現役野球部員たちと食事する機会があれば、私は必ず「四年生の時、できることならば秋のリーグ戦で優勝して卒業しようよ」と話しています。
四年生時に優勝した年次の部員たちは、卒業後も、まとまりが違います。
まとまりが良いチームだから優勝できるのだとも言えます。
そして、何よりも秋の優勝パレードは格別です。
日暮れの早稲田界隈を、校旗を先頭に行進する。
「学生スポーツの栄光、ここにあり」という歓喜の時です。
今年の四年生部員たちにも、こんな感動を味わって卒業してもらいたいと思います。
写真は、1979年(昭和54年)春の優勝パレードの際に、学生たちから歓喜の胴上げをうける岡田彰布選手。
岡田選手は、早稲田が戦後に生んだ最強の右打者です。
四年間の通算打率.379(リーグ歴代1位)
81打点(同1位)
20本塁打(同3位)
117安打(同6位)
ベストナイン5回
三冠王1回
そんな数々の輝かしい記録を残すスーパースター岡田選手でさえ、学生と等身大で喜びを分かち合う環境でした。
やはり学生スポーツは、こうでなければいけません。
最近でも、野村・前監督が就任直後の1999年(平成11年)春のリーグ戦で、8連勝して早明戦で優勝を決めた際に、神宮球場の出入口と送迎バスとの間に控え部員と一般ファンが人垣でビクトリーロードを作り、出場選手が一人ずつハイタッチで祝福されるという感動的な場面がありました。
しかし、ここ数年、神宮でも東伏見でも、選手と観客をフェンスや警備員が分離するのが当たり前になってしまいました。
実に淋しいことです。
一般ファンはともかく、少なくとも学生さんたちだけでも、選手たちと肩を組み、一体となって勝利の喜びを分かち合うことができるような大学野球であってほしいと、私は思います。
四年生時に優勝した年次の部員たちは、卒業後も、まとまりが違います。
まとまりが良いチームだから優勝できるのだとも言えます。
そして、何よりも秋の優勝パレードは格別です。
日暮れの早稲田界隈を、校旗を先頭に行進する。
「学生スポーツの栄光、ここにあり」という歓喜の時です。
今年の四年生部員たちにも、こんな感動を味わって卒業してもらいたいと思います。
写真は、1979年(昭和54年)春の優勝パレードの際に、学生たちから歓喜の胴上げをうける岡田彰布選手。
岡田選手は、早稲田が戦後に生んだ最強の右打者です。
四年間の通算打率.379(リーグ歴代1位)
81打点(同1位)
20本塁打(同3位)
117安打(同6位)
ベストナイン5回
三冠王1回
そんな数々の輝かしい記録を残すスーパースター岡田選手でさえ、学生と等身大で喜びを分かち合う環境でした。
やはり学生スポーツは、こうでなければいけません。
最近でも、野村・前監督が就任直後の1999年(平成11年)春のリーグ戦で、8連勝して早明戦で優勝を決めた際に、神宮球場の出入口と送迎バスとの間に控え部員と一般ファンが人垣でビクトリーロードを作り、出場選手が一人ずつハイタッチで祝福されるという感動的な場面がありました。
しかし、ここ数年、神宮でも東伏見でも、選手と観客をフェンスや警備員が分離するのが当たり前になってしまいました。
実に淋しいことです。
一般ファンはともかく、少なくとも学生さんたちだけでも、選手たちと肩を組み、一体となって勝利の喜びを分かち合うことができるような大学野球であってほしいと、私は思います。