今日は仕事始め。
早めにオフィスに着いて月初の報告書作成にいそしんでいると、後から出勤してくる同僚たちが、入れ替わり立ち替わりに新年の挨拶に来てくれました。
「明けまして、おめでとうございます。駅伝は残念でしたね」(京大OB)
「明けまして、おめでとうございます。私も早稲田を応援していたんですよ」(九大OB)
「明けまして、おめでとうございます。さぞayさんは悔しがっているだろうなと思いながら、テレビを観ていました」(慶大OG)
「明けまして、おめでとうございます。復路は失礼しました」(明大OB)
ことさように同僚たちが慰めてくれるのは、皆が私の性格を正しく理解してくれているということ。
これを、喜ぶべきか、反省すべきかは意見の分かれるところかと思いますが。
(;^_^A
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昨夜は、BS朝日で「カルテットという名の青春」という番組に見入ってしまいました。
日本のクラシック音楽界の明日を担うと期待される若手演奏家4人が主人公。
演奏の技術面では既に世界水準に達している天才肌の彼らが、ヨーロッパに留学して、音楽を表現することの難しさに直面して悩み苦しむという内容でした。
↓その番組の案内です
番組案内へのリンク
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邦楽、クラシック、ジャズ…
どんなジャンルの音楽であっても、道を極めた演奏者が奏でる楽器の音色には、それこそドレミと3つの音を出しただけで、聴き手を圧倒し陶酔させてしまう力があります。
譜面どおり演奏するだけならば、早熟な中高生なら可能かも知れません。
聴き手も、「こんなに若いのに上手に弾くね」と言ってくれます。
しかし、その演奏のCDを耳の肥えたファンの愛聴盤にしてもらう、あるいは高額なチケットを買って演奏会に来ていただくとなると、技術を超えた魅力が不可欠となります。
そこが、とてつもなく難しい。
その魅力を表現できる人が一流プロとして生き残り、それが表現できない人は例え演奏技術が上回っていても演奏機会が限定されてしまうというのが、厳しい掟です。
音楽で身を立てるということは、実に大変なことです。
そのことを改めて感じる番組でした。
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カルテットと聞いて、「風のくわるてっと」という本を私は思い出しました。
伝説のロックバンド「はっぴいえんど」が不朽の名アルバム「風街ろまん」を1971年(昭和46年)に発表した翌年、そのドラマーで作詞担当であった松本隆さんが書いた本です。
「風街ろまん」で描写される都会っぽい、それでいて優しい世界にシビれていた私は、「風のくわるてっと」を発売日に買って、繰り返し繰り返し読みました。
私が青山高校二年生の頃です。
--------------
その松本隆さんが好んで訪れた喫茶店「まっくすろーど」があり、私たち青山高校の生徒たちの遊びの拠点でもあった渋谷。
その渋谷駅東口に新しい複合施設が今年4月にオープンします。
かつて五島プラネタリウムや東急名画座のあった東急文化会館があった場所です。
そこには最新鋭の劇場施設が入り、「ウェストサイド・ストーリー」を皮切りに、有名なミュージカルが次々に公演されます。
渋谷オーブへのリンク
「ウェストサイド・ストーリー」に続いて9月頃に予定される出し物は「ミリオンダラー・カルテット」
私が一昨年にニューヨークで観て、大いに気に入ったミュージカルです。
過去記事へのリンク
チケットは高価だと思いますが、絶対にお薦めです。
ブロードウエイの俳優さんたちの圧倒的な力量を、せひ楽しんでいただきたいです。
早めにオフィスに着いて月初の報告書作成にいそしんでいると、後から出勤してくる同僚たちが、入れ替わり立ち替わりに新年の挨拶に来てくれました。
「明けまして、おめでとうございます。駅伝は残念でしたね」(京大OB)
「明けまして、おめでとうございます。私も早稲田を応援していたんですよ」(九大OB)
「明けまして、おめでとうございます。さぞayさんは悔しがっているだろうなと思いながら、テレビを観ていました」(慶大OG)
「明けまして、おめでとうございます。復路は失礼しました」(明大OB)
ことさように同僚たちが慰めてくれるのは、皆が私の性格を正しく理解してくれているということ。
これを、喜ぶべきか、反省すべきかは意見の分かれるところかと思いますが。
(;^_^A
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昨夜は、BS朝日で「カルテットという名の青春」という番組に見入ってしまいました。
日本のクラシック音楽界の明日を担うと期待される若手演奏家4人が主人公。
演奏の技術面では既に世界水準に達している天才肌の彼らが、ヨーロッパに留学して、音楽を表現することの難しさに直面して悩み苦しむという内容でした。
↓その番組の案内です
番組案内へのリンク
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邦楽、クラシック、ジャズ…
どんなジャンルの音楽であっても、道を極めた演奏者が奏でる楽器の音色には、それこそドレミと3つの音を出しただけで、聴き手を圧倒し陶酔させてしまう力があります。
譜面どおり演奏するだけならば、早熟な中高生なら可能かも知れません。
聴き手も、「こんなに若いのに上手に弾くね」と言ってくれます。
しかし、その演奏のCDを耳の肥えたファンの愛聴盤にしてもらう、あるいは高額なチケットを買って演奏会に来ていただくとなると、技術を超えた魅力が不可欠となります。
そこが、とてつもなく難しい。
その魅力を表現できる人が一流プロとして生き残り、それが表現できない人は例え演奏技術が上回っていても演奏機会が限定されてしまうというのが、厳しい掟です。
音楽で身を立てるということは、実に大変なことです。
そのことを改めて感じる番組でした。
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カルテットと聞いて、「風のくわるてっと」という本を私は思い出しました。
伝説のロックバンド「はっぴいえんど」が不朽の名アルバム「風街ろまん」を1971年(昭和46年)に発表した翌年、そのドラマーで作詞担当であった松本隆さんが書いた本です。
「風街ろまん」で描写される都会っぽい、それでいて優しい世界にシビれていた私は、「風のくわるてっと」を発売日に買って、繰り返し繰り返し読みました。
私が青山高校二年生の頃です。
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その松本隆さんが好んで訪れた喫茶店「まっくすろーど」があり、私たち青山高校の生徒たちの遊びの拠点でもあった渋谷。
その渋谷駅東口に新しい複合施設が今年4月にオープンします。
かつて五島プラネタリウムや東急名画座のあった東急文化会館があった場所です。
そこには最新鋭の劇場施設が入り、「ウェストサイド・ストーリー」を皮切りに、有名なミュージカルが次々に公演されます。
渋谷オーブへのリンク
「ウェストサイド・ストーリー」に続いて9月頃に予定される出し物は「ミリオンダラー・カルテット」
私が一昨年にニューヨークで観て、大いに気に入ったミュージカルです。
過去記事へのリンク
チケットは高価だと思いますが、絶対にお薦めです。
ブロードウエイの俳優さんたちの圧倒的な力量を、せひ楽しんでいただきたいです。