つば九郎神社で参拝するファン
プロ野球ヤクルトの人気マスコット「つば九郎」の担当者が死去したことが19日に発表され、追悼の声が相次いで寄せられている。また、つば九郎が約1年前に公式ブログでつづったメッセージを巡り、担当者の死去を受けて注目されている。
つば九郎の公式ブログ「つば九郎ひと言日記」には、ヤクルトの公式戦や練習の様子などがつづられている。昨年3月5日には「あしあと」のタイトルで、春季キャンプ地の沖縄・浦添での様子がユーモア交じりに記されていた。
ブログでは、きれいに整備されたグラウンドに、つば九郎の足跡が点々と映し出された写真を添付。「いつか、いつのひか、このあしあとのさきに、つばくろうがいなくなったら、そらをとんだとおもってくいださい」(原文ママ)といったメッセージが添えられていた。
担当者の死去が球団から発表されたことを受け、3月5日につづったブログのコメント欄には「これからは高い空の上から選手やファンのみなさんを見守っていてください」「まだまだつば九郎の足跡を見たかった」などといった声が相次いで寄せられた。
X(旧ツイッター)では「つば九郎」が一時トレンド入りした。