鄧麗君紀念公園テレサテンのお墓参り
台湾 金山 金寶山
今回の台湾行きの大きな目的、それはお墓参り。
今年はテレサが亡くなって10年目になります。
5月の命日にはここ金山にある金寶山墓所で賑やかに営まれました。
私も行きたかったのですがどうしても時間がとれず参加できませんでした。
しかし今年中にはなんとかお墓参りに行こうと考えていました。
いつもお花を持っていこうと台北駅付近で花屋を探すのですが毎回、
見つかりませんでした。
朝から雨が降っていたので午前中、用事を済ませて午後からホテルのおばさんに
教えてもらった大学病院の地下売店の花屋の向かうつもりでした。
MRT(地下鉄)で「南門市場」に行き買い物を済ませ、改札に向かう途中、
ふと目に入ったのが花屋さん、お店には日本語のわかるお婆さんがいて
テレサの好きだった黄色い百合を中心に大きな花束を作ってもらいました。
一旦、ホテルに帰ってからタクシーで行くつもりでしたがMRTから乗り換えるのも
大変なのでこのまま電車で終点の(淡水站)まで一気に向かいました。
淡水站からタクシーに乗ろうと運転手達が何人かいる場所で交渉すると
1000元で行くとの事、これは相場なので安心して乗り込むとメーターを
倒さない、これは何かありそうだと最後まで警戒した。
途中、道を間違えながらも何とか入口にたどり着いた。
あの黄色いタクシーで来ました。
入口付近のモニュメント、ここを右に入るともう少し。
入口表示 、ここから広場風のエリアが続きます。
お墓入口
テレサ像、これが似ていないんですよ~
やっと持ってきた花束、喜んでもらえるか?(左の花束)
お墓には毎日のように日本人が訪れるそうです。
そしてお花が山のように積み上げられるそうです。
お墓には常にテレサの歌声が流れています。
いつもは愛人などの寂しい曲で思わずしんみりとしてしまうのですが
今回の曲はアップテンポの英語の曲、思わず気持ちが明るく弾むような、
つい、テレサに励まされているような気持ちになってしまいました。
お墓からは海岸線が広がりこの先は東シナ海、その先には日本があります。
雨が降っていましたが帰る頃にはこのように明るくなって来ました。
今回乗ったのがこの車、何故、こんな写真を撮ったのか?
最初から嫌な気配を感じ何かありそうだと証拠のために撮っておきました。
このまま乗って淡水站に着くと、タクシー乗り場にいる仲間を呼び寄せました。
すかさず、何人かが近寄ってきて日本語の話せる仲間が私に向かい
(この運転手はいろいろ寄ってきたのだから2000元渡しなさい。)と言って来た。
(淡水站から金寶山に行っただけですよ。最初に1000元で約束したのに
何を言ってるの!!)しかし
(メーターを使わないタクシーはこれが常識だ。)
こちらがひるまないものだからだんだん値下げしてきたが一切応じません。
肝心の運転手は一切何も言わない。
日本語は通じないと思ったが私はこの運転手に向かい
(約束を守れ、その金しか払わないぞ!!文句あるか!!)
外にいた運転手達もこれで何も言えなくなり引き下がっていった。
今まで散々話に聞いた悪徳運転手にやっと遭遇できた。
どの国の観光地にもいますが少々のお金で揉めたくない日本人の
多くがつい払ってしまうようです。
それが次に来る日本人を同じ目に合わせるきっかけになってしまいます。
言葉などわからずとも怒っている気持ちは相手にぶつけなければなりません。
言うのが怖ければ運転席に写真と共に名前が書いてあります。
メモを取るマネだけでも相手には威嚇になります。
本当は相手も怖いのです、なにせ皆、個人事業主で警察に摘発されたら
生活が出来なくなるのですから。
追悼10周年メモリアル 上野松坂屋
*観光地には台湾といえどもこのような悪徳タクシーがいます。
時間がかかっても手堅くいくにはバスが安全です。
【台北からバス】
台北駅前にあるバスターミナルから、「1815号線金山/法鼓山行き」バスに乗って金山まで行きます。
金山バス停からは、台湾好行バス(皇冠北海岸線)に乗り換えます。
筠園バス停で降ります、こちらから鄧麗君紀念公園まで徒歩数分。
【MRT淡水駅から行く場合】
淡水駅バスターミナルから台湾好行バス(皇冠北海岸線)に乗って最寄りバス停である「筠園」まで行きます。