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岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

クイズ - 第3のマメ科センナ属

2021-10-04 20:00:27 | みんなの花図鑑
今朝、マメ科センナ属(旧カッシア属)の2つの植物をやりました。
クイズの前に、今朝の植物のおさらいをしておきましょう。



ひとつ目は
カシア・コリンボーサ(小葉のセンナ)です。
つぎの アンデスの乙女(ハナセンナ)と同じく、おしべは3種類、合計 10個あります。
3種類のうち、一番長くて大きいおしべは カールして2本あります。
ハギやエニシダの葉に似た丸っぽい葉をしています。




ふたつ目は アンデスの乙女(ハナセンナ)です。
こちらのおしべも 3種類、合計 10個あります。
3種類のうち、一番長くて大きいおしべは カールして3本あります。(←ここがちがいます)
葉は 舟型で先は尖っています。



ということで、ここからクイズです。

この花は 何でしょう。


ヒント: 花は 上の2つと同じく 3種類の雄しべが合計10個、雌しべ1個あります。
(下の長いおしべは3個あるはずなのですが、この画像でははっきり識別できません)




ヒント: 葉は アンデスの乙女(ハナセンナ)よりもさらに丸く倒卵形です。




ヒント: 一年草です。




子房は枯れずに、どんどん成長して、ながーい豆になります。




萼と豆果だけが残ります。



答えは…


エビスグサ でした !(^^)!
エビスグサの種子は 「決明子」といって薬用に供し、「はぶ茶」の原料になります。
学名は かつては Cassia obtusifolia でしたが、
今は Senna obtusifolia とセンナ属になっています。

センナ属は マメ科の ジャケツイバラ亜科に属します。
参考までに ジャケツイバラはこんな植物です。



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