アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

木の花 (1) キブシ

2021-03-10 18:14:21 | みんなの花図鑑

2月27日に新装開店した 西尾市憩の農園。植木も 鉢の花も、どこを見ても、早春の花でいっぱいです(^^)/




キブシ(木五倍子)は キブシ科キブシ属。
「和名はタンニンを多く含むこの果実が、染料の原料である五倍子(ふし)の代用として、黒色の染料に使われたことによります。」(癒し憩い画像データベース「キブシ(木五倍子)の四季」)



雌雄異株で、この木は雄株。ということになってますが、実際は「雌雄異株説又は不完全雌雄異株説ある」(里山コスモスブログ「キブシ開花 雄花(雄花・両性花状雄花)と雌花」)




この株も 花を見ると 真ん中にしっかり柱頭がきらきら光ってますが、同じ高さに 花粉を付けた雄しべが8本あり、これは 両性かとしか言いようがない花です。




前述の里山コスモスブログさまの記事によると、花には3種類あり、
「柱頭が葯より下方にある雄花(雄株)、
柱頭と葯が同じ高さにある花<私流に両性花状雄花と呼ぶことにする>、
雄蕊が退化し柱頭だけが覗く雌花(雌株)
を観察した」
とあります。




コメントを投稿