アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

イタドリ - 矢作川河川敷遊歩道

2020-10-14 10:13:19 | みんなの花図鑑

矢作川は長野県から 岡崎平野を貫流して三河湾にそそぐ一級河川です。矢作橋(蜂須賀小六が日吉丸と出会った)付近は 河川敷に遊歩道が整備されています。季節になるとキジの鳴き声がします。上流ではタヌキが出るそうです (^^ゞ
そこを自転車で走っていると、紅色のイタドリが視界を横切った気がしたので引き返してみると、こんなイタドリの果実なのでした。




ほとんどの果実は このような白っぽい果実なのですが・・・




同じ株の 一部分が紅色をしているようなのです。




イタドリは雌雄異株で、果実がついているのでこの株は 雌株です。この時期、雌株ばかり目立ちます。




雌花は ふっくらした子房の先に柱頭が珊瑚のように枝を伸ばしています。(柱頭は3個、先端が細裂する。)
2倍くらいに拡大してようやく姿が分かる大きさです。(花は直径約3mm。)




雌花といっても おしべがあるようです。(微小な雄しべがある。)




雌花は 受粉するとこのように赤みを帯びるようです。(花後に翼のある萼が果実を包む。)




Windows10 から 自動で添付されるようになった PhotoScape X Pro(デモ版)をつかって合成したイタドリの果実です。
ずっとPhotoScape ばかり使ってきて、顔のシミ取りなどPhotoScapeのコピースタンプでやってましたが・・・

PhotoScape X の 「スポット修正ブラシ」のほうがはるかに使いやすいですね
イタドリに付いたクモの糸などもこれで消しています(^^♪




果実に近接してみました。紅色でないほうも、きれいな肌艶を出しています(←自画自賛 m(_ _)m)




(3個の萼が翼状に大きくなり、果実を包んでいる。)




この画像を見ると、果実になり始めは赤みを帯びていて、どうやら 成長するにつれて 白っぽくなるようです。


コメントを投稿