DUKE Train

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台湾新幹線7月から週15本増発へ 運行本数過去最多に

2018年05月24日 | 臺灣新幹線

7月1日から北上路線と南下路線合わせて週15本を増発する台湾高速鉄道 

(台北 23日 中央社)台湾高速鉄道(高鉄、新幹線)は7月1日から北上路線と南下路線合わせて週15本を増発する。同社が23日、発表した。増発後の1週間の運行本数は計989本で、過去最多となる。平日の通勤需要や週末の帰省客、旅行客を考慮しての増発だという。

同社によれば、毎週火曜から金曜の朝に中部・台中駅発の北上路線を、月曜から木曜の午後には南部・左営駅発の北上路線を1日に1本ずつ増やし、通勤客の需要に応える。金曜から日曜にかけては、南下路線と北上路線を合わせて7本増発する。

増発列車の乗車券は6月4日から販売開始される。

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臺北 中華民国総統府

2018年05月23日 | 臺灣旅行記
中華民国総統府








住所: 台北市中正区重慶南路1段122号 
TEL:2312-0760(参観受付用)
時間:平日の月~金9:00~12:00(最終受付は11:30)
休み:土日




(紹介記事より)
旧台灣總督府・台湾総督府(たいわんそうとくふ)

日本統治時代の1919年に完成した建物(設計:長野宇平治)で、台湾総督府として利用されていた。

平日の午前9時から12時までは無料で内部見学が可能であり、日本語ガイドが案内してくれる。日本統治時代からのことをパネルで展示してある。なお、入館には身分証明書(外国人はパスポート)が必要。自由見学は不可で、全行程ガイド同伴による見学となる。総統府として、建物は常に警察官と憲兵隊員による警備下にあり、見学者は監視カメラでチェックされる。撮影不可で、ビデオ、カメラは持ち込みできない(カメラつき携帯も同様)。
ただし、月に一度(主に第二日曜)「全館開放日」が設けられており、その日は自由見学となり、写真撮影や、通常の見学コースでは立ち入り禁止の区域も見学可能となる。現在は中華人民共和国の国籍保持者も見学できる。


建物正面にはワイシャツに黒ズボン、帽子をかぶった憲兵が30メートルおきに警備しています。
朝夕(6:00・18:00)にはタワー上部にある掲揚ポールに国旗が掲揚、降納されます。
楽隊と衛兵が行進し国歌を演奏します。

国旗掲揚式の様子 


この通りは交通量の多い場所です。
そして先の交差点しか横断歩道がありません。

この場所でこの写真を撮るためには早朝来るしかありません。
(ただしこの左手には警察官の詰め所があり目を光らせているので注意が必要です。)

この道路は広く10車線くらいあるでしょうか?渡るには大変です。



観光客や見学者はこの建物、右奥が受付なので正面のこのあたりに人の姿は少なめです。




夜になるとライトアップ され雰囲気が一変します。

広大な駐車場から撮影、入り口には係員がいましたが文句も言われず撮影できました。



正面、交差点信号が赤になったので道路に出て撮影。
右側通行なので車はは後ろからやってきます。



信号が変わりました、車はかなり先ですが気をつけて早目に歩道に戻ります。









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京都 神馬堂じんばどう

2018年05月18日 | 京都グルメ
京都 神馬堂じんばどう 上賀茂神社前



住所: 京都府京都市北区上賀茂御薗口町4
TEL:075-781-1377
時 間:07:00~16:00(売り切れ次第閉店)日曜営業
休 み:火曜の午後・水曜








やきもち「葵餅(あおいもち)」








上賀茂神社でお参りを済ませこれから下鴨神社に向かうことになりバスの時間を確認すると15分ほどしかありません。

グループの女性たちの中に「神馬堂」で焼きもちを楽しみにしていたメンバーがいたのでお店の中に入るとお客さんたちが待機中の様子。

女性スタッフに焼き上がりの時間をお聞きすると30分かかるとのこと。
待てないのでメンバーに声をかけると一人がどうしても買いたいとのこと。
しょうがないのでタクシー代を渡し後から追いかけてくるように言って他のメンバーとバス停に向かいました。

バスが到着する寸前になって待っていたメンバーが追いかけてきました、その間、10分ほど。
聞くと他のお客さんには「10分ほどで焼き上がります」と伝えていたとのこと。

メンバー全員、6人が大量に買うとでも思ったか??一回食べたら二回目はね・・・
買いたかったのは待っていたメンバーのみ!!

他のメンバーはこの後の「出町ふたば」で豆餅ほか各種をいっぱい買って、いっぱい食べるのが今日の目的!!

残念ながらメンバーは神馬堂さんですでに食べたことがあって今日の目的には入ってないのです。

さあ~出町柳に向かいましょう!!


出町ふたば
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台北 市長官邸 官邸藝文沙龍(官邸藝術文化サロン)

2018年05月18日 | 臺灣旅行記
台北 市長官邸 官邸藝文沙龍(官邸藝術文化サロン)





MRT(地下鉄)の善導寺駅 、いつもは通過するだけの駅でした。
台北駅のすぐ隣の駅なので目的地に行って帰ってくる際、この名前を聞くと(乗り過ごさないように)と気をつけるだけの駅でした。

改札を出て地上に出ると目の前にこんな大きな建物でした。
台北ではビル全体がお寺!!
そんなこともよくあります。

台湾に多くある道教のお寺なのか?・・・と日本に帰ってから検索すると歴史のある浄土宗のお寺でした。


【善導寺】
住所:台北市忠孝東路1段23號
TEL:(02)2341-5758
時間:9:00~17:00
休館日:月
入場料:無料
交通:MRT「善導寺」

日本統治時代の明治28年(1895年)に浄土宗の布教所として建立されたのが始まりだそうです。

日本が台湾を統治していた50年間、数多くの宗派のお寺、神社が建立され、布教のため多くの人が海を渡っていました。道教などの信仰が根強く、文化の違う台湾での布教は難しかったようです。
どの宗派も撤退し現在でも活動しているのは善導寺のみだそうです。





市長官邸 官邸藝文沙龍 (官邸藝術文化サロン)
住所:台北市徐州路46号
TEL:(02)2392‐9510
時間:9:00~23:00
休み:旧正月

台湾大学の広い敷地に沿って歩くこと10分くらいでしょうか、やっと着きました。
全体に緑の多い施設です。

1940年に建てられ1994年まで台北市長が住居としていましたが1996年に一般に開放されたそうです。
李登輝元総裁 も台北市長時代に住まわれていたそうです。

台湾大学は日本統治時代の建物、台湾では今でも多くのこの時代の駅や官公庁、学校などを丁寧に保存しながら使っています、ありがたいですね。



いかにも日本家屋といった様式です。
玄関まであります。
靴は脱がずに入れます。





この日は朝から晴れ渡り、まぶしいくらいの太陽の光が真上から降り注いでいます。
どこから撮影しても逆光になってしまいます。

庇が長く日陰も広いのでコントラストがきつく困った結果になってしまいました。
住むには最適なんでしょうが。。。







中はカフェとして食事や軽食又、ギャラリーとミニ劇場、ギフトショップが併設されているそうです。


外観からは想像できませんが
フラッペやティラミスも人気らしいのですが台湾の定番、牛肉麺 が大人気だというので更にびっくりしました。









この屋根瓦もきちんと復元できています、全くの新築のようです。



サロンでは文化講座や講習会、個展などにも使われているようです。
この日はある会社に貸し出されていました。

日本式の会議と同じスタイルの机の配置です。
会議か表彰式に使うのでしょうか?




庭には花が咲き誇っていました。
台湾ではどこに行っても一年中、花を見ることができます。

うらやましいですね。



羊の親子像

お母さんが優しい表情をしています。









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台北 MRT市政府駅 誠品信義店

2018年05月15日 | 臺灣旅行記
 台北 MRT市政府駅
誠品信義店





誠品信義店 ツェンピンシンイーティエン

住所: 台北市松高路11號 
TEL:02-8789-3388
・デパート(月~金) 11:00~22:00、(土日) 11:00~23:00
・金色三麥(日~木) 11:00~24:00、(土)&(金) 11:00~深夜1:00
・本屋(月~金) 10:00~24:00、(土日) 10:00~深夜1:00
休み:なし
アクセス:MRT市政府駅2番出口より徒歩約3分




この日の台北、朝から土砂降りの雨です。
店内から見える台北101 も雨に煙っています。

信義区は今、台北で最もおしゃれなスポットです。
いくつものデパート、ユニクロ、バスターミナルがあります。

台北101にはここからシャトルバスが発着しています。

誠品は台湾はもちろんアジアでも一番の巨大本屋さんのグループです。
信義店は旗艦店のような存在です。

本のフロアーは通路のスペースを大きくとり様々な並べ方をとっています。
本以外にもインテリア、洋服、小物などどれもおしゃれな店が入っています。

日本の本屋さんにもイスを用意しているお店が出始めましたがこちらは
各フロアーにたくさんのイスが用意してありました。

巨大な本屋さん、探すのも大変と思っていましたが検索用のパソコンまで置いてありました。



金色三麥餐廰(ジンサーサンマイサンディン)は深夜まで開店しているビアレストラン。
おしゃれな人たちのたまり場になっています。



フロアーの真ん中に4本ものエスカレーターが設けられています。
6Fまで吹き抜けになっています。





こちらはフードコートではありません。

6  階 にある子供のコーナー。

開店早々でまだお客さんの姿はありません。

こちらでは子供向けの絵本や書籍だけでなく子供服、雑貨などの子供用品をすべて網羅しています。


このレストランを思わせるエリアは工作ができるスペースになっています。

このあと再び訪れると大勢の子供で溢れていました。




人形売り場




手作りバッグのお店。

左はメッセンジャーバッグ、右の革のバッグ、色具合が不思議な感じがします。


よく見ると古タイヤ を再生して作ったようです。
新物(アラモノ)の皮ではこの味を出すのは難しいですね。




今回、これだけ各フロアーの写真が少ないのは異常とも思える監視カメラ の数と店員さんの多さ。

更に各店舗の入り口には「撮影禁止」の案内が置かれていました。

普通、これだけでは躊躇せずにシャッターを切る私ですが開店直後でお客さんの数もまばら。
店員さんと対面する形ではシャッターに手が伸びませんでした。


各店舗、おしゃれでヨーロッパ調の高級感のある商品が多かったのが特徴です。

東京でこの春にオープンした渋谷ヒカリエ のような大人をターゲットにした品揃えが印象的です。



フードコート


外はいまだ雨模様、上のフロアーを利用しないお客さんたちも大勢押しかけていました。








客席の広さが半端ないです。




ここでも人気のあるのは和食コーナー。
鉄板焼やお好み焼き、寿司コーナーに人が集まっていました。




前から興味があったのは台湾のカレー事情

私は本格的なインド料理やネパール料理、タイなどのカレーが大好き!!

台湾ではどの都市に行っても必ずあるのがカレー屋さん。

ただし店構えからするとどうも??

台湾の人のカレー好きもあちらこちらで耳にします。
いつかは行かねば・・・と機会を引き伸ばしていました。

いい機会なので食べてみました。



カツの揚げ具合が良いですね。
サクサクの衣、肉の柔らかさは上出来です。

ルーは適度に辛さとスパイシーさが舌に響きます。
日本のチェーン店のレベルとほぼ同じくらいです。

もう少しスパイスの種類が欲しいところです。



エレベータに乗っていると、突然乗り込んできたのは天使のような女の子二人。

ご機嫌斜めなのか妹君。




笑顔の可愛いお姉ちゃん、二人とも着ているのは何かのキャラクターものなのか?

可愛い過ぎ!!

謝々、小娘~シャオチェ~







MRTでもタクシーでも便利なこの付近、訪れていかがでしょうか?






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MRT圓山駅 大龍洞保安宮

2018年05月12日 | 臺灣旅行記
台北市 MRT圓山駅 
大龍洞保安宮 ダーロントン・バウアンゴン






住所: 台北市哈密街61號 
電話:(02)2595-1676
交通:MRT圓山駅より徒歩約5分
時間:終日
拝観料:無料




先日、撮ったMRT圓山駅の反対側には一転、ビルが立ち並ぶ大きな街があります。
そして街の中心には孔子を祭った孔子廟、隣接して保安宮が祭られています。

大龍洞だいりゅうどうにある保安宮 は医療と長寿の神様「保生大帝」を祀った廟です。

伝説によれば、清朝の乾隆7年(1742年)に中国福建省泉州同安県から台湾に移住した人々が小さな祠に保生大帝の神像を祀ったのが始まりとされます。

保安宮の主神である保生大帝 (ほせいたいてい、大道公、呉真人)は、実在の人物だそうです。
宋朝太平興国4年(979年)に福建省泉州同安県白礁郷に生まれ、幼い頃より博学の子供と知られ、長じてからは医学を修め多くの人々を救ったということです。

保安宮には他に、神農大帝(医薬と農業の神様)、孔聖夫子(学問の神様)、関聖帝君(三国時代・蜀の武将 関羽、古くは武神、信義に厚かった事から現在は商業の神様)、玄天上帝(中国での北方の守護神)、天上聖母(海の神様、媽祖とも呼ばれる)、註生娘娘(安産・子宝の神様)、福徳正神(自然神の地神で土地公とも呼ばれる)などの諸神も祀られているそうです。

2004年に80年ぶりの大修繕を行い創建時の鮮やかさと荘厳さを取り戻し今もその鮮やかさは守られています。




隣聖苑 ・・・派手々な庭園です。




逸話を元に苑内各所にこの様な木造が置かれています。

龍の目を治したという・・・そんな逸話があるそうです。



日本人の感覚からするとかなり雑な感じの石組み。



龍だらけの噴水のある池。








建物に彫られた緻密な透かし彫り
柱についているのはインドの神様、ガネーシャそっくりの像も。






後ろから管理人さんより出るよう催促、
閉めていたこの門を開け急遽、このおじさんと私が出されました。

この後ろではボランテイアなのか若者たちが舞台の背景を描いています。

毎年、生誕を祝って保生大帝生誕祭 が行われているそうですがこの準備と思われます。








門の上部にある燕尾の屋根

緻密な彫刻が施されています。




前殿(正面入口の門)


建物の入り口には龍の柱が数本。日本統治時代に新たに建立されたもの。

保安宮は日本統治時代の1918年(大正七年)にも大規模修繕を行っていますが、それを記念する
大正七年  という文字が、正殿前の柱や石の窓枠などに彫られています。






正宮から





入り口からすぐの壁面に重厚な人物像に目が行きます。









こちらの屋根にも龍の像が。







緻密で立体感のこの彫りはなんともいえません。





お線香に火をつける蜀台?
この屋根のカーブがいいですね。




時代を感じさせる鐘、上部の像も細かい!!




お祭りに使う駕籠のような乗り物。
年代を感じます。

以前、台南で同じような駕籠を作っていた職人さんの作業部屋を見たことがあります。




中庭を通りかかると鮮やかなラン?が咲き誇っていました。






お線香に火をつける蜀台?
この屋根のカーブがいいですね。




時代を感じさせる鐘、上部の像も細かい!!




お祭りに使う駕籠のような乗り物。
年代を感じます。

以前、台南で同じような駕籠を作っていた職人さんの作業部屋を見たことがあります。




中庭を通りかかると鮮やかなラン?が咲き誇っていました。












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観光バス先駆け、まだまだ運行中 京都の名所巡り90年

2018年05月05日 | 京都のバス

2018年5月5日朝日新聞
参照記事
https://www.asahi.com/articles/ASL4S4D1KL4SPLZB00S.html?iref=pc_photo_gallery_bottom

 観光名所を巡る定期観光バスの先駆けとされる京阪バス(京都市南区)の「京都定期観光バス」が、4月で90周年を迎えた。交通手段や旅行スタイルが多様化し、年間の利用者数はピーク時の2割弱。「混雑を気にせず、一人からでもガイド付きで観光が楽しめる気軽さが見直されつつある」と、同社はPRに力を入れている。

《自動車は遊覧式の高級車》

 京都定期観光バスの前身、「京都遊覧乗合自動車」がこんな触れ込みで営業を始めたのは、1928(昭和3)年4月18日。京都市営バスが出町柳~植物園間で営業を始めたのがそのひと月後で、乗り合いバスも珍しかった時代だ。京阪バスによると、観光名所を巡る定期観光バスとして「国内のはしり」だという。

 当初は12人乗り7両、16人乗り3両の計10両をそろえ、京都駅を起点に8時間かけて市内を回った。
年々コースを増やし充実させたが、戦時中は真っ先に燃料規制の対象に。戦後もしばらくは観光目的のバスは運行が許されず、進駐軍にバスを提供したり、外国人を案内したりしながら徐々に復活させていった。ピーク時の75年には、年間119万人が利用した。
 
交通網の発達に加え、団体旅行から個人やグループ旅行が主流になったことなどから、近年の利用者は年17万~18万人にとどまる。
 
京都タワー完成前の1963(昭和38)年当時、京都駅近くにあった案内所(京阪バス)


夏服姿のバスガイドたち。1935(昭和10)年ごろ(京阪バス)


1928(昭和3)年ごろに使われていたチラシ。「女子案内者が歴史的に興味ある説明を丁寧に致します」とある(京阪バス


1958年ごろ京都市内を走っていた京阪バス


ちょうど半世紀前のゴールデンウィーク、京都駅前の京都名所遊覧バス乗り場は多くの客でにぎわった(京阪バス


創業当時の「京都名所遊覧乗合自動車」の模型(京阪バス)

京都定期観光バスのバスガイドたち


1933(昭和8)年当時のパンフレット。「大人3円50銭、小人2円」とある


1928(昭和3)年ごろに使われていたチラシ。「女子案内者が歴史的に興味ある説明を丁寧に致します」とある



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京都定期観光バス、運行90年 戦前から思い出運び

2018年05月03日 | 京都のバス







古都の観光名所を1日で巡る「京都定期観光(定観)バス」が4月で運行開始から90年を迎えた。ガイドが添乗する観光バスの先駆けとして年中無休で大勢の乗客を運び続けている。1世紀近い歩みは、時代とともに変遷するバスの進化の歴史そのものといえる。

 ■珍しかったバスガイド

 京阪バス(京都市南区)が運行する定観バスは、1928年4月に京都遊覧乗合自動車が始めたガイド付きの遊覧バスが前身だ。「女子案内者が歴史的に興味ある説明を丁寧に致します」。当時のチラシには、まだ珍しかったバスガイドの宣伝文が躍る。

 翌29年に京阪電気鉄道がバスの営業権を取得し、12人乗りと16人乗りの計10台で運行を始めた。35年に嵐山コースを新設し、38年には初めてマイク付きの展望車が登場。天井がガラス張りの斬新な姿は、明星観光バス(山科区)と共同運行する現代の看板車両「スカイバス京都」に通じる。

 ■再開当初は外国人のみ

 戦中戦後は苦難の連続だった。物資不足で観光バスは燃料規制を受け、コースは建国にちなむ場所や天皇陵を巡る「聖蹟(せいせき)巡拝」へと変貌。戦後も観光目的のバス輸送は許されず、進駐軍に車両を提供した。再開は48年夏。GHQは当初、外国人客の利用しか認めず、国内客の乗車許可を得るにはさらに1年を要した。

 経済成長とともに利用客は急増し、75年に乗客は年間延べ119万人を記録した。「保有車両は100台を超えていた」(京阪バス経営企画室)といい、定観バスは絶頂期を迎えた。その後は自動車の普及や行楽の多様化もあって減少し、現在は年18万人前後で推移する。

 21世紀に入ってからは訪日観光客の増加で英語や中国語での自動音声案内を始め、3年前には屋根のないスカイバスを投入するなど、進化を続けている。同室の松竹淳二課長は「京都は文化や料理の宝庫で、何度訪ねても飽きない。バスで巡る魅力を若い人にも伝えたい」と意気込む。


 ◇計90歳ペア45組無料招待

 定観バスの運行90年を記念し、京阪バスは2人の年齢の合計が90歳になるペア45組を定観バスに無料招待する。年齢は運行日の9月10日時点で、コースは人気の社寺や京都郊外などを巡る6種類。6月30日までにインターネットかはがきで申し込む。

 また運行が始まった4月18日にちなみ、5~9月の毎月18日に限り、金閣寺、銀閣寺、清水寺の3カ所を回る定番コースの料金を半額にする。

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墾丁大街、「台湾で最低な夜市」首位に 自治会が反発「不公平」

2018年05月02日 | 臺湾夜市









(屏東 2日 中央社)「台湾で最低なナイトマーケット」を選ぶアンケート調査の結果が先月27日に発表され、墾丁大街(南部・屏東県)が投票総数1248票のうち266票(21%)を占め、首位となった。昨年末から、観光客が飲食店で法外な価格を請求されたなどの報道が相次いでいる同地。墾丁大街自治管理委員会は同30日、この状況下での投票は不公平だとした上で、今は全店舗が自主的に価格表示を行い、トラブルが起こらないよう切望していると反論、これ以上墾丁を責めるのはやめてほしいと呼び掛けた。

アンケートはニュースサイト「蕃新聞」(YamNews)が先月20~27日にインターネットを通じて行ったもの。2位以下は順に、南部・高雄市の六合夜市(238票)、北部・台北市の士林夜市(126票)、南部・台南市の花園夜市(124票)など。この結果について、多くのネットユーザーから「想定内」というコメントが寄せられた。

墾丁大街の民宿業者によると、同地では賃貸店舗の賃料が年々引き上げられており、それが商品価格に反映されているという。屏東県政府は先月から、明確な料金表示を徹底させるための調査チームを立ち上げるなど、状況の改善に乗り出している。

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