京都府立植物園の観覧温室を (暑かったので?)さ~っと駆け抜けてきました。
以下、あいうえお順で。
亜阿相界(アアソウカイ)
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ネット上の植物質問掲示板の常連回答者の方に「亜阿相界」というかたがおられ、「面白い、ちょっとふざけたハンドル名だな~」と思っていたのですが、だれかが「亜阿相界さんの名前の由来は?」って尋ねたことがあって、そういう名前の木が実際にありそれにちなんでつけた旨のことをおっしゃってました。
一度実物を見てみたいと思ってましたが、ようやくご対面できました \(^o^)/
マダガスカル原産の木で、高さ8mを超える木になるそうです。
針のような棘について、樹名板に説明がありました↓
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亜阿相界の名前ですが wiki にも由来が書いてあります。
「和名のアアソウカイ(亜阿相界)は、原産地のマダガスカルが、アジア(亜細亜)とアフリカ(阿弗利加)の境界であることに由来する。小説家でサボテン研究家の龍胆寺雄が命名した。」
キョウチクトウ科で、白い花をつけるそうですが、一度見てみたいものです。
イクソラ 'サマー・フレッシュ'
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アカネ科サンタンカ属。
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室内用の観賞用花木として知られるサンタンカの園芸品種。
ウナズキヒメフヨウ
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学名:Malvaviscus arboreus var. mexicanus
マルバビスクス
「ウナズキヒメフヨウはヒメフヨウの変種と言われています。もともとのヒメフヨウは花が上向きですが、ウナズキヒメフヨウの花は生長するに従い、だんだん下向きになります。この様子を「うなずき」と呼んでいます。」(FlowerPark Kagoshima 花図鑑「
ウナズキヒメフヨウ」より)
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「花はずっとつぼみのままで、花びらが開くことはありません。このためスリーピング・ハイビスカス(眠ったハイビスカス)とも呼ばれています。花びらの基部がめしべに巻き付き、開かない構造になっています。」(同上)
フウリンブッソウゲ (フヨウ属関連で)
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「ブッソウゲ」は ハイビスカスのことで、広義のハイビスカス全般を指すこともありますが、フウリンブッソウゲは 狭義のブッソウゲ(仏桑花、Hibiscus rosa-sinensis, rose of China, Chinese hibiscus)の近縁種という位置づけになります。
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どこがどうなって風鈴なのかよくわからないですが、wikiによれば以下のようです。
「大型の5弁花には細く深い切れ込みがあり、後ろに反っている。花柄は風鈴のように下に長く伸び、先端付近に筒状の雄蕊がついている。」(wiki 「ブッソウゲ」)
シーマニア
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かつてシーマニア属に分類されていたことから、今でもその旧属名で呼ばれます。
現在は イワタバコ科グロキシニア属 とのことです。
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独特の花を咲かせています。
「花冠の先端は小さく5裂し、やや反り返り、内側は黄色で小さな斑点があります。」
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いわく「まるで金魚が口を開けているようなかわいらしさです。」(あいあいパーク「シーマニアの育て方」)
フクシア 'ラ・フランス'
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フクシアの中でも ブッシュタイプの八重咲き大輪の La France(ラ・フランス)は 開花がすすんでいくにしたがって、花弁の色が変化していくそうです。
ヘンケリア 'ムーニー × ワルケリ'
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以下の2品種をかけ合わせて作られたものらしいということしか分かりませんでした。
Henckelia moonii (Gardner)DJMiddleton&Mich.Möller
Henckelia walkerae (Gardner)DJMiddleton&Mich.Möller