次に使うときに、前と同じところに、同じ状態でモノがないと、探しあてなければなりません。
同じ状態でなくても、次に使うときに出しやすいように考えておけば、探すもの瞬間、出すのも瞬間、次の人は、自分の場合は次のときに、気持ちがよいものです。
片づけという言葉が当てはまらないほど、ぐちゃぐちゃに押しこんであると、次の人は、面倒を超えて腹が立ってくるかもしれません。
パソコンのデータも、何かをねじったりつかんだりする道具も、形に見えるものでも見えないものでも、塊であっても細長いものでも、みな同じことです。
「あと工程はお客さま」
耳タコほどに聞かされたせりふです。
あと工程は未来のこと、それを考えるのは、数字パズルなどよりはるかに実用的な頭の体操になります。
もう5分、引き揚げどきをずらせばできることです。