私の学生時代から、ずっとトップ・コーラス・グループとして活躍している、マンハッタン・トランスファー。
何枚か持っているアルバムの中で、私が一番好きなのが、大学2年生の時に買った「Pastiche」(邦題:ニューヨーク・エッセンス)
もちろん当時はLPレコードでした。
アルバム名のPasticheを直訳すると「模倣品」「寄せ集め」。
スタンダードの名曲について、過去のビッグ・アーティストたちの名演奏・名アレンジをあれこれと探し出してきて、それを再現するというのがコンセプトのアルバムでした。
過去の名演の良い所を抽出した作品集というところから、「ニューヨーク・エッセンス」という、大胆に意訳された邦題がつきました。
今から振り返ると、マイルスやコルトレーンのレコードを眉間にシワを寄せて聴くというスタイルだった私に、古き良き時代のアメリカン・ミュージックの楽しさを教えてくれた一枚であったように思います。
※現在は輸入盤CDのみ
アルバムのオープニングは「Four Brothers」。スィングジャズ時代に花形だったウディ・ハーマン楽団が十八番にしていた曲です。
このブログでは、マントラではなく、バイオリン二本でサックスのパートを演奏したYouTubeの映像をご紹介します
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そして二曲目が「A Gal in Calico」というカントリー&ウェスタンの名曲。SP盤の時代にジョニー・マーサーが大ヒットさせたラブソングです。
マントラのメンバーの1人・アラン・ポールが、ムードたっぷりにソロで唄いました。
このブログでは、ご本家のジョニー・マーサーのSP盤(78回転)をYouTubeでご紹介します。
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私のつたない和訳を添えた歌詞と一緒にお楽しみください。
なお、和訳にあたっては、歌の主人公はカーボーイで、彼が愛馬に向かって恋の悩みを打ち明けている情景を想定しています。
A Gal in Calico
(Leo Robin, Author Schwartz)
Met a gal in calico, down in Santa Fe
Used be her Sunday beau till I rode away
Do I want her, do I want her love, Yes sire
Will I win her, will I win her love, wait and see
サンタフェで更紗(さらさ)をまとった可愛い女の子に会ったんだ
そこを走り去るまで、あの娘の優雅なしぐさにしびれっ放し
「彼女に好かれたいんだけれどなぁ?」「大丈夫です、ご主人様」
「彼女がその気になってくれるかな?」「落ち着いて、様子を見ましょう」
Workin’ with a rodeo, go from town to town
See most every kind a gal, every kind a gown
But who made my heart sing, yippee yi, yippee yo
My little gal in calico
ロデオ・ショーで働いて、町から町へ
それは色々なタイプの女の子たち、素敵なドレスを見かけたよ
でも僕の胸を高鳴らせてくれるのは・・・ そうさ!
あの更紗をまとった可愛い娘だけなんだ
I take my gal in calico, down in Santa Fe
Guess I better let her know that I feel this way
Is she waitin’, is she waitin’, she better be
Am I hopin’ to be roping her, yes sire
サンタフェの更紗のあの娘と一緒にいたい
そんな気持ちを彼女に伝えたほうが良いと思うんだ
「彼女は待ち望んでくるだろうか?」「そうだといいですね」
「あの娘を連れて行きたいんだ」「わかりました、ご主人様」
Gonna quit the rodeo, gonna settle down
Buy a bolt of calico for a weddin’gown
Then will I fence her in yippee yi yippee yo
My little gal in calico, little gal in calico
ロデオ・ショーを辞めて、どこかの町に落ち着こう
更紗の生地を買うのさ、 婚礼衣装のために
そして彼女を釘づけに よーし!
あの更紗の可愛い娘を
何枚か持っているアルバムの中で、私が一番好きなのが、大学2年生の時に買った「Pastiche」(邦題:ニューヨーク・エッセンス)
もちろん当時はLPレコードでした。
アルバム名のPasticheを直訳すると「模倣品」「寄せ集め」。
スタンダードの名曲について、過去のビッグ・アーティストたちの名演奏・名アレンジをあれこれと探し出してきて、それを再現するというのがコンセプトのアルバムでした。
過去の名演の良い所を抽出した作品集というところから、「ニューヨーク・エッセンス」という、大胆に意訳された邦題がつきました。
今から振り返ると、マイルスやコルトレーンのレコードを眉間にシワを寄せて聴くというスタイルだった私に、古き良き時代のアメリカン・ミュージックの楽しさを教えてくれた一枚であったように思います。
※現在は輸入盤CDのみ
アルバムのオープニングは「Four Brothers」。スィングジャズ時代に花形だったウディ・ハーマン楽団が十八番にしていた曲です。
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そして二曲目が「A Gal in Calico」というカントリー&ウェスタンの名曲。SP盤の時代にジョニー・マーサーが大ヒットさせたラブソングです。
マントラのメンバーの1人・アラン・ポールが、ムードたっぷりにソロで唄いました。
このブログでは、ご本家のジョニー・マーサーのSP盤(78回転)をYouTubeでご紹介します。
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私のつたない和訳を添えた歌詞と一緒にお楽しみください。
なお、和訳にあたっては、歌の主人公はカーボーイで、彼が愛馬に向かって恋の悩みを打ち明けている情景を想定しています。
A Gal in Calico
(Leo Robin, Author Schwartz)
Met a gal in calico, down in Santa Fe
Used be her Sunday beau till I rode away
Do I want her, do I want her love, Yes sire
Will I win her, will I win her love, wait and see
サンタフェで更紗(さらさ)をまとった可愛い女の子に会ったんだ
そこを走り去るまで、あの娘の優雅なしぐさにしびれっ放し
「彼女に好かれたいんだけれどなぁ?」「大丈夫です、ご主人様」
「彼女がその気になってくれるかな?」「落ち着いて、様子を見ましょう」
Workin’ with a rodeo, go from town to town
See most every kind a gal, every kind a gown
But who made my heart sing, yippee yi, yippee yo
My little gal in calico
ロデオ・ショーで働いて、町から町へ
それは色々なタイプの女の子たち、素敵なドレスを見かけたよ
でも僕の胸を高鳴らせてくれるのは・・・ そうさ!
あの更紗をまとった可愛い娘だけなんだ
I take my gal in calico, down in Santa Fe
Guess I better let her know that I feel this way
Is she waitin’, is she waitin’, she better be
Am I hopin’ to be roping her, yes sire
サンタフェの更紗のあの娘と一緒にいたい
そんな気持ちを彼女に伝えたほうが良いと思うんだ
「彼女は待ち望んでくるだろうか?」「そうだといいですね」
「あの娘を連れて行きたいんだ」「わかりました、ご主人様」
Gonna quit the rodeo, gonna settle down
Buy a bolt of calico for a weddin’gown
Then will I fence her in yippee yi yippee yo
My little gal in calico, little gal in calico
ロデオ・ショーを辞めて、どこかの町に落ち着こう
更紗の生地を買うのさ、 婚礼衣装のために
そして彼女を釘づけに よーし!
あの更紗の可愛い娘を