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トンカツ 蓬莱家

2007年10月28日 | 食べ歩き

上野 蓬莱家





住所:  東京都台東区上野3-28-5
TEL: 03-3831-5783
時間:11:30~13:30 17:00~19:30日祝11:30~13:30 16:00~19:00
定休日 :水休
座席 :39席



一般家庭?




暖簾がかかっても同じように地味な店頭、何のお店?






店頭の看板には「蓬莱家」の文字だけ、何のお店か書いてありません。

京都の(一見さんお断り)のような雰囲気が漂っています。

この店は大正時代、屋台として松坂屋の横で始まりました。

某小説家が作品の中に登場させたり、映画監督が絶賛したり、とそのたびにお客さんが増えていきました。

今でも雑誌やマスコミの取材が後を絶ちません。

とんかつはヒレのみ、上野界隈で「とんかつ御三家」の一軒としても有名です。










衣は細かいパン粉を使用し薄く仕上げるのが特徴です。

ヘッド(牛脂)とラード(オランダ製よりも高級品)を使用し高温用、低温用と2度揚げして色をつけます。かなり濃い色に揚がります、知らない人は黒っぽくて失敗作かと思うほどです。

脂きりをしながら中までゆっくりと熱を通していきます。(5分間)

トンカツを切った途端、中の肉汁が染み出してきます。

これも知らない人は(キャベツの水切りが不十分です)、とクレームをつけるそうです。

とかく老舗は、名人といわれるご主人の技が売り物、しかし名人常に同じように揚がるとは限らないそうで、いくつかはむらのあるカツが揚がったそうです。

そこで2代目に婿入りしたマスターは仕事終了後に自腹で購入した肉を何度と無く揚げて統計を取ったそうです。

何故、・・・・・それまで勤めていたのがビクター、真空管などの設計を手掛ける技師で実験を重ねて統計を取るのはお手の物。

油温とカツとの関係、油を切った後の熱を通す時間(5分間)など数限りない豚肉との戦いの末、理想的な揚げ方にたどり着いたそうです。


社長(マスター)は現在、現役を遠のき、今の板前さんにその技術をすべて伝授して今に至っています。

どんなにお客さんが込んできてもマニュアルにのっとり、お客さんが待っている間にオーダーを取り、早めに油に投入し、席に着く頃には料理が目の前!!という老舗とは思えない技を披露してくれます。

肝心な味は?というと、薄い衣は香ばしい味と香りで表面はほとんど油を吸っていないせいで淡白。

肉はあっさりで後味すっきり、つけ合わせのキャベツにはオリジナルブレンドのウスターソース
これもあっさりでひれカツにピッタリのマッチングです。

御飯は「こしひかり」

これも評価が高い。


このひれカツを何十年も好んで来てくれる常連さんがなんと多い事か。

特に女性のお客さんが多く70歳~80歳代のお客さんも良く一人でお見えになります。

更に最近では韓国のネットで評判になって10代~20代の若者が中心に毎日のように訪れます。
韓国のガイドブックにも掲載されるようになり家族連れでも来店するお客さんが増えてきたそうです。

ただし、お客さんの中には様々な意見があるようで

・・・・衣が黒く焦げて苦くなっている、失敗作では?・・・・香ばしい味を苦く感じるようです。

・・・・衣が薄くて、サクサクしたトンカツを期待したのにガッカリ。・・・・・今流行の厚めの衣でサクサク感を希望なら他の店に行くしかありません。

・・・・肉がボサボサしてジューシーさに欠ける。・・・・・ひれカツはそういうものです。
(しかし肉の中心部の肉汁を感じられないお客さんには難しいかも)
・・・・キャベツの水切りが完璧でなく水がたまっている・・・・ひれカツを切った後、肉汁がしみでているだけ、これもおいしさの証明。

・・・・2,900円と値段が高すぎる。・・・・価値観の違い、他のお店に行くしかありませんね。




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有楽町・「イトシア」・国際フォーラム「ネオ屋台村」

2007年10月19日 | 食べ歩き

有楽町
「イトシア」・国際フォーラム「ネオ屋台村」 





最近、有楽町駅前に出来た新複合商業施設「有楽町イトシア」

先週、「丸井」を核にした「有楽町イトシア」がオープンしました。

大して興味は無かったのですが外観だけでも眺めてみようと出かけてきました。


近くには「国際フォーラム」の前に「ネオ屋台村」がありこちらもどんなお店が出ているのか覗きに行ってきました。





















「オムライス」屋台













「イトシア」西銀座デパート方向より、右は「交通会館」

こうして眺めてみると景観が大きく変わったのが分かります。









「ベロタクシー」500メートル・300円~高いのか安いのか?

行列が出来ていました。





黄色いボデイーが颯爽と走り抜けていきます。

「駐禁」の影響で道路が広々見えます。









【イトシア関連記事】


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臺灣 高雄 六合夜市

2007年10月17日 | 臺湾夜市
臺灣 高雄 六合夜市 






高雄にある夜市の中で最大規模の「六合夜市」

道路を区切って完全に車が入れなくなっていて安心して買い物が出来ます。

固定された店もあれば期間限定で出ている店もあります。

行く度にどんなお店が出ているか楽しみです。




大そう大げさな看板が出ています。

「北海道の海鮮工研料理」



魚の練り物を使った揚げ物屋でした。

「北海道」を使うと台湾の人たちにはかなりインパクトがあり注目されていました。

但し、値段が高く買っていく人は少ないようです。







ちょっと変わったお菓子に遭遇。

おじさんが手際よく1枚1枚焼いています。

まずはタネとなる生地を落とします。




上から鉄板を押し付け焼いていきます。




薄~いレース状のものが焼きあがります。

これを棒状のもので巻きつけて出来上がり。



チョコレート味もあります。





相当薄い生地なので失敗作も多いようです。

おじさん、食べていいよ、と勧めてくれました。

サッパリした甘さで繊細な食感です。

バターの香りと共に口の中に入れた途端、甘く解けてしまいます。

持って帰りたかったのですが手で触れただけでつぶれるほどの繊細なお菓子で

諦めました。






台北駅前の地下商街で何やら大げさな機械を操作しています。

出てきたものは六合夜市で食べたあの御菓子の機械でした。

開店前のテストらしかったのですがなかなかうまく焼けずに何度も何度もテストを繰り返していました。



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「表参道・新潟館ネスパス」

2007年10月06日 | アンテナショップ


 表参道・新潟館ネスパス











新潟といえば (お米)・・・おにぎりがいっぱいでした。





中には「食楽園」 がありランチメニューもそそるものがあります。










お酒「八海山」のシャーベット、「安田」のシュークリームも。




「こしひかり」のシュークリーム











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表参道・明治通り~青山通りNo2

2007年10月06日 | 東京の景色
表参道ヒルズ 










明治通りから青山通りまでの片側を歩きましたので反対側の「表参道ヒルズ」前を歩いてみます。


















元、「同潤会青山アパート」の面影を残すスペースがありました。

そっくりそのままの形で保存したようです。懐かしい姿です。

















こんな素敵なテラスも





「からす軍団」

ファッション関係の会社の集団のようです。

それにしてはセンスが??









隣のビルのおしゃれな眼鏡屋さん









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表参道 路地裏散歩

2007年10月01日 | 東京の景色
表参道 路地裏散歩





賑やかでおしゃれな街にも露地があり生活の場でもあります。

道に迷ったように知らない場所を歩くのも新たな発見があるものです。

どんな場所に巡り会えますか?・・・・・楽しみです。



原宿駅・・・左に行くと明治神宮、右は表参道に通じています。
雰囲気のある駅舎が昔から好きです。












駅に着いてエスカレーターで上がると狭い場所にロッカーが設置されています。

以前は改札近くにあったはず、何故?と見ると“携帯がキー”の役目を果たすそうです。

これなら仲間と共有して使えそうですね


デモネ、連絡通路につながる狭いこんな場所ではラッシュ時に迷惑な話ですよ JRさん!!








駅の前にある蕎麦屋さん、原宿という街を象徴していますね。
・・




露地奥とはいえ餃子の店と本格的なタイ料理のお店(カフィア・ライム)が並んでいます。

タイ料理のお店は右横でお弁当も販売していました、お昼時のせいもありお客さん並んでいました。



「カフィア・ライム」


ゴミ箱が随所に配置されて他の街と違い路上にはゴミの無い通りが続いています。
(これだけ表通り)


このような路地の先には生活の場が広がっています。




八百屋さん、昔は普通のお店でしたがビルになっていました。




自販機もアートしています。






お店は夜のみの営業か?

お天気がよければこんなオープンテラスで飲むのも楽しそう。




露地奥とはいえこんなオシャレな建物も。




「移動お弁当屋さん」、路地の奥の奥に止まっていました。

最近、おしゃれな街には欠かせない存在。




「移動エスプレッソ」のお店。




表参道から青山通りに出てきました。






ここまで来たら気になるお店に・・・・

「ハナエモリビル」のそばの露地を入ると地下への入口があります。

トルコ料理の名店「トプカプ」、

ご夫婦2人で切り盛りしています。

暖かな家庭料理が忘れられません。














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