うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

Dropbox でデータを消さない方法

2013年03月13日 | ソフトいろいろ

Dropbox からメールが来ました。

「Dropbox では日本語版を改善するように夢中で努めています。過去数ヶ月、日本のユーザーが Dropbox をより使いやすくするため日本語での表現を見直してきました」と書かれています。
どこを直したかというと、次のように言葉を入れ替えたのだそうです。

◇「Votebox」は 「投票箱」になりました
なるほど。

◇「選択型同期」機能は「選択的同期」になりました
夢中になると型が的に、マトが絞られるということなのでしょうか。

◇「パックラット」機能は 「Packrat」になりました
え、カナがアルファベットになると日本語表現の見直しなのですか。
日本語もカナを卒業して直接英語を読めということなのでしょうか。

ここで、いきなり Packrat と言われても何のことかわかりません。
調べてみると、こういうことのようです。

Dropbox には、いったん入れたファイルを、箱の中に置いたまま編集してしまったり、削除してしまったりすると、困ったことが起きるという難点があります。

Dropbox には有料の Pro版というのがあって、個人向けには、月19.99ドル、年199.99ドルで 100GB までのデータを保存できるようになっています。
その Pro版に Packrat という機能を追加すれば、変更前のファイルも、削除したファイも永久保存できるという仕組みなのでした。

どうやら呼び方を変えましたと言いながらの客引きだったようです。

ところで、カナ文字をなぜアルファベットに変えたのでしょうか。
パックラットとは、「いらないものを捨てられない状態」なのだそうです。
ねずみには何でもかまわず溜め込む習性があるのでしょうか。
永久保存をそう呼びたくないハコの気持もわかります。

こころみに Google翻訳で Packrat を和訳したら「一緒にご購入」と出ました。
皆と同じものをむやみにほしがるという意味なのでしょうか。
「貯めこみねずみ」とは、いかにも自虐的で訳しにくかったようです。