アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

エリムス グラウカス - イネ科エゾムギ属

2022-10-28 06:00:10 | みんなの花図鑑
地味なイネ科を少しだけ報告させてください。


最初は 安城デンパークの秘密の花園とグラスウォークで見た名前がカタカナの植物。
イネ科ということは分かりますけど・・・




全体はこんな風で、あぜ道の雑草といった感じ。




別の日撮った画像に、グラスウォークにあった名板を重ねてみました。
名板には「エリムス グラウカス イネ科」とあります。




ところが(以前にも書きましたが)カタカナの「エリムス グラウカス」でググっても何も出て来ません。



それで、学名のまま「Elymus glaucus」で検索すると、以下のような画像が出て来ます。

属名の Elymus は 日本語では「エゾムギ属」となっています。
たしかに、上の画像を見ると Elymus glaucus は小穂(しょうすい)がもっと密で、よく見る「ムギ」状になっています。





前後しましたが、花のまとまりを小穂(しょうすい)といい、小穂の基部には苞穎(ほうえい)があります。




小穂から伸びている紫色のブラシ状の器官がめしべの柱頭です。
細い花糸にぶら下がっている褐色のシリンダー状の器官がおしべの葯です。




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