うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

急ぐときは 見つけやすいほうがよい

2015年06月15日 | 千差万別

ディスプレイの表示状態を、素早く画像に保存したいときは、[Fn]+[Prt Sc] を瞬時に押します。
その場合、[Fn] はすぐにわかりますが、[Prt Sc] は似たような文字が隣り合っていて、ノータイムでタッチというわけにはいきません。

右から2番目と覚えても、そこで、2番目か3番目か、どちらだったかと迷いだすと、もういけません。
見てパッとわかるようにしておけば、あわてなくてもすみ、またあわてても大丈夫なので、ディスプレイの絵を貼りつけることにしました。
字は隠れてしまいますが、もう一つの Insert という使いかたはしないので、困ることはありません。

貼り付けた画像を、どうつくったのか、それは簡単です。
Google の「画像」から、適当なのを選び出し、印刷は、大きさの調整が簡単な Word で、いい加減にやったら一発でちょうどよい大きさになりました。

にほんブログ村


消えてほしくないものは すぐ消える

2015年06月14日 | 千差万別

木馬と聞くと、回転木馬の寂しさや、木馬責めと呼ぶたちのよくない行為があったことも思い出され、あまり印象がよくありません。

「木馬がやってきた」という報告は、起動直後に現れましたが、いつまでも見せてはくれません。
何秒か後には引っ込むように設定してあるからです。
相棒の杉下右京のように、目の前にあるものをパッと見て覚えてしまうような頭の構造にはなっていないので、ゆっくり見るためには、そうできる処置をしておかなければなりません。
そこでカメラを持ち出したり、Snipping Tool の起動アイコンを探したりしていては、メッセージは消えてなくなります。
その点、[Prt Sc] キーは、位置が変わることもありませんから、瞬時の操作にはいちばん確かです。

[Prt Sc] で記憶させてしまえば、あとは画像処理ソフトに落とし込めば、ゆっくり読みとれます。
木馬の居場所をつきとめて、いつのまにかダウンロードされていたフォルダーをそっくり削除、「プログラムの追加と削除」でアンインストール、これできれいさっぱりです。
もちろん次の起動時には、親切な報告窓も出てこなくなりました。

知らない街を歩き回るときは、うっかり指を動かさないように気をつけないと、あとでいろいろ手間がかかるのでした。

にほんブログ村


あとでもよいからは 付きまとわれるもと

2015年06月13日 | 千差万別

トピック探しにうろついていたら、トロイの付き馬がやってきました。
「アクセスを拒否しました」とセキュリティ・ソフトの報告がありました。
「そうか、わかった、あとで始末すればよい」と思って作業を続けると、終わり頃にはそのことを、もうすっかり忘れてしまっています。

翌日、起動のとき、また同じメッセージが出ます。
セキュリティ・ソフトからの報せを、ポケッと受け取るだけではだめなのです。
「そうか、わかった」だけでは、どこかの国の伝染病対策と変わりありません。
結果は「知らなかった」と同じことになります。

「やってきたぞ」の報せには、木馬の休憩場所も書いてあるので、あとでと思わずにそこで退治すれば、隠れていた兵隊が現れないうちに片付きます。

ちなみにその木馬隊の名は「JDownloader Download Accelerator」でした。
これは、「海外アップローダから簡単にファイルを落とせるソフト」とされていますが、いま、そんなものに用はありません。

にほんブログ村


あとでできるからは 忘れっぱなしのもと

2015年06月12日 | 千差万別

あとでできることだからと、先にやっておくことが何か無駄になると思い始めると、バックアップの網が薄くなります。

先手の行動は、そのことを忘れさせません。
やってなかったことは、思いだせないのがあたりまえです。

聞いてわかったこと、見てわかったことも、自分でやってみておかなければ、必ず忘れます。
頭のよい方は忘れませんが、それでもたぶん時間がかかって、うまくことが運ばないでしょう。

にほんブログ村


間違いのもとのほとんどは いい加減さ:3

2015年06月11日 | 忘れかけていたこと

初めての人と話を始めるときは、まず名前を告げます。
名乗って告げるのもわざとらしいときは、名札でわかるようにしておきます。

初めて編集するファイルに、まず名前を付けておくのは、好い習慣だと思っています。
アプリを終了するときには、保存するかどうか聞いてくるから、そのときにつければよいと、その方法を変えない人もいます。
編集前のファイルが、そのままの形で残っている必要がないときには、最後に名前を変えればよいでしょう。
しかし編集前編集後を比べてみたいときや、経過を保存しておきたいときには、編集途中で起きる上書き保存の危機への備えは確かではありません。
そうです、上書き保存の実行が、危機を招くこともあるのです。

昨日の記事に書いた危機がそれでした。
こうすればその場で間に合うという思いは、バックアップの網を薄くするようです。

にほんブログ村


間違いのもとのほとんどは いい加減さ:2

2015年06月10日 | 忘れかけていたこと

バックアップがだいじなことは、データを扱う人のほとんどが知っています。
知ってはいても、確実に実行している人が、どのくらいの割合でいるか、それはわかりません。

こんなことを書いている本人が、データのバックアップを毎日やっておく習慣がついていているつもりでいながら、肝心などこかが抜けているのです。

つい先日、お好みの画像を挿しこんでシールを作るサービスを、ボランティアの催し場で行いました。
画像は30種類用意しましたが、お客様のなかには、画像はいらない、字だけでよいという方もいらっしゃいます。
しかし、31番目に無画像のテンプレートを用意しておかなかったのです。
画像の入ったどれかを選んで、画像だけを取り除けば、簡単に文字だけのシールができあがります。
そこまではよかったのですが、その後に危機が訪れました。

次の作業に備えて「ファイル」「開く」というコマンドを実行するとき、画像なしといういわば特殊作業であったことと、後から聞こえてくるおもしろそうな話に気をとられいて、すぐ下の「上書き保存」のコマンドを選んでしまったのです。
画像の入ったテンプレートを開いておいて、画像なしの状態で上書きしてしまえば、次には画像を呼び出せません。
こんな当たり前のことに、バックアップがかかってなかったのです。

「間違えなければよい」と思っても、それがバックアップをさぼる理由にはなりません。
パソコンが故障したり、ウイルスが忍び込んだりすることより、操作をしていて間違うほうが、はるかに機会が多いと見なければなりません。
バックアップとはどういうことか、それは外付けディスクにデータをもうひと組保存しておくだけのことではなかったようです。

にほんブログ村


間違いのもとのほとんどは いい加減さ

2015年06月09日 | 忘れかけていたこと

1枚もののファイル印刷で、なぜか、印刷しようと思っているファイルとはまったく別のもう1枚が印刷されてしまうという椿事がありました。

プリンターに記憶されていてそれが消えないのかと思い、コントロールパネルからプリンターを呼び出し、「すべてのドキュメントの取り消し」コマンドで、すっかりきれいにしても、まだ同じことが始まります。

困り果ててTさんに助けを求めたところ、別のもう1枚と思っていたのが、なんと2ページめに入っていたのを見つけてくださいました。
別に必要だったもう1枚を作って仮印刷をするとき、特殊な用紙を使う印刷だったので、設定の面倒を省いて、既製ファイルの2ページめを使っていたことを、忘れていたのだろうと想像しています。
自分にしたことに想像というのもおかしな話ですが、やっつけ仕事は記憶に残らないので、思い出すこともできず、想像の領域になってしまうのです。

いい加減なやりかたをしていると、後始末もせずにすませてしまうことが多いものです。
そのときには間違いでなくても、仮の状態をそのまま放置して時が経てば、姿を変えて「間違い」になるのでした。

にほんブログ村


政府の役目はどこまでなのか

2015年06月08日 | 忘れかけていたこと

今年の1月に、内閣に「サイバーセキュリティ戦略本部」が、そして内閣官房には「内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)」が設置されました。
 ⇒ http://www.nisc.go.jp/active/index.html
いろいろお仕事をなさっておられるようですが、怪しい出来事があったときに動くのは「事案対処分析グループ」らしいのです。
そこで行われるのは次の2項目になっています。
・標的型メール及び不正プログラムの分析
・その他サイバー攻撃事案の調査分析

いちばん始末の悪いのは、型はずれの「その他のサイバー攻撃」なのですが、このセンターでの対処は「事案の調査分析」までなのでしょうか。
注意情報を発信して、あとは民間でしっかりやってくれといわれても、お役所気分で仕事をしているところがあったとすれば、サイバー君が大穴を当てるには格好の狙いどころになりそうです。
くわばらくわばら。

にほんブログ村


思いとどまらないコンピューター

2015年06月06日 | 千差万別

わからなければ止まるのがコンピューターのはたらきです。
そのとき、思いとどまっているのではありません。
動けなくなっているのです。

いつも動いているものが止まることを嫌うのは、現代人間のさがです。
そして、わからないのにいい加減にやっておくのが人間の仕業です。
「事務処理誤り」という、セキュリティの効いた言葉が、いい加減さを防護します。
それに属することと報告しておけば、サボタージュ行為には入りません。

「メールで始まった 年金情報流出」
 ⇒ http://jump.cx/nenkinfot

にほんブログ村


漏らすのは鈍いから

2015年06月05日 | 忘れかけていたこと

情報が漏れて首脳陣が頭を下げ、株価も下げ、何もよいことはないのに、それを仕掛けるヒトがときどき現れます。

周りが下がれば自分が上がったような気になる、というだけのことにしか知恵の回らない、鈍いヒトのしわざです。

セキュリティ機能の向上というのは、共通倫理感覚の鈍化とうらはらであるということに、鈍ったあたまは気付きません。

ITにたよれば、人間の思考感覚が鈍くなっていくということに、人間は気付いていません。
法律にたよれば、倫理感覚が鈍くなっていくことに気付いていないのと、どこか似ています。

にほんブログ村


漏れるのはだらしがないから

2015年06月04日 | 千差万別

情報漏れの原因は、不注意、あるいは機器の盗難や紛失より、サイバー攻撃者によるものが増えていると報じられています。
 ⇒ http://rd.itmedia.jp/HjD
サイバー攻撃者が、プロであれアマであれ、狙いどころはやはり欠陥部分でしょう。

システムの欠陥は、所有者の意思でそれをなくすことができます。
しかし、所有者の意思に反して、どうにもならない漏れが出ることもあります。


水栓のシールを、全部新しくしてピタッと漏れを抑えても、水を出した後、閉める操作が緩ければ漏れは必ず起きます。


閉め忘れを防げるのは、たぶん空気の力でしょう。

だらしない空気が漂っていれば、いくら設備がしっかりしていても、水も情報も、どんどん漏れていきます。

にほんブログ村


押しっぱなしが許されるキー

2015年06月03日 | 忘れかけていたこと

キーを押しっぱなしにしたり、むやみに何度も押すと、とんでもないことが起きます。
カチカチ繰り返す癖がついてしまった人は、とんでもないことによく巡り合います。

しかし、キーの中には、押しっぱなしにしても大丈夫なものもあります。
それはキーボードの左端に集まっています。

そうです、[Shift] [Ctrl] それに [Fn] 、この三つは隣り合っておかれています。
あ、もう一つありました。
仲間外れのようなこの私を、探してみてください。

にほんブログ村


探究心があだになった

2015年06月02日 | 千差万別

パソコンから音がでなくなった、おかしいと、駆け込み質問がありました。
音量調整レバーが最少位置になっています。
これでは聞こえないのはあたりまえです。

ご当人は「いじったおぼえはない」とおっしゃいますが、何か操作をしていたはずです。
パソコンの内蔵スピーカから出る音が、勝手に聞こえなくなるように設定が変わることはありません。

なぜだろうと考えていましたが、考えられる理由がひとつ見つかりました。
いつの間にかは、探究心の強過ぎのせいだったようです。

[Fn]+[F8] で音量を小さくする操作を、音が出ていないときに何度も何度も、あるいはずっと続けて試したのでしょう。

にほんブログ村


三日坊主の功徳

2015年06月01日 | ソフトいろいろ

こんな広告がありました。

「エクセルが、3日で上達」
 ⇒ http://jump.cx/3dbose

うそでしょうと、あたまから思ってはいけません。
三日坊主には、三日分の功徳があります。

第一日、エクセルは、とりあえず何を知っていればよいのかを、この広告だけで読みとれます。
それがわかるということだけで、一日分は十分でしょう。

上達というのは「できた」結果ではなく、「する」過程のことなのでした。

にほんブログ村