アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

セイヨウニンジンボクとチャイナニンジンボク

2023-09-04 14:00:00 | みんなの花図鑑
ニンジンボクにも 西洋と 支那 とあるんですね (^_-)-☆
まず よく見るセイヨウニンジンボク
セイヨウニンジンボク

といっても、こんなに近くで鑑賞する人はあまりいないかもしれませんが。



セイヨウニンジンボクは雄しべの先の葯が独特の格好をしています。




ここで、ようやく全体像。(8月17日の撮影です)
(よくみたらカマキリ?みたいな虫が来てましたね (´∀`) )




ちょっと近づいて(撮影日、同上)




花を拡大してみると、雄しべの葯はこんな形状をしていることが分かります。



馬蹄形とでもいうのでしょうか?




そしてこれがセイヨウニンジンボクの実と抜け殻。
セイヨウニンジンボクは別名チェストベリーともいわれているハーブなんですって。
「女性ホルモンのバランスを整える」効能があるそうです。




セイヨウニンジンボク(白花)

花の色に合わせて 葯の色もいくぶん白っぽい?ようです。
(真ん中は 雌しべの柱頭)









そして果実になった白花セイヨウニンジンボク。





チャイナニンジンボク

これは於大公園(東浦町)のチャイナニンジンボクです。
よく撮影する酔芙蓉の横にあったのですが、いままで全然気が付きませんでした。




こんな感じで 実がなっていたので、おや!何だろう?と近づいてみたわけです。



ネットでチャイナニンジンボクを画像検索すると、樹高は西洋より小ぶりですが、花も少し間隔をあけて咲く性質は同じですが多少疎らという咲き方です。
葉に深い切れ込みがあるのが特徴です。



効能については分かりませんでしたが、実の恰好はセイヨウニンジンボクと同じですね。






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