外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

大学ジャパンがサヨナラ勝ち

2009-07-16 23:19:15 | 大学野球
日米大学野球第五戦は、7対7で迎えた延長11回裏、名遊撃手コロンのまさかの一塁への暴投で三塁走者が生還し、日本がサヨナラ勝ちしました。

連戦の疲労が蓄積しているのか、両チームとも細かなミスから失点を重ねる試合展開。
そんな少し粗い試合の流れだったので、今から考えれば何が起こってもおかしくなかったのかも知れません。
でも4対4で迎えた9回表に3点取られた時は、さすがに私も「これはダメだ」と観念していました。

今日の逆転劇を目の当たりにして、改めて、勝負は下駄を履くまで分からないと思いましたし、一球、一球に食らいついていく選手の気迫が試合の流れを変えるのを見て、感動しました。

数多くの野球少年たちの元気な声援も、嬉しかったです。


さて、米国チームは、投手も打者も本当にパワフル。
こういうスケール感のある連中の中からメジャー・リーガーが育っていくんだろうなぁと感心しました。

個々の選手を単純に比較したら、日本が勝てそうには思えないのですが、実際に試合すると勝機があるところも面白いです。

我らが早稲田からは、先発投手に斎藤くん、DHに土生くんがスタメンとなり、大石くんが二番手で登板しました。

今日の斎藤くんの出来は、正直なところ、良くなかったと思います。
決して連打されて失点を許したわけではなく、その点は、さすが斎藤くんと言えるでしょう。
でも速球が走らず、高めに浮くボールも目につき、マウンド上で本当に苦労していました。

抜群の制球力で低めに速球と変化球を出し入れするのが彼の本来の持ち味。
米国投手陣が155キロ前後の速球を誰もが普通に投げるのを見て、なおさらに斎藤くんの磨くべき部分が浮き彫りになったと言えるのではないでしょうか。

春のオープン戦の頃から続いている、彼らしくない緩いコントロール。
それを如何にしてファインチューニングしていくか。
そこが、この夏の最大の宿題でしょう。

大石くんは、東京ドームの時より良かったと思います。
最速152キロと球が走り、制球も良かったです。

指名代打でフル出場した土生くんも、最後の打席で執念の三遊間安打を放ちました。

なお、今日のブルペンには、特別要員として、一年生の杉山くんが入っていました。
高校時代は全国区の舞台に無縁だった杉山くんですから、学生野球のトップクラスの投手たちの球を受けたことは、これからの彼の野球人生にとって貴重な経験となることでしょう。


それにしても、今夜も帰宅が遅くなってしまいました。
毎朝5時起床の私ですから、明日の朝はきっとキツいでしょうね。

でも明日は花の金曜日ですから、何とか夕方まで頑張ります。
もしくは、頑張っているふりをします。
(*^_^*)
Comments (7)
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