ウンナンオウバイ
ずっと前になりますが、はじめてこの花を見たとき、名前が分からなくって(当時は Google Lens なんて便利なツール無かったから)ネット上の掲示板に撮った写真を添えて名前を教えてもらいました。
そのとき教えてもらった名前が「ウンナンオウバイ」でした。
「常緑低木
中国西南部原産で、明治初期に渡来した。」(松江の花図鑑「ウンナンオウバイ」)
「直径4cm前後の黄色い花を咲かせる。萼裂片は5~8個。花冠裂片(花弁)は6~8個、栽培種では二重。」(同上)
ウンナンオウバイ
善住禅寺(豊川市)にて。
学名: Jasminum mesnyi
ジャスミンの仲間です。
ですから、これが「オウバイモドキ」と呼ばれることがあると知ったときはショックでした。
オウバイというのは同じくジャスミンの仲間ですが、落葉性です。花が咲いているとき葉がありません。葉があるものが葉の無いものの「擬き(もどき)」というのは解せません。
さらに驚いたのは Wikipedia には「ウンナンオウバイ」の項目は無く、「オウバイモドキ」の項目しかないことです。
「オウバイは一重咲きだが、オウバイモドキは花びらが6~10枚に分裂するため、二重あるいは八重咲きに見えるのが特徴。」(庭木図鑑 植木ペディア「オウバイモドキ」)
こんなに違うのに、渡来したのがオウバイよりちょっと遅かっただけで「オウバイモドキ」と呼ぶようになった? としたら、 安易すぎます (´v_v`)
シナレンギョウ
愛知県緑化センターの樹木見本園にありました。
そうです、上のウンナンオウバイのすぐ近くです。
モクセイ科レンギョウ属の主な種に、シナレンギョウ、チョウセンレンギョウ、レンギョウがありますが、チョウセンレンギョウは朝鮮半島原産ですが、他の2種はともに中国原産です。
本館前のレンギョウですが、こちらは樹名板がなく、シナレンギョウなのかレンギョウなのか、分かりません。
花が咲いているときは 中国原産種か 朝鮮原産種かの区別は シベを観ると良いそうです。
おしべが突出していれば、チョウセンレンギョウで、
めしべが突出していれば、中国原産グループ(シナレンギョウとレンギョウ)だそうです。
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ずっと前になりますが、はじめてこの花を見たとき、名前が分からなくって(当時は Google Lens なんて便利なツール無かったから)ネット上の掲示板に撮った写真を添えて名前を教えてもらいました。
そのとき教えてもらった名前が「ウンナンオウバイ」でした。
「常緑低木
中国西南部原産で、明治初期に渡来した。」(松江の花図鑑「ウンナンオウバイ」)
「直径4cm前後の黄色い花を咲かせる。萼裂片は5~8個。花冠裂片(花弁)は6~8個、栽培種では二重。」(同上)
ウンナンオウバイ
善住禅寺(豊川市)にて。
学名: Jasminum mesnyi
ジャスミンの仲間です。
ですから、これが「オウバイモドキ」と呼ばれることがあると知ったときはショックでした。
オウバイというのは同じくジャスミンの仲間ですが、落葉性です。花が咲いているとき葉がありません。葉があるものが葉の無いものの「擬き(もどき)」というのは解せません。
さらに驚いたのは Wikipedia には「ウンナンオウバイ」の項目は無く、「オウバイモドキ」の項目しかないことです。
「オウバイは一重咲きだが、オウバイモドキは花びらが6~10枚に分裂するため、二重あるいは八重咲きに見えるのが特徴。」(庭木図鑑 植木ペディア「オウバイモドキ」)
こんなに違うのに、渡来したのがオウバイよりちょっと遅かっただけで「オウバイモドキ」と呼ぶようになった? としたら、 安易すぎます (´v_v`)
シナレンギョウ
愛知県緑化センターの樹木見本園にありました。
そうです、上のウンナンオウバイのすぐ近くです。
モクセイ科レンギョウ属の主な種に、シナレンギョウ、チョウセンレンギョウ、レンギョウがありますが、チョウセンレンギョウは朝鮮半島原産ですが、他の2種はともに中国原産です。
本館前のレンギョウですが、こちらは樹名板がなく、シナレンギョウなのかレンギョウなのか、分かりません。
花が咲いているときは 中国原産種か 朝鮮原産種かの区別は シベを観ると良いそうです。
おしべが突出していれば、チョウセンレンギョウで、
めしべが突出していれば、中国原産グループ(シナレンギョウとレンギョウ)だそうです。
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ウメモドキとかツルウメモドキには平然としています。
ニワウルシだって、最初に聞いたのはシンジュだったから、一呼吸置いてから「あぁ、神樹のこと?」と置き換えてる自分がいます(>_<)
はい~、オウバイモドキなんて、決して呼びません。
似た花の対応、いまだに右往左往してます。
いや、いや、右往左往どころか、行き着くところのないループ橋を進むがごとき感があります(-_-;)