ペンス前米副大統領(左)と握手を交わす頼清徳総統=2025年1月17日
頼清徳(らいせいとく)総統は17日午後、台湾を訪問中のマイク・ペンス前米副大統領と台北市の総統府で面会した。20日にトランプ新政権が発足するのを念頭に「米国の新政権、議会と手を携え、貿易や産業などの分野で双方の交流を促していきたい」と期待を寄せた。
頼総統は、台湾への武器供与の常態化などを挙げ、ペンス氏が副大統領を務めたトランプ政権の1期目(2017~21年)に台米関係は「かつてない高みに到達した」としてペンス氏の台湾への強い支持に感謝を示した。
頼総統は、台湾への武器供与の常態化などを挙げ、ペンス氏が副大統領を務めたトランプ政権の1期目(2017~21年)に台米関係は「かつてない高みに到達した」としてペンス氏の台湾への強い支持に感謝を示した。
これに対し、初めての台湾訪問は「光栄」だとするペンス氏は、今後も強靱(きょうじん)な米台関係のために声を上げ続け、双方や自由主義世界の安全と利益を守っていくと応じた。
総統府によると、蕭美琴(しょうびきん)副総統は同日夕、台北賓館で宴会を開き、ペンス氏一行をもてなした。