あしたのブログ!趣味や日々の報告ページ

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アーチー・シェップのライブ演奏から

2017-08-20 | JAZZ
アーチー・シェップの続きで、
こちらはフランスで録音された当時のレギュラー・メンバーによる2枚組のライブ・アルバム
「SHEPP A MASSY U-JAAMA 《unite》」UNITELEDIS UNI 22 975
  
1. BLUES FOR DON′L DUCK
2. U-JAAMA
3. HIPNOSIS
4. AFRICAN DRUM SUITE
5. 52sd STREET THEME
ARCHIE SHEPP(ts) CHARLES GREENLEA(tb) DAVE BURRELL(p)
CAMERON BROWN(b) BEAVER HARRIS(ds)
録音 1975年10月24日
ここには全部で5曲が収められています。
1曲目の「BLUES FOR DON′L DUCK」は30分近い演奏で、レコードの1面半を収録するも、途中でフェイドアウトしてしまう編集の雑なところもあります。
2曲目の「U-JAAMA」は、トロンボーンとの合奏で分かり易いテーマから始まりますが、アドリブに入るとシェップの独壇場に替わります。
続く「HIPNOSIS」と、次の「AFRICAN DRUM SUITE」は、共に16分を超える長尺演奏で、演奏途中でレコードの表から裏に変わるので。一つの曲のような流れとなっています。
ここまでの4曲は、クインテットの演奏というよりは、そのほとんどをシェップの強烈な個性溢れる演奏で占められています。
ラストを飾るモンクの「52sd STREET THEME」は1分足らずの演奏で、本当にテーマをなぞっただけで終わっています。
この2枚組、
ライブ録音とはいえ拍手の部分は殆どがカットされているため、聴衆の反応は分かりませんが、シェップが全力投球していることは伝わってきます。

コメント
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