、スマート感が漂っています。
また、「アウト・オブ・ノーホエア」ではテーマ部分をサックスだけのソロでバラード風に、「バイ・バイ・ブラックバード」では、ストップモーションも取り入れるなど、色々変化を付けています。
そして、スロー・テンポで演奏される「ゴースト・オブ・ア・チャンス」は、一服の清涼剤のようにやさしく、これも上々の出来です。
最後にジャケット写真、
一時期コンビを組んだジョニー・グリフィン似の横顔、これもこのアルバムの魅力の一つです。