2024年12月31日 AFPBBNEW
捕虜交換でロシアに解放されたウクライナ兵
ロシアとウクライナは30日、アラブ首長国連邦(UAE)の仲介により合わせて339人の捕虜を交換した。ロシア・ウクライナ双方の当局者が明らかにした。
ロシア国防省は「交渉により12月30日、ウクライナの支配地域から150人のロシア兵が解放され、見返りにウクライナ兵捕虜150人が引き渡された」と発表した。
一方、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、今回の合意の一環として、ウクライナ側の兵士、国境警備隊員、さらにロシア占領下のマリウポリにいた民間人2人を含む189人が解放されたと表明。「捕虜全員をロシアから解放するために活動している。それがわれわれの目標だ。誰一人見捨てない」と強調した。
同日のウクライナの発表によれば、ロシアによる侵攻開始以降、交渉によりロシアが解放した捕虜は民間人を含め計3956人となった。