チャンス到来

以前、ある野球部OBにレギュラー獲りについての思い出をお尋ねしたことがあります。
その方は「日々の猛練習をこなすだけで精一杯だった。無我夢中で練習に取り組んでいたら、同じポジションのライバルたちがケガをしたり、コンバートされたりして、ふと気がつくとレギュラーになっていた。特に自分の技量が上達したという手応えはなかったのだけど。」とお話しされました。

学生野球とプロ野球では事情が異なるはずとは思うものの、中村、茂木の二選手にチャンスが巡って来ました。

テレビでも大きく報じられた外国人選手の実弾所持事件で、その選手が数ヵ月の出場停止になりそうです。
もうすぐ３月になろうとする時期ですから、少なくとも５月一杯は中村くんにスタメンのチャンスが巡ってきます。

【ロッテ】ナバーロ容疑者釈放「野球で恩返しを」開幕絶望で内野争い激化 : スポーツ報知

同様に、楽天 茂木くんにもチャンス到来です。
実力者の今江選手が故障で出遅れました。

内野のレギュラー争いに名乗り！攻守にセンス光る楽天のドラ3・茂木栄五郎 | ライフ | マイナビニュース

競争相手がいないうちに実績を積み、その後 競争相手が復帰してきても定位置は渡さない。
二人には、そんな展開を期待いたしましょう。

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夜間部（２部）に関する記事がありました。

早稲田夜間学部の歴史 - 夕刊アメーバニュース

かつて夜間部は、苦学生の学びの場であるのと同時に、大勢の体育会系アスリートの受け皿でもありました。

全ての学部が昼間部となった今、早稲田スポーツの慢性的な入学難に苦しむ状況が続いています。
なお、人間科学部のe-schoolに入学しても、競技スポーツセンター所属の野球部やラグビー部には入ることができません。

そう考えてくると、スポーツ科学部で どのようにアスリートを受け入れるべきか、もっと戦略的な見地から工夫すべきでしょう。

早稲田は伝統的に学部自治の意識が強いのです。
しかし、早稲田スポーツの発展は大学全体の将来像を左右する鍵となります。
全学的見地から大枠を定め、その上での学部自治だと認識を改めることが肝要ですね。