先日、ロン・カーターのライブを聴いたこともあり、彼がベーシストとして参加していることからバリー・ハリスの1969年録音のプレスティッジ盤を取り上げました。
「MAGNIFICENT」 PRST 7733
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0d/bb/488a353046d91cb45f67b8e941431503_s.jpg)
1. BEAN AND THE BOYS
2. YOU SWEET AND FANCY LADY
3. ROUGE
4. AH-LEU-CHA
5. JUST OPEN YOUR HEART
6. SUN DANCE
7. THESE FOOLISH THINGS
8. DEXTERITY
BARRY HARRIS(p) RON CARTER(b) LEROY WILLIAMS(ds)
録音 1969年11月25日
リバーサイドを始めとして、多くのレーベルに名演を残しているバリー・ハリスのアルバムの中で、これは「AT THE JAZZ WORKSHOP」と共に度々ターンテーブルに乗る1枚です。
ミディアム・ファーストで演奏される1曲目の「BEAN AND THE BOYS」だけは、全8曲の中で唯一ハリスが演奏中に声を発し、まるでバド・パウエルの再来を強く印象付けるもので、彼のブルーノート盤「THE SCENE CHANGES」にも似たプレイが展開されています。
また、親しみやすいファンキー・ナンバーの「YOU SWEET AND FANCY LADY」、そしてゴリゴリのバップ・ナンバーの「DEXTERITY」は、共にロン・カーターとルロイ・ウイリアムスのソロも聴くことができます。
そして、唯一のスタンダードである「THESE FOOLISH THINGS」では、ハリスが装飾音を使いながらメロディに忠実なバラード・プレイを披露しています。
1、4、8のバップ・ナンバーの他、ハリス自身の作曲による2、5、6は、いずれも美しいメロディを持っていて、8曲がバランス良く配列されています。
その全てにおいて、確実なるカーターのウォーキング・ベースと、ミディアム・テンポ以上の速い曲において、スネヤでアクセントを付けるウイリアムスのドラムスが効果を上げているアルバムでもあります。
「MAGNIFICENT」 PRST 7733
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/60/b8/ac2ecc4005f12d7e47150f72b6d1c471_s.jpg)
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1. BEAN AND THE BOYS
2. YOU SWEET AND FANCY LADY
3. ROUGE
4. AH-LEU-CHA
5. JUST OPEN YOUR HEART
6. SUN DANCE
7. THESE FOOLISH THINGS
8. DEXTERITY
BARRY HARRIS(p) RON CARTER(b) LEROY WILLIAMS(ds)
録音 1969年11月25日
リバーサイドを始めとして、多くのレーベルに名演を残しているバリー・ハリスのアルバムの中で、これは「AT THE JAZZ WORKSHOP」と共に度々ターンテーブルに乗る1枚です。
ミディアム・ファーストで演奏される1曲目の「BEAN AND THE BOYS」だけは、全8曲の中で唯一ハリスが演奏中に声を発し、まるでバド・パウエルの再来を強く印象付けるもので、彼のブルーノート盤「THE SCENE CHANGES」にも似たプレイが展開されています。
また、親しみやすいファンキー・ナンバーの「YOU SWEET AND FANCY LADY」、そしてゴリゴリのバップ・ナンバーの「DEXTERITY」は、共にロン・カーターとルロイ・ウイリアムスのソロも聴くことができます。
そして、唯一のスタンダードである「THESE FOOLISH THINGS」では、ハリスが装飾音を使いながらメロディに忠実なバラード・プレイを披露しています。
1、4、8のバップ・ナンバーの他、ハリス自身の作曲による2、5、6は、いずれも美しいメロディを持っていて、8曲がバランス良く配列されています。
その全てにおいて、確実なるカーターのウォーキング・ベースと、ミディアム・テンポ以上の速い曲において、スネヤでアクセントを付けるウイリアムスのドラムスが効果を上げているアルバムでもあります。