私が毎日の通勤に利用しているJR横須賀線。
現在、東急線武蔵小杉駅の近くに新駅を建設中です。
日本電気の大きな工場に隣接する形で作られる新駅は、JR南武線の武蔵小杉駅からちょっと距離がありますが、同じく武蔵小杉と名付けられます。
これまで東急線で都心に向かっていた通勤・通学客の何割かを確実に奪い取ることになるでしょう。
人口減少の時代を迎えて、鉄道各社の顧客争奪戦は、激しくなるばかり。
私のようなロートルも、頭の中に刻まれた路線図を、逐次アップデートしなければなりません。
さて、鉄道の駅名というと、初めて大阪に行った時に、大阪駅(当時は国鉄)と梅田駅の違いで戸惑った思い出があります。
KDD(DDIとの合併前)と三井物産に就職していたクラスメートが大阪に転勤したので、遊びに行った1982年の夏のことです。
大阪駅に着くや、売店で地図を買い、「さて、待ち合わせ場所の梅田駅とは何処だろう」と調べてみたら、何と駅名が重なるように印刷されています。
売店のおばさんに「この地図は正しいですか?梅田駅って何処ですか?」と尋ねたら、おばさんは笑って教えてくれました。
最近になって調べてみたら、大阪駅を管理する国鉄と、市電を管理する大阪市との間に、費用負担や鉄道免許に関して確執があったため、大阪駅前にも関わらず大阪市が国鉄に対抗して新駅を梅田と命名。
その大阪市に遠慮して、他の私鉄も駅名を梅田と命名して現在に至ったようです。
「国鉄がナンボのもんじゃ」という大阪の方々の心意気のようなものを感じる、面白いエピソードですね。
なお、大阪市営地下鉄は、路面電車のための軌道法に基づいて開業した経緯があるそうです。
したがって、梅田駅は正確には停留場であり、鉄道法に規定される駅ではないのだとか。
現在、東急線武蔵小杉駅の近くに新駅を建設中です。
日本電気の大きな工場に隣接する形で作られる新駅は、JR南武線の武蔵小杉駅からちょっと距離がありますが、同じく武蔵小杉と名付けられます。
これまで東急線で都心に向かっていた通勤・通学客の何割かを確実に奪い取ることになるでしょう。
人口減少の時代を迎えて、鉄道各社の顧客争奪戦は、激しくなるばかり。
私のようなロートルも、頭の中に刻まれた路線図を、逐次アップデートしなければなりません。
さて、鉄道の駅名というと、初めて大阪に行った時に、大阪駅(当時は国鉄)と梅田駅の違いで戸惑った思い出があります。
KDD(DDIとの合併前)と三井物産に就職していたクラスメートが大阪に転勤したので、遊びに行った1982年の夏のことです。
大阪駅に着くや、売店で地図を買い、「さて、待ち合わせ場所の梅田駅とは何処だろう」と調べてみたら、何と駅名が重なるように印刷されています。
売店のおばさんに「この地図は正しいですか?梅田駅って何処ですか?」と尋ねたら、おばさんは笑って教えてくれました。
最近になって調べてみたら、大阪駅を管理する国鉄と、市電を管理する大阪市との間に、費用負担や鉄道免許に関して確執があったため、大阪駅前にも関わらず大阪市が国鉄に対抗して新駅を梅田と命名。
その大阪市に遠慮して、他の私鉄も駅名を梅田と命名して現在に至ったようです。
「国鉄がナンボのもんじゃ」という大阪の方々の心意気のようなものを感じる、面白いエピソードですね。
なお、大阪市営地下鉄は、路面電車のための軌道法に基づいて開業した経緯があるそうです。
したがって、梅田駅は正確には停留場であり、鉄道法に規定される駅ではないのだとか。