あしたのブログ!趣味や日々の報告ページ

このページを活用し趣味や日々のことなどを中心に報告しています。

2014年の富士山 (1月)

2014-01-11 | 富士山
2014年の最初の富士山は、1月11日、鳴沢村の吉野荘からのものです。
早朝の外気温はマイナス10℃、寒い!です。
     

日の出前の6時25分からのお山を、部屋の窓から撮ってみました。
   

   

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黄色い長い道

2014-01-07 | JAZZ
穐吉(秋吉)敏子(1929年12月12日 - )

我が国が誇るジャズ・ピアニストであり、作・編曲家でもあり、しばらく前までは、ビック・バンドを結成し、自身のオリジナル曲を中心とした演奏活動も行っていました。
生まれは旧満州の遼陽で、大連音楽学校でピアノを習っていましたが、終戦後、大分県に引き揚げています。
ジャズ活動は、1946年に九州の駐留軍クラブに始まり、1949年に上京、51年には渡辺貞夫を加えてコージー・カルテットを結成しています。
1953年に来日したオスカー・ピーターソンの勧めにより、ラジオ東京のスタジオで初録音がなされ、米国のレコード会社から発売されています。
56年1月には日本人としては初めてボストンのバークリー音楽院に奨学生として入学しています。
当時、彼女の先生であったチャーリー・マリアーノと結婚し、女のお子さん(満/みちる)をもうけます。
そのお子さんは、現在「Monday 満ちる」として活躍しています。

今回取り上げたロング・イエロー・ロード(黄色い長い道)は、彼女が最も愛着を持っている自身のオリジナル曲であり、バンドのテーマ曲にもなっています。
初演はトシコ・マリアーノ・カルテットによるキャンディド盤で、続いて1961年の来日時にはピアノ・トリオで録音され、朝日ソノラマから今は懐かしいソノシートとして発売されました。
その他、1970年の大阪万博ホールでのライブ、ビック・バンド・アルバム、渡米50周年を記念して日本公演を行った時の演奏等々、機会あるごとに録音されています。
そこで、上記に記載したアルバムを順次並べてみました。

「TOSHIKO MARIANO QUARTET」 CANDID 8012
  
1. WHEN YOU MERET HER
2. LITTLE T
3. TOSHIKO’S ELEGY
4. DEEP RIVER
5. LONG YELLOW ROAD
秋吉敏子(p) CHARLIE MARIANO(as) GENE CHERICO(b) EDDIE MARSHAL(ds)
録音 1960年12月5日
日本盤は、1971年にソニーからLPで、98年にテイチクからCDで発売されています。

「秋吉敏子リサイタル」 CD:STEREO SOUND YZSO-10006 
(LP/LONG YELLOW ROAD:東宝YX4056) 
原盤は朝日ソノラマ
     
1. LONG YELLOW ROAD  
2. HAKONE TWILIGHT (箱根の黄昏)
3. KISARAZU - JINKU (木更津甚句)
4. SOLVAGE SONG
5. DEEP RIVER
秋吉敏子(p) GENE CHERICO(b) EDDIE MARSHAL(ds) 録音 1961年2月
CDジャケットはオリジナルの絵柄、LP(東宝)ジャケットは秋吉さんとみちるさんです。

「TOSHIKO AKIYOSHI IN JAPAN」 東芝 LPC-8049
   
1. OPUS No. ZERO
2. SWEET AND LOVELY
3. LONG YELLOW ROAD
秋吉敏子(p) LEW TABACKIN(ts,fl) BOB DAUGHERTY(b) MICKY ROCKER(ds)
1970年8月18日、19日
大阪万博会場でのライブで、ここでは70年代のサウンドを聴くことができます。

「TOSHIKO AKIYOSHI - LEW TABACKIN BIG BAND」 RCA JPL1-1350
   
1. LONG YELLOW ROAD
2. THE FIRST NIGHT
3. OPUS No. ZERO
4. QUADRILLE, ANYONE?
5. CHILDREN IN THE TEMPLE GROUND
6. SINCE PERRY/YET ANOTHER TEAR
録音 1974年4月~75年3月
この最初のビック・バンド・アルバムを皮切りに、自身のオリジナル曲を中心として、次々と録音されていきますが、アルバム単位でビック・バンドによるロング・イエロー・ロードの録音は、これだけです。

「秋吉敏子 渡米50周年 日本公演」
  
1. LONG YELLOW ROAD
2. KOGUN (孤軍)
3. FAREWELL ~ MINGUS
4. THE VILLAGE ~ LADY LIBERTY
5. TRINKLE TINCLE
6. SUMIE (すみ絵)
7. CHASING AFTER LOVE
秋吉敏子(p) LEW TABACKIN(ts,fl) GEORGE MRAZ(b) LEWIS NASH(ds)
録音 2006年3月6日
この公演で秋吉さんはジャズマスターズ賞を、レコーディング・エンジニアの今野貴明さんは、東久邇宮記念賞、第一回東久邇宮文化褒賞を受賞しました。
作品もスイングジャーナル誌の「ゴールドディスク」、「日本ジャズ特別賞」、第19回ミュージックペンクラブ賞/ポピュラー部門・日本人アーティスト「最優秀作品賞」、第1回「ジャズオーディオ大賞」第9位、第1回「プレイボーイジャズ大賞」第2位など、数々の受賞をしています。

秋吉(穐吉)さんは、生まれ故郷の中国で自ら作曲した曲を聴いて貰いたいと、数年ぶりに臨時のビック・バンドを再編成し、2010年10月17日に上海でコンサートを開催しています。
その時の模様が、かってNHK BSで放映されました。
「黄色い長い道」は、この中でもオープニング曲として演奏されており、自ら「50年前、長い道を考えて書いた曲」であると語っています。(下記の4枚目は、同日の母・娘の共演です)
    

また、演奏された同曲は「1960年アメリカに渡って4年後に作曲した曲で、公演では決まってオープニングに演奏する代表曲。 黄色人類であること、女性であることの二重の偏見にさらされる中で、ジャズと格闘する秋吉さん自身の心情が込められている」と説明が加えられています。
この曲のテーマの出だしは、日本の童謡「七つの子」の「カラスなぜなくの」を思わせるメロディーとなっていて、これを彼女に最初に問いたのは、今は亡きジャズ評論家の岩浪洋三さんでした。

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タイコの話

2014-01-05 | クラシック
ここに1枚の古いレコードがあります。
それは1966年3月に録音されたベートーベンの交響曲第5番(運命)と、シューベルトの交響曲第8番(未完成)のカップリング盤です。
この2曲は、私が高校時代にブラスバンドで演奏するため、繰り返し聴いた想い出のアルバムでもあります。(ジャケットも良いです)
指揮は岩城宏之で、当時のコンサート・マスターは海野義雄です。
この海野さん(ジャケットの左端に横顔が写っています)、今となっては考えられない話ですが、1962年、N響による小澤征爾ボイコット事件に際し「あいつは耳がわるい」と小澤を批判し、小澤排斥の急先鋒に立ったことでも有名です。
 
 

そして今回の話は演奏曲でもN響でもなく、名指揮者でもある岩城さんに関連することです。

岩城宏之(1932年9月6日 - 2006年6月13日)
以下はフリー百科事典の一部から
1951年、現役で東京芸術大学音楽学部器楽科打楽器部に進んだが、1年生の終わり頃から学内規則を破って近衛秀麿のオーケストラでティンパニを演奏し始め、授業に出ることなく、1年分の単位も取得しないまま6年間在学ののち中退。
学校には1年後輩の友人山本直純と、後輩たちに声を掛け合って集めた学生オーケストラを指揮するために顔を出す一方で、山本とともに、東京芸大指揮科教員渡邉暁雄の音羽の自宅や、目白の齋藤秀雄指揮教室にたびたび通って、指揮のレッスンを受けた。
当時の東京芸大音楽学部には、専攻によって根強い差別が存在し、作曲科と指揮科が階級の最上位に属し、次いでピアノ科、その下が弦楽器科、残りは全て「被差別民族」であり、その中で最下位に属するのが管・打楽器部で、特に「タイコは管・打というように、順番からして管の次なのだから、タイコ屋は、下層中の下層、少数中の少数で年中差別を感じているような状態だった」「ピアノ科の女の子とつきあおうとして、『お父さまにタイコの人なんかと友達になっちゃいけないっていわれたのヨ』なんて追っ払われたことが何度もある」と岩城は語っている。


ということで、岩城さんの音楽の始まりは タイコ 叩きだったのです。
この芸大打楽器科関連では、他にもジャズ・ドラマーの名手が2人います。

白木秀雄(本名:柏倉秀康 1933年1月1日 - 1972年8月)
岩城宏之と白木の2人が同時入学しています。(大学は共に中退)
このお方も、在学中にジャズ・ドラマーとしてブルー・コーツに参加、1957年に制作された石原裕次郎主演の日活映画「嵐を呼ぶ男」に於いて、石原が演じるドラムのアテレコを担当しています。
   

森山威男(1945年- )
大学在学中から演奏活動をはじめ、山下洋輔トリオで世界的に名を知られるようになりました。
現在は自己のグループでの演奏活動の他、名古屋芸術大学音楽学部特別客員教授も務めています。
    

かく言う私も、ブラスバンド部での最初の楽器は「タイコ」でした。
遅れて入部したため、タイコだけしか余っていなかったのです。(笑)

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グリーン・リーブス・オブ・サマー

2014-01-04 | JAZZ
昨年暮れに入手した数枚の中の1枚を紹介します。
そのレコードのタイトルは「グリーン・リーブス・オブ・サマー」です。
これは、ハンプトン・ホースが最初のピークを迎えた後、ドラッグ療養を経て再びジャズ界に復帰した時のものです。
以前からステレオ盤は持っていましたが、今回、同じ内容のモノラル盤を購入しました。

そのステレオ盤と、モノラル盤のジャケット、及びレーベルです。
「THE GREEN LEAVES OF SUMMER」 CONTEMPORARY  STEREOPHONIC S7614
   

「THE GREEN LEAVES OF SUMMER」 CONTEMPORARY  MONOPHONIC M3614
   
1. VIERD BLUES
2. THE GREEN LEAVES OF SUMMER
3. ILL WIND
4. ST. THOMAS
5. SECRET LOVE
6. BLUE SKIES
7. THE MORE I SEE YOU
8. G.K.BLUES
HAMPTON HAWES(p) MONK MONTGOMERY(b) STEVE ELLINGTON(ds) 
録音1964年2月17日

こうして2枚を並べてみると、ジャケット表面はレーベル名、及びステレオ、モノの表示位置が異なるだけです。
レーベルは他のコンポラ盤同様、黒レーベルがステレオ、黄レーベルがモノラルとなっています。

肝心の内容ですが、1曲目のヴィード・ブルースは比較的テンポの速い曲で、ブルースが得意なホースらしさが如実に出ている演奏となっています。
タイトル曲となっている2曲目の「グリーン・リーブス・オブ・サマー」は、映画「アラモ」の主題歌で、無伴奏ソロでのテーマが印象的です。(ホースは映画を観て
気に入って取り上げたのだそうです)
このレコードの英文解説は、オーナーのレスター・ケーニッヒ自らが担当していて、録音日の6日後に書かれていることからしても、当時如何にこのアルバムに期待を寄せていたかが分かります。
その解説において、タイトル曲はホースのレパートリーの中で、リクエストの多い曲の一つであると言っています。
全体を通して聴いた感想は、以前の演奏と比較し、装飾音が多くなったような気もしますが、いずれの曲もハンプトン・ホースの世界が味わえる内容であることは間違いありません。

またステレオとモノラルの「音」の聴き比べでは、ステレオの方が「音」に輝きがあり、バランスもほど良く纏まっているため、ここではステレオに軍配を挙げたいと思います。
録音年は1964年(東京オリンピックの年です!)であることから、モノラル盤はステレオ盤をミックス・ダウンしているかも知れません。(モノラル盤はチョッと期待外れでした)
なお、ベースのモンク・モンゴメリーは、著名なギタリストのウエス・モンゴメリーのお兄さんです。

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キャロル・スローンの2枚

2014-01-03 | JAZZ
今年のジャズ・コーナーは、女性ヴォーカリストからスタートです。
その歌手は、1937年3月5日生まれのフランス系アメリカ人、
そしてその名は、日本でもファンの多いキャロル・スローン(Carol Sloane)です。

そう言えば、彼女はジョニー・ハートマン、及びダイレクト・カッティングのコーナーで、既に2度に渡って登場しています。
今回はプライベート録音の2枚ですが、最初のキャロル&ベンは、数年間探して、昨年やっと手に入れることができました。
「CAROL & BEN」 HONEYDEW RECORDS HD 6608
   
1. JUST A-SITTIN’ ND A-ROCKIN
2. DANNY BOY
3. I GOT IT BAD AND THAT AIN’T GOOD
4. MOOD INDIGO
5. HONEYSUCKLE ROSE
6. WHEN YOUR LOVER HAS GONE
7. WAMER BROS. MUSIC
CAROL SLOANE(vo) BEN WEBSTER(ts) MICHAEL RENZI(p) 
BOB PETTERUTTI(b) JOE VELETRI(ds)  1964年録音

「SUBWAY TOKENS」MOONBEAM CS 111775 
   
 1. IF THEY ASKED ME COULD WRITE A BOOK
 2. I GUESS I’M JUST A LUCKY SO AND SO
 3. WHAT A LITTLE MOONLIGHT CAN DO
 4. A COTTAGE FOR SALE
 5. TWISTED
 6. I CRYED FOR YOU
 7. WHEN MY SUGAR WALKS DOWN THE STREET
 8. I DIDN’T KNOW ABOUT YOU
 9. THOU SWELL
10. I’VE GOT YOU UNDER MY SKIN
バック・メンバー詳細不明  録音 1973年~75年

ロード・アイランド州生まれのキャロル・スローンは、14歳にしてエド・ドリュー楽団に歌手として迎えられましたが、60年代は不遇を囲い、秘書やパートタイムの合間を縫って細々と歌手活動を続けていたようです。
その後、人に勧められて再びローカルのクラブで唄っているうちに、あるバンドの専属歌手となり、米国内のジャズ・フェスティバルにも出演するようになります。
彼女は通好みの歌手であるにも関わらず、本国ではジャズ歌手として中々レコーディングの機会に恵まれず、70年代半ば以降になり、日本人での手によって盛んに録音がされるようになりました。

今回取り上げた2枚は、20代後半以降に、ジャズ・クラブで録音された貴重な2枚です。
1枚目は、大物サックス奏者であるベン・ウエブスターとの共演盤で、未だ若々しいキャロルの声や、ベンのサックス・ソロを聴くことが出来るのですが、「音」は良くないし、多くの曲での終盤は、無造作にフェイド・アウトしているため、マニア以外、お勧めできません。
(やっと手に入れたのに、です)
一方で、サブウエイ・トークンズの方は、ノース・カロライナのクラブでの録音で、ビリー・ホリディやフランク・シナトラの愛唱曲も唄っています。
また「音」も良く、多くの評論家も太鼓判を押しています。
国内盤のLP、CDも発売されていて、こちらは推薦盤です。

彼女のアルバムはジャズ批評No.142号(2008.3月)において、後藤誠さんが「キャロル・スローンを聴かないなんて!」という特集記事を掲載しています。
 

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今年の初詣

2014-01-02 | 日記
毎年恒例の初詣に行ってきました。

何時もの撮影スポットをお山の方に向かって突き当りを右折し、暫らく行くと、「北口本宮 富士浅間神社」があります。 (富士山手前の森の辺りです)
   

今年も相変わらずの人、人、人で、近くに駐車するのもままならず、指定された駐車場は、車で5分程行った先の小学校のグランドで、周りには未だ残雪もあり、駐車場となった校庭は泥んこ!
いくらなんでも「勘弁してよ」と思いながら…
おかげで暮れにセッセと手入れした車は、跳ねが上がり、タイヤもシートも泥だらけ(悲しい)
昨年富士山が世界文化遺産登録となったおかげで、県外車の多いこと…、
そう言う私も県外車でしたっけ。
   

今年1年の健康と、***を祈願し、
元旦のセレモニーを終えて、帰宅しました。

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平成26年 元旦

2014-01-01 | 日記
平成26年 元旦
あけましておめでとうございます


1月1日の初日の出をお届けします


我が街の日の出の始まりは午前6時53分で、4分後には完全に姿を現しました。


日の出時の気温 マイナス1℃

今年も同じ時間に、同じ場所から太陽が昇りました。
今年は午年、飛躍と穏やかな年であることを願っています。


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