外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

箱根駅伝報告会に参加

2010-01-03 19:51:00 | 大学駅伝
WESクラブ主催の箱根駅伝報告会に参加いたしました。

奥島会長のご挨拶で始まった報告会には、渡辺監督・相楽コーチに、エントリーされた全16選手が出席しました。

奥島さんから「愛情には耐えることが必要。総合優勝を果たすその日まで、みんな耐えて、応援しよう」
「一方、選手諸君は持てる力を発揮してくれた。ありがとう。」
渡辺監督、四年生部員たちは涙を流して、奥島さんのお話しに耳を傾けていました。

白井総長による乾杯に続いて、渡辺監督による選手紹介がありました。
「尾崎主将は、昨日は悔いの残る走りだったと思うが、一年間良くチームをまとめてくれた。富士通で陸上を続けるので、引き続き応援してあげて欲しい」

「神澤は、高校時代から指導してきた選手で大学院に進学する。彼に優勝のテープを切らせてあげたかった。理工学部の授業のために、平日は練習に参加出来ないという環境で、4年間よくやった」

「高原は、二年生で二区を走った素材。しかし座骨神経痛のために二年間走れなかったのは、本人にとっても、チームにとっても本当に残念だった。九電工で競技を続ける」

「加藤は、結局二年生の走りを超えることができなかった。チームとしても加藤に頼り過ぎたし、決めつけ過ぎた。彼は伊勢丹に就職し、競技からは引退する」

「矢澤は、十分に力を発揮してくれた。来年は、もう一区ではもったいないと考えている」

「平賀は、一年生ながらも、安心して走らせることができる選手」

「八木は、持てる才能に火が点けばと、心中する覚悟で起用したが、結果はダメだった。彼をきちんと育てるのが監督の役割だと考えている」

「萩原、北爪は、早実出身者としては珍しく、故障せずに練習に打ち込めるタイプ。来年も期待できる」

「佐々木は、12月初めにインフルエンザに感染。健康管理ができなかった理由で外したが、本当は山登りを任せられる実力の選手。今回外れて、一番ショックを受けているのが佐々木だろう。この悔しさをバネに飛躍して欲しい」

「高野は、来年の主将。佐久長聖から大迫も入ってくるので、長聖旋風を起して欲しいと期待している」

「大串、猪俣は、一般受験組で力を付けてきた選手。これから実戦経験を積ませたい。」

「中島は、昨年の雪辱をと期待していたが、そのようなレース展開にならなかった」

「前田、西城も、当日まで起用するか悩んだほど、力のある選手」

「いずれにしても、山登りと山下りを征しなければ、優勝はない。東洋の柏原くんに勝つのは早稲田しかいないという覚悟で来年に挑む」

そして、選手たちを囲んで楽しく歓談(写真)。

最後に応援部の新主将・森くんのリードで校歌を斉唱し、報告会は終了いたしました。
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シード権を確保

2010-01-03 13:54:53 | 大学駅伝
思うような走りができなかったものの、早稲田は総合七位でシード権を確保して来期につなぐことができました。
ほっとしたというのが率直な感想です。

連覇した東洋大学の実力は本物でしたね。
柏原くんばかりに話題が集まりますが、他の選手も素晴らしい走りで、堂々の総合優勝でした。

そして中央と駒沢の、名門らしい安定感にも感心させられました。

そして早大OBの櫛部くんが監督を務める城西大学、そしてライバル明治大学のシード権獲得も、ちょっぴり嬉しいです。

個人的には、順天堂大学と筑波大学もせひ復活してほしいところです。

さて、来期、早稲田が優勝争いに絡むためには、各選手が持ちタイムどおりの走りを実戦で発揮する確実性、しぶとさを身につけることが必要ですね。
素晴らしい素質を持っている選手が多いだけに、もったいないです。

ともあれ、今年も二日間、駅伝の醍醐味を十分に楽しませていただきました。
選手の皆さん、本当にお疲れ様でした。
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