外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

大学野球選手権_2日目

2016-06-07 16:24:21 | 大学野球
梅雨がやってきましたが、大学野球選手権の2日目 6試合が予定どおり行なわれました。
すでに中央学院と中京学院が8強入りを決めました。

明日も6試合。
いよいよ明治大学、亜細亜大学が登場して、8強全てが出揃います。

========

春季リーグ戦は、屈辱の5位となってしまった早稲田。
これから春学期の試験シーズンを経て、鍛練の夏に挑みます。

高橋監督のことですから、夏休み突入と同時に数多くのオープン戦を組んで、実戦の中で個々を鍛えていくことになるのだと思います。

ひと昔前は、7月早々から夏休みでしたから、秋季リーグ戦開幕まで2か月もの練習期間が取れました。
だから軽井沢での長期キャンプも可能でした。

私が大学4年だった1978年夏の軽井沢キャンプの様子です。
7月17日から8月17日までの1ヶ月間にわたる猛特訓です。

午前5時58分、深い朝霧の中で起床体操。

午前6時45分、朝食から旺盛な食欲を見せる応武捕手(2年、崇徳)

準備体操を終えた午前8時40分、沓掛の時次郎の碑を廻ってくる"沓掛マラソン"に全員参加。
10kmあまりの山道を走るコースで、速い部員でも1周するのに43分かかり、1時間を超える部員も。
そのタイムに応じて、マラソン後に課せられるサーキットトレーニングの量が変わるので 皆 必死。


ここからボールを使う練習が始まります。
キャッチボールする一番手前は岡田彰布選手(3年、北陽)

卒業した山倉選手に替わり春に正捕手となり、いきなり首位打者を獲得した金森選手(4年、PL学園)


ノックを受ける岡田、中屋主将(4年、早実)、有賀選手(3年、早実)
中屋・岡田が形成する鉄壁の三遊間は、神宮の華でした。


グラウンドでの練習が終わって体力を使い果たした午後4時半。
グラウンドに裾野がおよぶ山の頂上まで駆け上がる "離山マラソン" が残っています。
一番速い部員でも山頂まで20分以上を要します。
必死に走るのは北口投手

夕食後の午後9時過ぎ。
暗闇でシャドーピッチングに励む北口投手(4年、天理)。
大学で外野手から投手に転向した北口選手は、この年の秋には、5勝0敗という圧巻の働きをすることになります。


黙々と投げ込む期待のルーキー 三谷投手(1年、今治西)
優勝の懸かった秋の早慶2回戦で、見事に完封勝利をあげます。


========
1978年、春は明治が優勝しましたが、秋には早慶が共に勝ち点4同士で激突するという最高の早慶戦となりました。

1978年の巻き返しを2016年に再現してください!

Comment (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする