愛知県緑化センターの造園実習舎入り口と周辺の雑木林のアオモジが早くも小さな緑色の粒々のつぼみをつけています。
アオモジはクスノキ科ハマビワ属の落葉小高木。
幹の黒いクロモジ(黒文字)と比べて若い幹が緑色をしているところから アオモジ(青文字)と呼ばれるそうです。
樹木見本園のアオモジ。
アオモジは雌雄異株ですが、つぼみのときは雌雄は区別つけがたいですね。
実習園の境を流れる川の対岸の雑木林に アオモジが何本かあります。
アオモジの分布北限は山口県内だそうですので、ここ愛知県の雑木林のアオモジは実習園の果実を鳥が運んだものと思われます。
アオモジの別名に「卒業花」というのがありますが、開花時期が卒業式のころだからです。
しかし、1月はじめから このように枝一面に鈴なりに小さな緑色の粒々のつぼみをつけるので、枝ものとして花屋さんによく出回っています。
アオモジはとても長持ちして、つぼみから開花まで長く楽しめて春の訪れも感じさせてくれます。
寒くても元気なセグロセキレイ君。
ねぇ、君、アオモジの実食べた?
アオモジ - 愛知県緑化センター 20-1-23
19-3-28 実習園近くの雑木林
アオモジの蕾、もう付いているのですね!
私が初めて見たのは京都南部の木津川市(当尾)でしたが、鈴なりになった粒々は全くの「初めまして」。
まるで巫女さんの持つ鈴なりにのような形に魅せられ、名前を調べ倒して、やっとアオモジと分かりました。
関西に自生する木ではないのに、どこから来たのでしょうね。
その後、京都府立植物園で花を見ましたが、なかなか魅力的ですね!
私も、記事に添付した最後の写真2018-3-28
愛知県緑化センター近くの雑木林で(モチツツジ?だったかを)撮っているとき、見つけたのが初めてでした。
私は「聞くは一時の恥」とばかり、すぐ掲示板に質問して、そこで教えてもらいました。名前が分かったあと、また聞いてみました
Q「ところで、アオモジの分布は
> 本州の岡山、山口、九州、沖縄、さらに台湾・・・
とありますが、愛知県の雑木林にも自生しているんでしょうか?」
A「私の関西圏でも本来の自生はなさそうです。でも、奈良県生駒市では昔に近隣の花卉業者が四国から持ち込み、その後に野生化して現在では多数のアオモジが生駒の山で見られることが知られています。
本来は岡山県以西、四国九州伊南等が自生地のようです。」
(学区の小学校でとうとうコロナ感染者が出てしまいました。
いままでそのことでLINEでやりとりしてました。
情報が錯綜しています。o(オミクロン)株は感染のピークの一か月ぐらいあと重症患者のピークが来る、とか、マスクなんて感染を増幅させる、とか(´v_v`))