アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

クミス・クチンといえば?

2024-11-06 07:00:00 | みんなの花図鑑

「ネコノヒゲ」の名は 原産地のひとつインドネシア語のクミス・クチンから来ています。
Kumis が「髭」
Kucing が「猫」
というわけで、和名の「ネコノヒゲ」は由緒正しく原産地での呼び名に由来したものでした!(^^)!




なお、Wikipedia(日本語)には「和名はマレー語(Kumis Kuching、猫のヒゲ)に由来し・・・」
と書いてありますが、Google翻訳で 「ネコノヒゲ」をマレー語に翻訳すると misai kucing と出て来ます。
インドネシア語では Kumis Kucing です。
インドネシア語はインドネシアが多民族国家として独立するときにマレー語を母国語として取り入れた訳ですが、たぶんですがその後使われているうちに独自の変化を遂げた部分があるのではないでしょうか?
いずれにしても「猫」はインドネシア語でもマレー語でも kucing であり、Kuching ではないです "(-""-)"




あと、英語でも Cat's whiskers でやはり(猫のヒゲ)ですね。



長いヒゲの正体は おしべとめしべ。
おしべが4本で めしべが1本。




本物のネコの(口元の)ヒゲはおおよそ24本と言われてますから、ネコノヒゲはこれよりずっと少ないですね(^^)/








〔欄外〕わが家に来たジョウビタキ♀






.