ISTEXT や ISBLANK では、スペースのみのデータの有無を見分けてくれません。
さてどうしたものかと考えたのが、判定条件に関数を持ち込まず、数式だけではどうかということです。
「""」という表示形式が、何も文字を表示しないのであれば、セルの値が「""ではない」とやってみてはどうでしょうか。
イコールの記号では、
=・・・等しい、イコール
≒・・・ほぼ等しい、ニヤリイコール
≠・・・等しくない、ノットイコール
この3種類がよく使われますが、≠は、テキストには使えてもプログラムでは使いません。
「<>」を、ではない、等しくないはと読ませます。
等しくはない、より大きのか小さいのかもわからない、とにかく「違う」という判じもののような記号です。
判定対象セルは ""ではない・・・空ではなく何か入っている
=<>""
IF 関数の判定条件を、これに入れ替えてみました。
結果は、これはうまくいったと思いきや、セル C5 にスペースを入れてみると・・・。
原因ははっきりしています。
逆転を繰り返しているうちにあたまがおかしくなっているのです。