久しぶりに青空の朝となった今日。
部員総出で、一時間余りのグラウンド整備を行なった後、練習が始まりました。
午前中、グラウンドでは野手陣の打撃練習。
ブルペンでは、昨日と同様に、二班編成で投げ込みが行われました。
投手陣で個人的に印象に残ったのは、楠田、斎藤、池下の三名。
楠田くんは、彼目当ての某球団スカウトの目の前で、威力のある速球をビシビシと投げました。
スカウト氏によれば、彼の柔らかい肘の使い方は天性のもので、下半身の溜めができるようになれば、物凄い球が行くはずとのこと。
実は、これは楠田くん自身も意識している点なので、いずれスカウト氏を納得させるフォームを完成させてくれるでしょう。
斎藤くんは、投球中の下半身の安定感がグッと増しました。
ひょっとしたら、以前に報道されたステップ幅の拡大が寄与しているのかも知れません。
投げ終わった時の右足が暴れることがありません。
今のフォームが固まれば、かつての早明戦でのアクシデントのように、ピッチャー返しの打球を右足に受けるようなこともないでしょう。
投げ終えた時に、左足にきっちりと重心が乗っていて、右足が余裕を持っているところがいいですね。
安定した下半身をいかして、斎藤くん持ち前の制球力に、一層磨きがかかることが期待できそうです。
池下くんは、初めての沖縄キャンプですが、長い腕を柔らかく、しなやかに振るのが良いですね。
キレのあるスライダーと速球のコンビネーションは、リーグ戦でも通用するはずです。
早稲田を目指し、一浪して初志を貫徹した池下くんのリーグ戦デビューが待ち遠しいです。
野手陣では、山田と杉山の強打が印象に残りました。
山田くんは、ゲージに入って長打を連発。
すかさずプロのスカウトが、「あれは誰ですか」と、私に尋ねてきました。
「あれぐらい強く振ることのできる右打者は、プロの若手にも、あまりいませんよ」とのこと。
かたや杉山くんは、目の覚めるようなフェンス越えを連発し、先輩部員たちの度肝を抜きました。
変化球への対応力は未知数ですが、木製バットへの順応の早さとパンチ力は、彼が打者としても第一級の素質を有することの証左です。
ポジションがポジションですから、先輩部員たちに一日の長があります。
とにかく、本当に楽しみな新人です。
打撃練習の次は、内外野ノック。
続けて特守を始めようとした頃から、またしても雨が激しく降り始め、練習は打ち切りとなってしまい、内野にはブルーシートが敷かれました。
今日は、厳しい練習の合間に、選手たちと地元の子供たちとの交流もありました。
投手陣がポール走をしている時には、斎藤くんたちが外野席の子供たちと気さくに言葉を交わしていました。
、内野グラウンドの整備中には、内野席の子供たちの「ホームラン、ホームラン、ゆうや!」という声に押されて、渡辺くんがダイヤモンドを全力で一周して、本塁にヘッドスライディング。
土生、桜庭、川西、市丸らも、同様に声援(?)に応えて本塁にヘッドスライディングして、泥だらけとなり、やんやの喝采を浴びていました。
ほのぼのとさせられる、ひとこまでした。
最後に、何名かの部員たちのご家族が、スタンドからご子息の奮闘を目立たぬように見守っておいでになっていたことを記しておきたいと思います。
期待と不安の交錯した親御さんたちの気持ちは、子を持つ者の一人として、私にも痛いほど分かります。
この気持ちに報いるには、部員たちが完全燃焼してくれることしかありません。
みんな頑張れ!
明日の午前中は降水確率60%。
グラウンドで練習できるかどうかは、まったく予断を許しません。
部員総出で、一時間余りのグラウンド整備を行なった後、練習が始まりました。
午前中、グラウンドでは野手陣の打撃練習。
ブルペンでは、昨日と同様に、二班編成で投げ込みが行われました。
投手陣で個人的に印象に残ったのは、楠田、斎藤、池下の三名。
楠田くんは、彼目当ての某球団スカウトの目の前で、威力のある速球をビシビシと投げました。
スカウト氏によれば、彼の柔らかい肘の使い方は天性のもので、下半身の溜めができるようになれば、物凄い球が行くはずとのこと。
実は、これは楠田くん自身も意識している点なので、いずれスカウト氏を納得させるフォームを完成させてくれるでしょう。
斎藤くんは、投球中の下半身の安定感がグッと増しました。
ひょっとしたら、以前に報道されたステップ幅の拡大が寄与しているのかも知れません。
投げ終わった時の右足が暴れることがありません。
今のフォームが固まれば、かつての早明戦でのアクシデントのように、ピッチャー返しの打球を右足に受けるようなこともないでしょう。
投げ終えた時に、左足にきっちりと重心が乗っていて、右足が余裕を持っているところがいいですね。
安定した下半身をいかして、斎藤くん持ち前の制球力に、一層磨きがかかることが期待できそうです。
池下くんは、初めての沖縄キャンプですが、長い腕を柔らかく、しなやかに振るのが良いですね。
キレのあるスライダーと速球のコンビネーションは、リーグ戦でも通用するはずです。
早稲田を目指し、一浪して初志を貫徹した池下くんのリーグ戦デビューが待ち遠しいです。
野手陣では、山田と杉山の強打が印象に残りました。
山田くんは、ゲージに入って長打を連発。
すかさずプロのスカウトが、「あれは誰ですか」と、私に尋ねてきました。
「あれぐらい強く振ることのできる右打者は、プロの若手にも、あまりいませんよ」とのこと。
かたや杉山くんは、目の覚めるようなフェンス越えを連発し、先輩部員たちの度肝を抜きました。
変化球への対応力は未知数ですが、木製バットへの順応の早さとパンチ力は、彼が打者としても第一級の素質を有することの証左です。
ポジションがポジションですから、先輩部員たちに一日の長があります。
とにかく、本当に楽しみな新人です。
打撃練習の次は、内外野ノック。
続けて特守を始めようとした頃から、またしても雨が激しく降り始め、練習は打ち切りとなってしまい、内野にはブルーシートが敷かれました。
今日は、厳しい練習の合間に、選手たちと地元の子供たちとの交流もありました。
投手陣がポール走をしている時には、斎藤くんたちが外野席の子供たちと気さくに言葉を交わしていました。
、内野グラウンドの整備中には、内野席の子供たちの「ホームラン、ホームラン、ゆうや!」という声に押されて、渡辺くんがダイヤモンドを全力で一周して、本塁にヘッドスライディング。
土生、桜庭、川西、市丸らも、同様に声援(?)に応えて本塁にヘッドスライディングして、泥だらけとなり、やんやの喝采を浴びていました。
ほのぼのとさせられる、ひとこまでした。
最後に、何名かの部員たちのご家族が、スタンドからご子息の奮闘を目立たぬように見守っておいでになっていたことを記しておきたいと思います。
期待と不安の交錯した親御さんたちの気持ちは、子を持つ者の一人として、私にも痛いほど分かります。
この気持ちに報いるには、部員たちが完全燃焼してくれることしかありません。
みんな頑張れ!
明日の午前中は降水確率60%。
グラウンドで練習できるかどうかは、まったく予断を許しません。