外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

「早稲田を知る」

2009-09-03 20:25:37 | 早稲田大学
大学の歴史、そして校歌の歴史を学ぶ名物講義「早稲田を知る」が下記の日程で行なわれます。
いつもどおり、一般の方も聴講できます。

日時:10月8日(木曜日)18時15分から

場所:大隈講堂


さて、天下りに関する話題です。

邦銀時代、ある業界団体を構成員とする厚生年金基金の設立に携わったことがあります。

厚生年金基金とは、企業や業界団体とは別組織を設けて、構成員の役職員を対象とする企業年金制度を管理運営する組織。

就業規則、社員の年齢構成や男女比率、給与体系、平均勤続年数など様々な要素を勘案して制度設計するので、より企業の実態に則した企業年金制度をつくることができます。

厚生年金基金を設立するには、厚生省(当時)から認可を受けなければなりません。

私が携わった案件は、膨大な申請資料を作成・提出したのですが、なかなか認可が得られませんでした。

担当官に理由を訊くと、「年金事務の管理態勢が弱い」との返答。

色々と人選を見直して信託銀行OBを配置したりしても、どうにも審査が進展しません。

ある時、「どこかに適当な人材がいないものでしょうかねえ」と、当方がポロリと漏らすと、「貴行がご希望されるならば、探してみましょう。心当たりがないわけではない」と担当官。

暫く経って社会保険庁ノンキャリア職員のOBを紹介され、結構な年収水準でその人材を引き受けることになった途端に、懸案の年金基金の設立認可がおりました。
(><)

有能な人材、専門知識を要する分野の精通者を採用することに全く異論はありません。

でも、官公庁が有する許認可権が絡む場面でOB雇用の話が出てくるのは、やはり健全ではないと思います。

もう20年近く前の話ですし、現在の状況がどうなっているのかは分かりません。

しかし、新聞で報道される高級官僚ばかりでなく、いわゆるノンキャリア職員についても、きちんと監視すべきですね。

ところで、許認可権限を背景にした採用での特別待遇に加えて、天下りが世間で問題となるもう一つの理由は、天下りポストの職務と言うのが、一般的に、楽で割りの良いことが多いからです。

割の良い仕事のことを、英語でCushy Jobと表現することがあります。

本来、Cushyという単語は「クッションの利いた」という意味でして、例えばCushy Chair (クッションの利いた座り心地の良い椅子)というように使います。

それ意味を発展させて、Cushy Jobとすれば「楽な仕事」「割の良い仕事」「居心地の良いポスト」となるわけです。

ちなみに、知識や手間を要する容易ならざる仕事をTough Job、肉体的にキツイ仕事はBackbreakerあるいはDemanding Job、割の合わない仕事はThankless Jobと言ったりします。

官公庁で専門知識を培ってきた人材、民間では経験し得ないような職務を全うしてきた人材が、活躍の場を民間に移すことは大いに結構。社会にとってプラスになります。

大切なのは、官公庁における過去の最高職位に基づいて処遇を決めるPreferential Treatment(特別待遇)するのではなく、これから担当してもらう職務に係る職務能力基準に基づいて企業が採用の可否を判断すること、そして、報酬と職責が見合った、Equitable Treatment(公正な処遇)を行なうということです。
Comments (2)
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平成国際大に敗れる

2009-09-03 16:55:19 | 大学野球
今日の平成国際大との試合は、4対5で早稲田が負けてしまいました。
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