イシミカワ
久しぶりに行った西三河を流れる矢作川河川敷で、イシミカワの実が色づいていました。
イシミカワはタデ科イヌタデ属のつる性一年草なのですが、花のことはあまり知りません。イシミカワをイシミカワたらしめているのはこの可愛い鮮やかな藍色の実のほうです。
美しい果皮に見とれてツルを手で触ろうものなら「アイタタッ」ってなりますよ。ママコノシリヌグイにも劣らぬ鋭い棘があなたを現実に戻します "(-""-)"
イシミカワの漢字は「石見川」「石実皮」「石膠」の字が当てられ、それぞれの謂われが伝えられるが、いずれが本来の語源かはっきりしていません。(wiki「イシミカワ」)
覚えにくいので、私は 表題のように「西三河のイシミカワ」と語呂合わせで覚えています。
葉の形は三角形なのですが、「さらに丸い托葉が完全に茎を囲んでおり、まるでお皿の真ん中を茎が突き抜けたようになっているのがユニークである。」(同上)
この藍色の果皮に当たる部分は、ヤイトバナの果実と同じで、厚みを増し多肉化した萼なんだそうです。
中から黒光りする痩果(乾燥した果皮に包まれた種子)が顔を見せています。
バックはセイタカアワダチソウ。
あと、イシミカワと一緒にいた矢作川河川敷の植物。
オオオナモミ
写真はこれ一枚。
オオオナモミはキク科オナモミ属の一年草。オナモミ属の中で一番大きくなるそうです。
セイタカアワダチソウと同じく他の生物の成長を妨げる成分を分泌するアレロパシー作用があるそうです。
カナムグラ
カナムグラは、ジャパニーズホップとも呼ばれるアサ科のつる草です。
(なお、ムグラの名が付く植物は ヤエムグラ、オオフタバムグラ、メリケンムグラと多いのですが、これらは皆アカネ科の植物で、カナムグラだけアサ科の植物です)
雌雄異株で、こちらは雄株の雄花。カナムグラは風媒花で、ブタクサなどとともに秋の花粉症の原因となります。
松ぼっくりのような形状をした雌花。
〔参考〕「ホップ」Google 画像検索結果(一部)
アレチウリ
北アメリカ原産の特定外来生物で、全国の河川敷等で大繁茂し、河原の固有種との競合や駆逐のおそれから、駆除が実施されています。(日本の外来種対策 特定外来生物の解説「アレチウリ」)
名前が出てこなくって 「つる性植物 河川敷」で検索したら一発で出て来ました(^^♪
(そういえば 河川敷のアレチウリのライバルであるクズ、今年はとうとう花を観ずに終わってしまいました)
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久しぶりに行った西三河を流れる矢作川河川敷で、イシミカワの実が色づいていました。
イシミカワはタデ科イヌタデ属のつる性一年草なのですが、花のことはあまり知りません。イシミカワをイシミカワたらしめているのはこの可愛い鮮やかな藍色の実のほうです。
美しい果皮に見とれてツルを手で触ろうものなら「アイタタッ」ってなりますよ。ママコノシリヌグイにも劣らぬ鋭い棘があなたを現実に戻します "(-""-)"
イシミカワの漢字は「石見川」「石実皮」「石膠」の字が当てられ、それぞれの謂われが伝えられるが、いずれが本来の語源かはっきりしていません。(wiki「イシミカワ」)
覚えにくいので、私は 表題のように「西三河のイシミカワ」と語呂合わせで覚えています。
葉の形は三角形なのですが、「さらに丸い托葉が完全に茎を囲んでおり、まるでお皿の真ん中を茎が突き抜けたようになっているのがユニークである。」(同上)
この藍色の果皮に当たる部分は、ヤイトバナの果実と同じで、厚みを増し多肉化した萼なんだそうです。
中から黒光りする痩果(乾燥した果皮に包まれた種子)が顔を見せています。
バックはセイタカアワダチソウ。
あと、イシミカワと一緒にいた矢作川河川敷の植物。
オオオナモミ
写真はこれ一枚。
オオオナモミはキク科オナモミ属の一年草。オナモミ属の中で一番大きくなるそうです。
セイタカアワダチソウと同じく他の生物の成長を妨げる成分を分泌するアレロパシー作用があるそうです。
カナムグラ
カナムグラは、ジャパニーズホップとも呼ばれるアサ科のつる草です。
(なお、ムグラの名が付く植物は ヤエムグラ、オオフタバムグラ、メリケンムグラと多いのですが、これらは皆アカネ科の植物で、カナムグラだけアサ科の植物です)
雌雄異株で、こちらは雄株の雄花。カナムグラは風媒花で、ブタクサなどとともに秋の花粉症の原因となります。
松ぼっくりのような形状をした雌花。
〔参考〕「ホップ」Google 画像検索結果(一部)
アレチウリ
北アメリカ原産の特定外来生物で、全国の河川敷等で大繁茂し、河原の固有種との競合や駆逐のおそれから、駆除が実施されています。(日本の外来種対策 特定外来生物の解説「アレチウリ」)
名前が出てこなくって 「つる性植物 河川敷」で検索したら一発で出て来ました(^^♪
(そういえば 河川敷のアレチウリのライバルであるクズ、今年はとうとう花を観ずに終わってしまいました)
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アブリルさん、こんばんは~
イシミカワ、綺麗ですね!
地元でもどんどん色づいてきました。
オオオナモミにアレロパシー作用があるとは知りませんでした。
サクラタデが群生する池の畔に去年は2本、今年はびっしりと生えていました。
別の場所でも一面オオオナモミ・・・
これはかなりヤバい状態ですね。
アレチウリの毛はまるでガラス繊維のように見えますね。
(ごめんなさい、昨日は福祉委員会の「家康めぐり」で地元岡崎中をバス見学していましたので疲れて寝てしまいましたm(_ _)m )
> イシミカワ
矢作川河川敷は護岸工事や河川敷の雑木林伐採で環境が変わってしまい、イシミカワに出会えたのは何年振りか?でした。
写真では分かりませんが、やれ嬉しやうれしや♪といって撮りました\(^o^)/
アレロパシーはソバから始まり、セイタカアワダチソウ、オオオナモミと知りましたが、いつも思うのは作用と逆作用の度合いです。要するに、いつかは自滅しちゃう作用ではないかと??
矢作川河川敷、もうすぐオギ野原に替わりま(^_-)-☆