アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

アメリカセンダングサ - ひっつき虫

2022-02-14 06:00:04 | みんなの花図鑑

たいていのセンダングサは 花が咲いてないと区別がつかないのですが、このアメリカセンダングサだけは ひっつき虫になってもちょっと他のセンダングサの仲間とちがうのですぐ分かります。




アメリカ以外のセンダングサのひっつき虫は ほぼ褐色一辺倒ですが、このアメリカセンダングサのひっつき虫は時としてこんな高貴な色をしていたりします。




アメリカセンダングサはキク科の花なので、ひっつき虫一つひとつが花だったわけで、それらを纏めて包んでいるのが総苞です(普通の花の萼片に当たります)。
総苞片は果実(ひっつき虫)がついているときは こんな深い緑色をしていますが…




ひっつき虫が全部抜けた後の総苞片は脱色して 白っぽかったりします。
とにかく色が豊富です。








他のセンダングサのひっつき虫より 幅広です。ずんぐりしています。





手袋なんぞで触ろうものなら、たちどころに引っ越ししてきます。