専門用語には、世間一般に使われている言葉と同じものもあれば、そうでないものがあります。
パソコンのキーボードに並んでいる記号の読み方も同様です。
「パソコンのキーボードの記号の読み方」
⇒ http://homepage1.nifty.com/tabotabo/ccc/kigo.htm
⇒ http://ash.jp/code/codetbl1.htm
専門用語の読み方が、なぜそうなったのか、それはたぶん、一般用語が読みにくかったり長すぎたりしたからでしょう。
専門用語らしい読み方をせずに、なぜ世間一般の読み方そのままのがあるのか、それはたぶん、変える必要がなかったからでしょう。
記号の読み方は、約束ごとのように見えても、ことのはじめから、そうしようと決めたものではありません。
実際の仕事の場で、それぞれの読み方がだんだん増えていったのでしょう。
世間語と違う読み方をしていないものは、そのことに理由はありません。
何かをしようという場合には、話し合いで約束ごとができますが、しないことを約束するのはむずかしいものです。
しないことを無理やり約束すると、放送禁止用語のような、ややこしい怪しげなものができあがってしまいます。