チャイニーズハットは シソ科(クマツヅラ科)の常緑低木です。
チャイニーズハットというのは英名ですが、萼の形が中国の帽子のように見えることからこの名前が付いたと言われています。
本名は ホルムショルディア(Holmskioldia)で、こちらの品種は ホルムショルディア・テッテンシス〔H. tettensis )になります。
「最もよく育てられているのが、インド・ヒマラヤ原産のホルムショルディア・サンギネアで、本種をさしてチャイニーズハットと呼ぶのが一般的です。」(ヤサシイエンゲイ)
ホルムショルディア・サンギネア
サンギネアのほうが本来の「チャイニーズハット」というわけで、テッセンシスのために新たな愛称が考えられました。
それが 「タヒチアンハット」です。
実をいうと熱帯アフリカ原産のタヒチアンハットは、ホルムショルディア属でなく、カロミア属の落葉低木という位置づけになります。
花は青紫色の花弁ですが、大きく開いた萼のほうが花弁のように見えます。
つぼみを保護するのが萼の役目なのに、つぼみのときから 萼は大きく開いています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます