レンギョウ
場所は安城デンパーク。時は3月18日。
レンギョウは例年でいえば サクラが終わってから目が移るものだと思ってましたが、今年はスモモなどと同時です。
レンギョウといっても広い意味でのレンギョウ属と
・シナレンギョウ(後述)
・チョウセンレンギョウ
・レンギョウ
という並びでのレンギョウとあり、今見ているのは後者のほうです。樹名板には
「レンギョウ ’ジャイアント・イエロー’」
とあります。園芸品種のようです。
副題に2つの疑問符がありますが、
第1の疑問【レンギョウの原産地はどこ?】 について
シナレンギョウは「支那」があるから原産地は中国、
チョウセンレンギョウも「朝鮮」とあるから原産地は名前から推定できます。
いっぽう、たんなる「レンギョウ」は日本で生まれたから頭に「ニホン」が付かないのでしょうか?
いいえ、ヤマトレンギョウとショウドシマレンギョウという在来種がちゃんとあります。
ヤマトレンギョウを略してレンギョウと言っているのではないのです。
調べてみると、
「レンギョウは中国原産で、江戸時代に渡来し、当時は主に観賞用として栽培されていました。」(日本薬学会「生薬の花 レンギョウ」)
なんてことがわかりました!
一応【ChatGPTにも聞いてみました】
日本語でチャットしてるんですが、私が「原産地」と聞いたのに対し、ChatGPTは「起源」について答えています。
チャットの内容については出典が無いので正確かどうか分かりません。日本語の記事には無い「東南アジアが起源説」を持ち出しているのでおしゃべりを楽しむだけなら話題性があると思います。
シナレンギョウ
こちらは園芸品種ではないようで「中国原産」と書かれています。
副題の2つ目の疑問【雌雄異株??】 ですが、
どういうことかといいますと、
レンギョウとシナレンギョウは雌雄異株で、雄しべは2個で花柱より短い。
チョウセンレンギョウは雌雄異株で、雄しべは2個で花柱より長い。
という説が巷に流布していますが、どうもこれは不正確らしいのです。
(樹の散歩道「レンギョウ5兄弟(レンギョウの仲間たち)一体何処が違うのか?」を参考)
それによると、
レンギョウもシナレンギョウも
「原産国の中国植物誌では雌雄異株としていない」(同上)らしいのです。
もっと言うと、「レンギョウ属の花は(雌雄異株ではなく)明確に「両性」であるとしているのである。 何としたことか!!」(´v_v`)
このことは、中国植物誌だけでなく、日本植物生理学会の「みんなのひろば (2014.4.17)」にもちゃんと掲載されているそうで、その記述は以下の通りです:
あいにく雨後で暗かったのでマクロ画像は撮れませんでしたが、4年前撮ったシナレンギョウの画像を載っけます。
レンギョウ属のシベはよく見ると 同じモクセイ科の ウンナンオウバイなどにそっくりです。
ウンナンオウバイ 2020-2-27
「雌蕊1、雄蕊2個で、観察では花柱が雄蕊より長いもの、花糸の方が長いものが見られた。両性花か又は雌雄異花(雌花と雄花)のように見える。」(里山コスモスブログ「オウバイモドキ」)
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場所は安城デンパーク。時は3月18日。
レンギョウは例年でいえば サクラが終わってから目が移るものだと思ってましたが、今年はスモモなどと同時です。
レンギョウといっても広い意味でのレンギョウ属と
・シナレンギョウ(後述)
・チョウセンレンギョウ
・レンギョウ
という並びでのレンギョウとあり、今見ているのは後者のほうです。樹名板には
「レンギョウ ’ジャイアント・イエロー’」
とあります。園芸品種のようです。
副題に2つの疑問符がありますが、
第1の疑問【レンギョウの原産地はどこ?】 について
シナレンギョウは「支那」があるから原産地は中国、
チョウセンレンギョウも「朝鮮」とあるから原産地は名前から推定できます。
いっぽう、たんなる「レンギョウ」は日本で生まれたから頭に「ニホン」が付かないのでしょうか?
いいえ、ヤマトレンギョウとショウドシマレンギョウという在来種がちゃんとあります。
ヤマトレンギョウを略してレンギョウと言っているのではないのです。
調べてみると、
「レンギョウは中国原産で、江戸時代に渡来し、当時は主に観賞用として栽培されていました。」(日本薬学会「生薬の花 レンギョウ」)
なんてことがわかりました!
一応【ChatGPTにも聞いてみました】
日本語でチャットしてるんですが、私が「原産地」と聞いたのに対し、ChatGPTは「起源」について答えています。
チャットの内容については出典が無いので正確かどうか分かりません。日本語の記事には無い「東南アジアが起源説」を持ち出しているのでおしゃべりを楽しむだけなら話題性があると思います。
シナレンギョウ
こちらは園芸品種ではないようで「中国原産」と書かれています。
副題の2つ目の疑問【雌雄異株??】 ですが、
どういうことかといいますと、
レンギョウとシナレンギョウは雌雄異株で、雄しべは2個で花柱より短い。
チョウセンレンギョウは雌雄異株で、雄しべは2個で花柱より長い。
という説が巷に流布していますが、どうもこれは不正確らしいのです。
(樹の散歩道「レンギョウ5兄弟(レンギョウの仲間たち)一体何処が違うのか?」を参考)
それによると、
レンギョウもシナレンギョウも
「原産国の中国植物誌では雌雄異株としていない」(同上)らしいのです。
もっと言うと、「レンギョウ属の花は(雌雄異株ではなく)明確に「両性」であるとしているのである。 何としたことか!!」(´v_v`)
このことは、中国植物誌だけでなく、日本植物生理学会の「みんなのひろば (2014.4.17)」にもちゃんと掲載されているそうで、その記述は以下の通りです:
あいにく雨後で暗かったのでマクロ画像は撮れませんでしたが、4年前撮ったシナレンギョウの画像を載っけます。
レンギョウ属のシベはよく見ると 同じモクセイ科の ウンナンオウバイなどにそっくりです。
ウンナンオウバイ 2020-2-27
「雌蕊1、雄蕊2個で、観察では花柱が雄蕊より長いもの、花糸の方が長いものが見られた。両性花か又は雌雄異花(雌花と雄花)のように見える。」(里山コスモスブログ「オウバイモドキ」)
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