NOW 関数は、ユーザーが「いまは」と投げかけると、年月日時分秒が投げ返されてくる、キャッチボールのようなものです。
「いまは」でないときには、年月日時分秒をこちらが決めていますから、関数はいりません。
そのときは、決められている入力様式に従ってデータを入れれば、Excel が読みとって、シリアル値にしてくれます。
ここで、覚えのない約束は守れないと自分流で書き入れたのでは、その文字がたとえ同じ形に見えても、セルに入っているデータがシリアル値になっていません。
「平成・・・」などと文字を打ち込んだのでは、その場で見せることにしか役立ちません。
印刷はできても計算ができないデータになっているのです。
年月日と時刻は、使う記号が違います。
それをつなげて書く場合、つなぎめをどうするかいろいろ試した結果を表にしてあります。
年月日と時刻の間には、半角スペースを入れればうまくつながって、一つのデータとして扱えることがわかりました。