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台鉄プユマ号脱線 運転士が速度超過を否定

2019年09月27日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運
 
取材に応じる脱線列車の男性運転士








(台北-高雄 26日 中央社)昨年10月に起きた台湾鉄路管理局(台鉄)特急プユマ号の脱線事故で、列車の男性運転士が26日、立法院(台北市)で初めて記者会見を開き、行政院(内閣)の調査チームや検察が当初指摘していた速度超過について、強く否定した。

事故は昨年10月21日、新馬駅(宜蘭県)付近で発生。樹林発台東行きの特急プユマ号がカーブを曲がろうとした際に脱線し、死者18人、負傷者267人を出した。この事故により、男性運転士ら台鉄職員3人が今年6月、過失致死罪で宜蘭地検に起訴された。調査チームが昨年11月に発表した暫定報告では事故原因について、ブレーキや動力に関わる空気圧縮機の異常▽自動列車防護装置(ATP)の遠隔監視システムの未作動▽カーブ進入時の未減速などが挙げられた。

運転士は会見で、事故を起こした車両に故障があることを発車前に気付いており、指令室に車両の変更を要請したものの、指令所からは代替車両がないのを理由に故障車両の鍵を渡されたと説明。だが、これを証明する乗務日報は紛失され、指令室で録画された映像も上書きされて消失したとし、台鉄への不信感をあらわにした。

声明文では、運転士には「定刻運転のプレッシャーや速度超過運転の動機、速度超過運転の行為もなかった」と主張。今回の記者会見は責任逃れのためではなく、台鉄にさらに安全な環境を整えてもらうためだと念を押した。

国家運輸安全調査委員会は24日の記者会見で、速度超過と脱線事故の関連性については、さらに検証を進める必要があるとの見方を示した。1年後の調査報告提出を目指すとしている。

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台湾新幹線、屏東延伸へ 蘇行政院長が発表 月末にルート案を審議

2019年09月11日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運

高速鉄道の屏東への延伸を発表する蘇貞昌行政院長







(台北 10日 中央社)蘇貞昌行政院長は10日、台湾高速鉄道を南部・屏東県まで延伸させると発表した。屏東延伸計画では、ルートの候補が4案検討されており、蘇氏はルートの早期決定を求めた。林佳龍交通部長(交通相)は同日、今月末にルート候補案の2次審議を行うと明らかにした。

4案は、現在の南の終点、左営駅(高雄市)と屏東市を結ぶ「左営ルート」▽高雄市燕巣で途中分岐し、屏東市までつなぐ「燕巣ルート」▽左営駅から台湾鉄路管理局(台鉄)高雄駅を経由して屏東市まで延伸する「高雄ルート」▽左営駅から高雄国際(小港)空港を経由して屏東県潮州まで延ばす「小港潮州ルート」。このうち、高雄ルートは地下化、残る3ルートは高架線路を採用する計画。

総工費は概算で、燕巣ルート561億台湾元(約1930億円)、左営ルート554億元(約1904億円)、高雄ルート1217億元(約4182億円)、小港潮州ルート1500億元(約5160億円)。

蘇氏はこの日、屏東市内で高鉄延伸を発表した。屏東県出身で、同県県長を務めた経験がある蘇氏は個人的な意見として、屏東延伸ルートが左営を通過しないのは違和感があるとし、立ち退きが必要な民家が少なく、総工費も比較的安い左営ルートのメリットを説明。一方、高雄ルートと小港潮州ルートは総工費が高く、立ち退きが必要な民家も多いとし、ルートを審議する際には将来の国際競争力や施工の難易度を考慮に入れるよう審査委員に求めた。

高鉄は同日、屏東延伸の発表について、ルート評価や予算編成、財務計画、建設方法などはいずれも不確定性が高いとし、コメントはできないとした。

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「ザ・ホテル青龍 京都清水」2020年3月開業 京都市立清水小学校をホテルに改装

2019年09月10日 | 京都 ホテル・旅館
 
(2019年9月10日)















 



プリンスホテルは都内にある品川プリンスホテルで説明会を開き(関連記事「「ザ・プリンス アカトキ ロンドン」9月16日開業。「日本のプリンスホテルから、世界のプリンスホテルへ」と小山社長」)、京都市東山区で開発を進める元京都市立清水小学校跡地活用計画ホテル事業について説明した。

 登壇したプリンスホテル 事業戦略部 ジェネラルマネジャーの広瀬康則氏は、本事業においてホテル名が「The Hotel Seiryu Kyoto Kiyomizu(ザ・ホテル青龍 京都清水)」となったことを発表し、現段階での概要を紹介した。

 事業主はNTT都市開発で、経営はUDホスピタリティマネジメント、運営はプリンスホテルが担当する。


約86年前に建てられた「旧清水小学校」を活かした再開発計画で、客室数48室、レストラン、プライベートバス、フィットネスジムなどを有するホテルとして生まれ変わる。ホテルの名称は、悠久の歴史を重ね世界でも有数な観光地である「京都清水」と、この土地で古来より東山の護り神として信じられてきた「青龍」の2つの要素をかけ合わせ、地域性と歴史的価値のある小学校の校舎の特徴を活かした、ここにしかないホテルを世界へ発信していくべく命名したという。

 客室は既存の建物を改修した34室、増築部に14室という構成で、既存校舎の意匠・歴史的価値を継承していく。かつて体育館だった建物は、天井の高さを活かした開放的な42席のレストランとし、多数の書物に囲まれたインテリアを配したデザインとなる。

●「The Hotel Seiryu Kyoto Kiyomizu(ザ・ホテル青龍 京都清水)」概要

開業日:2020年3月予定
所在地: 京都市東山区清水2丁目/4丁目 
(アクセス)
京都駅からタクシーで約10分、市営バスで約15分・清水道バス停から徒歩約5分
五条坂バス停から徒歩約10分、
京阪電車 清水五条駅から徒歩約20分
建物:地上4階
客室数:48室
ツイン 18室
キング 30室
付帯施設:ゲストラウンジ、プライベートバス、 フィットネスジム等


【詳  細】 

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2019 秋の京都特別公開・特別拝観

2019年09月09日 | 京都の寺社
2019 秋の京都特別公開・特別拝観


 
神護寺 多宝塔特別拝観




多宝塔にて五大虚空蔵菩薩の祈願法要と特別公開されます。

【期間】2019年10月12日 (土)~10月14日 (月)
【時間】9:00~16:00
【料金】500円(別途通常拝観料必要 600円)
【場所】神護寺
【URL】 【H P】
【住所】右京区梅ヶ畑高雄町5
【アクセス】JRバス「山城高雄」
【TEL】075-861-1769


北野天満宮 御土居の公開




御土居(おどい)は、豊臣秀吉が天正19年(1591)に京都の周囲に築いた土塁(堤)。現在市中に残る、その10カ所が史跡に指定されています。なかでも北野天満宮の土塁は原型に最も近く、「御土居」の紅葉が脇を流れる紙屋川の水面に映え、野趣に富んだ風景です

【期間】10月~12月予定
【時間】9:00~16:00
【料金】800円(茶・菓子付)
【場所】北野天満宮
【URL】 北野天満宮公式サイト 
【住所】上京区馬喰町
【アクセス】市バス50「北野天満宮前」
【TEL】075-461-0005



大徳寺総見院 特別公開




羽柴秀吉が、本能寺の変に倒れた織田信長の追善菩提のために建立した、大徳寺総見院。
信長亡き後の政権争いの中、秀吉がその主導権を握るための建立した、歴史的に大変重要な寺院の特別公開です。

【期間】2019年10月12日 (土)~11月30日 (土)
【時間】10:00~16:00
【料金】600円
【場所】大徳寺総見院
【住所】北区紫野大徳寺町59
【アクセス】市バス206「大徳寺前」
【お問合せ】京都春秋事務局  075-231-7015



大徳寺興臨院 特別公開



室町時代の建築様式の本堂(重要文化財)や唐門を持ち、前田利家が本堂屋根を修復し菩提寺とするなど前田家とも非常に縁の深い寺院です。
優美で安定感のある姿が静寂と落ち着きを感じさせる本堂や、作庭家、中根金作が復元した方丈庭園を持つこの寺院が特別公開されます。

【期間】2019年10月5日 (土)~12月15日 (日)
【時間】10:00~16:30(受付終了) ※12月2日~15日は16:00受付終了

【料金】600円
【場所】興臨院
【住所】北区紫野大徳寺町
【アクセス】市バス206「大徳寺前」
【お問合せ】京都春秋事務局  075-231-7015


【このほかの寺院】

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