外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

早稲田フェスタ in 小田原

2009-06-23 17:54:00 | 早稲田大学
6月28日(日)に、神奈川県立小田原高校で、野球部OB・広岡達朗さんの講演が行なわれます。

(nearcoさんにお知らせをいただきました)

当日の行事予定をみると、学部紹介、運動部等の紹介、その他テンコ盛り状態となっています。

私は知りませんでしたが、高校生に早稲田大学への関心を持ってもらう活動なんですね。

早稲田フェスタ

“野球の人間国宝”広岡さんのお話はぜひ聴いてみたいですが、入場できるのか少し心配です。


ところで、邦銀の頃、小田原高校~早大卒という先輩がいらっしゃいました。

その方は、なかなか郷土愛というか妙なプライドがあって、酔っ払うと「小田原はお城があるんだぞ。東海道線に乗った時、江戸城の次のお城は小田原城だ。川崎や横浜なんか、政令指定都市とか言ってるが、お城もないくせに威張るんじゃない」と吠えている、面白い方でした。

ただ、小田原から都心への通勤時間には苦労されていまして、いつからか新幹線の定期券を自腹で買って通勤することに。

「働くために新幹線定期を買うのか、新幹線定期を買うために働くのか」なんてボヤキながら、缶ビールを買い込んで毎日最終の新幹線に乗車。

たびたび三島駅まで寝過ごしてしまい、新幹線定期以外にも、かなり余計な出費をされていました。
(;^_^A

現在は、とある上場企業で役員をされていますが、きっと今でも、お城の自慢をされていることと思います。
Comments (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

応援部の話題(続き)

2009-06-23 06:15:24 | スポーツ全般
ロッキーさん、bettyさん、なつきさん、
コメントをありがとうございます。

私が入学した時の応援部への印象は、どちらかというとロッキーさんに近かったように思います。

当時は一般男子学生の多くが長髪という時代。
ちょっと大げさにいえば、長髪やジーパン姿が若者の自由の象徴であり、体制になびいていないぞという、一種のポーズでした。

かたや、応援部の新人たちはクリクリ坊主頭で学ラン姿、上級生に接する態度を見ていると、自分たちと全く正反対、相容れない集団のように感じたのです。

そんな私の印象がガラリと変わるきっかけが、クラス仲間と体育各部の新人パレードを見物に行ったこと。
早稲田通りを、校旗をなびかせながら行進してくる先頭の応援部リーダー。
彼の歩く姿勢、目線、歩幅、リズムなどが「只者ではない」雰囲気を漂わせていたので、びっくり。
この雰囲気は、並大抵の訓練では身につかないだろうし、かなりの年月を経て磨かれてきたものと直感したのです。

ゆっくりと、しかし力強く歩を進めていくリーダーが体から発する威厳。
率直に感心しました。

それからは、体制・反体制というような安直な色眼鏡でみるようなこともなくなりました。
彼らの頑張りを素直に受けとめて、というよりも彼らに一目を置いて、彼らと力を合わせて早稲田スポーツを応援するようになっていきました。

ところで、Numberで、斎藤投手が「入学当時は、伝統なんてくそくらえと思っていました」と話していましたね。
野球部員と一般学生と立場は大きく異なりますが、斎藤くんの入学時の気持ち、私には良く分かるような気がします。


Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

応援部の話題

2009-06-22 17:28:46 | スポーツ全般
産経新聞のサイトで、大学応援部(団)に関する記事を見つけました。

産経新聞の記事

以前にも触れたことがあるのですが、単に運動部員が競技会に参加して成績をあげること、それが大学スポーツの目標だと私は思っていません。

種目によっても異なりますが、運動部員の日頃の鍛錬を、一般学生、教職員が日頃から温かく見守り、いざ試合となったら可能な限り応援に行く。

勝ったときも、負けたときも、そのような応援を受けていることを励みとして、運動部員たちも一層頑張る、あるいは敗北から立ち直る。

そんな関係を構築してキャンパス全体に活気を与えるのが、大学スポーツの理想だと私は思います。

逆に、運動部が普段はどこで練習しているのか、いつ試合をやるのか、どんな選手が出場するのか等々に一般学生が全く興味を持たず、新聞の片隅に時々試合結果が載るだけ。

もし、そんな運動部であったら、それはあまりに寂しい。

一般学生、学校の役職員と運動部を有機的に結びつける大切な役目。
そこで中核的な役割を果たすのが大学のスポーツ新聞会、そして応援部です。

幸い、早稲田の応援部は、部長先生、監督、そしてOBの皆さんが、常識的な価値観のもと、しっかり指導されています。

新聞記事にもありますように、応援部は、伝統を継承しつつも時代の要請に応えて、これからも立派に頑張っていってくれることでしょう。


※ 何年か前に、早稲田の居酒屋で、飲んだ勢いで上記のようなことを大声で話していたら、「その通り! まあ一杯やってください」とビールを注いでもらったことがありました。

何と、隣に応援部々長のK先生がいらっしゃったのです。
部長先生を隣にして偉そうなことを言ってしまい、さすがに私も恐縮してしまい、冷や汗をかきました。
(;^_^A
Comments (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

斎藤くんのTV インタビュー

2009-06-22 00:46:52 | 大学野球
NHKで放送された斎藤投手のインタビューを見ました。

彼の話は基本的に入学の時点から軸のぶれがないもので、内容そのものに特段の目新しさはありませんでした。

しかし、大学野球で5シーズンを過ごした時点で、なお軸がぶれない、目線が不変というところが凄いことだと思います。

斎藤くんの場合、新人時代に恐らく体力面の課題を痛感した時期があったと思えるのですが、それ以外の面については一貫して自信と自負を持ち続けて、現在に至っているようです。

プロ入りが目標という野球選手は数多くいますが、プロのトップレベルが目標だと明言する選手は、大学野球で滅多にお目にかかりません。

やはり最大の敵は故障でしょうね。
大学野球では、下級生の時に活躍するも、大学三年生で変調をきたしてしまう投手の例が少なくありません。
私は「大学野球の投手、三年目のジンクス」と勝手に名付けています。

最近でも法政の平野、加賀美、早稲田の松下。
過去に溯れば、キリがありません。

斎藤くん、今まで以上に、今年は投球機会が増えるはず。
とにかく体の手入れだけには注意して、三年生の一年間を元気に乗り切って、目標に向かって着実にステップアップしていってもらいたいものです。
Comments (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラグビー早明A戦

2009-06-21 19:38:21 | 大学ラグビー
今日は東伏見に行くつもりでした。
しかし、起床してみると雨が降っていましたので、自宅でDVDを何本か鑑賞して、ゆっくり静養しました。

札幌で行われたラグビー早明A戦は、早稲田が逆転勝ちしたとのこと。
まずは一安心というところでしょうか。

とはいえ、まだ6月。
点差、学年構成、故障者発生の可能性などを考えれば、12月までに力関係がどのように変化するのか、全く分かりませんね。


今年は、早明に、慶應、帝京を加えた4校での激しい覇権争いになりそうな予感です。

厳しい戦いを勝ち抜いて、12月の早明戦が無敗同士の決戦となるよう、これからの両チームの頑張りを期待しましょう。
Comments (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラグビー早明BC戦は一勝一敗

2009-06-20 15:32:17 | 大学ラグビー
好天に恵まれた明大八幡山グラウンドは、大勢のラグビーファンで埋まりました。(写真)

まず、久しぶりに明治の吉田くん、西原くんを見ました。
なにせ、頭の中に刻まれている彼らのイメージは、かつての早明戦、あるいは京産大戦のVTRのままですから、やっぱり二人とも年をとっていました。(それはそうですね)

少し脱線しますが、大学選手権準決勝の京都産業大学との死闘が、私の中での吉田組のベストゲームです。
明治FW第一列が全て故障して、京産大に好きなようにプレーされてしまい、前半を大きくリードされて終えるという非常事態。
しかし、後半が始まるとロック、フランカー陣が奮起して、相手のタックラーを引きずりながら一歩、一歩と前に出て敵のディフェンス・ラインを押し下げる。すると、明治のハーフとセンターが目を覚まし、最後は見事な明治ラグビーで試合をひっくり返しました。
そして、何といっても、敗れるのが早稲田でなかったことが最大のポイントです。
(;^_^A

いずれにしても、強い明治、負けん気の強い明治を代表する二人が帰ってきたんだなあと、改めて嬉しく思いました。


さて、今日の試合に話題を戻します。
先に行われたB戦は、87対12(前半35対12、後半52対0)で早稲田が大勝。
試合開始直後にあっけなく2トライを獲り、その後も終始ボールを支配して、早稲田は着々と得点していきました。

前半は明治にも2トライされましたが、カウンターからのラッキーパンチのような失点でしたから、ダメージはなかったと思います。
ルーズ・ボールへのFWの働きかけで圧倒できていたので、明治に自陣深く攻め込まれても、プレッシャーを感じませんでした。


続くC戦は、26対31で逆転負け(前半12対7、後半14対24)

こちらの試合では、ボールの争奪戦で互角。
そして明治が強力なモールでゴリゴリ押してくるので、ゴールライン近くまで押し込まれると、もう防ぎきれませんでした。

なお、B戦には山中、榎本らの主力級も出場し、さすがの力量を発揮していました。
しかし、昨年にも見られた荒っぽいプレーもあり、ちょっと興ざめさせられる場面がありました。

さて、明日は札幌で早明Aの試合。
どんな展開になるでしょうか。
Comments (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一枚の写真

2009-06-19 21:46:30 | 大学野球
机を整理していて、一枚の写真を見つけました。

左から、山川、松下、小島、楠田、大前。
胸に名前が書かれた真新しい練習着からも分かりますが、彼らが入学した直後の写真です。

大学野球に対して限りない可能性と期待を抱いている若武者たち。
そんな気概が、写真からも伝わってきます。

あれから、あっという間に三年間が過ぎ、彼らの大学野球は残り1シーズンのみとなってしまいました。

ある時は故障に苦しみ、あるいは結果が出ずにもがいてきた彼ら。

しかし、途中経過がどうであれ、最後の秋に勝てば、全て報われます。

山川主将以下、あらゆる知恵と工夫を凝らし、何が何でも秋は勝って欲しいと思います。
Comments (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Number

2009-06-18 19:46:27 | 大学ラグビー
東京駅で雑誌Numberを買って、 電車の中で読んでいます。

まず目にとまったのが、ホークスの和田投手の記事。
WBCの選手選考から現在に至るまでの彼の気持ちの揺れ動きを、丁寧に描写しています。

和田くんの早稲田時代を思い出すと、とにかく凄まじい走り込みをこなす投手だったということ。
そして、ブルペンの土のならし方については完璧主義者で、整備をする下級生たちが震え上がる厳しさでした。

もっとも普段の和田くんは、皆さんもご存知の通り優しい笑顔を絶やさない好青年。
でも、投手としての和田くんは、既に学生時代から、時には近寄りがたい雰囲気を漂わせるプロフェッショナルでした。

WBCの選手選考では、やはり随分と傷ついたようです。
彼の性格からして、相当な準備をして臨んだ合宿であったはず。

「改めて、想う。果たして、(松中選手を含めて)彼らにそんな想いをさせる必要があったのだろうか…」という石田雄太さんのコメントを読んで、思わずため息をついていましました。

次に読んだのは、大友信彦さんが新人早明戦に関して書かれている記事。

0対96で試合が終わった時、中竹監督が「例年なら200点ぐらい取られるから、何かと理由をつけて、新人戦を組まなかったんです」とコメント。どこかの国の総理大臣みたいな雰囲気です。

かたや吉田監督は、「この96点差から、決してスコアを縮められるな」と選手たちを迎えたそうで、リーダーの発する言葉のオーラに随分と差があります。
(T_T)

彼が現役で主将を務めていた時期、私が勤務していた邦銀の丸の内支店では、毎日の朝礼で「3分間スピーチ」を課長の持ち回りでやっていました。

当番の回ってきて融資課長だった私は、「今年の明大ラグビー部の吉田主将は大した人物だ」と熱弁を振るい、朝礼終了後に早大OBの副支店長から「お前はどこの卒業生だ?」と嫌みを言われるも、「吉田だけは、別格ですよ」と答えたことがありました。

このところ金光監督、吉田監督と、敵将を誉める機会が続き、こちらのブログにお立ち寄りくださる早稲田ファンからも「お前は、どこの卒業生だ?」と叱られそうですが、立派な男に対しては、味方であろうが敵であろうが、きちんとリスペクトするのが学生スポーツの精神かと。


今週末のラグビー早明戦。
仕事が溜まっていますが、土曜日に八幡山に行けたらいいのですが。

勝敗はともかく、12月の早明戦に期待がふくらむような、熱い試合を期待しています。
Comment (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラグビー部への期待

2009-06-17 21:23:42 | 大学ラグビー
新人早明戦と早慶戦で結果の出せなかったラグビー部。
一時期の勢いが失われてきたのが心配です。

ぜひ秋までに戦力を整備してもらいたいと願うのと併せて、一昔前の凛とした雰囲気を取り戻して欲しいと思っています。

かつて東伏見の合宿所にあった立て看板が大好きでした。
「さあやるぞ。今日も日本一の練習を」

この心意気、1日たりとも気を抜かずに頂点を目指す努力を積み上げるストイックとも言える生活姿勢が、早稲田ラグビーの真骨頂だと、ずっと思っていました。
部員たちの日常も、いたって常識的な感じを受けました。

しかし、ここ数年、試合でシンビンとなる選手が珍しくなくなって、競技場や道で部員たちとすれ違っても、何かガラが良くないなあと感じます。

もちろん大学日本一を目指すことが目標です。
でも、それは試合の勝敗に限ったことではなく、練習に備える日常生活、練習中の態度、そして控え部員たちの観客席での態度など、全ての面で後ろ指を指されないことが前提であることを忘れてはなりません。

実は、そんなに難しい話ではないと、私は考えています。
部員たちが、こまめに授業に出て、一般学生たちと過ごす時間が多ければ、自ずと常識的な行動が身に付くはず。
逆に、部員たちだけで過ごしてばかりいると、何が世間の常識なのか、分からなくなってしまうような気がします。

中竹監督が就任した時から、その点を期待しているのですが、なかなか改善しませんね。
Comments (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

週べ今週号

2009-06-16 18:33:41 | 大学野球
最初に、「大学野球」春季リーグ決算号は6月19日が発売日だとお知らせいたします。

さて、週べ今週号。
早稲田アングルで見ますと、石田雄太さんのコラムでは、早慶戦における斎藤・白川のバッテリーについて、あるいは斎藤くんのピッチング・プレートの使い方について、興味深いコメントをされています。

石田さんが神宮にいらっしゃると、巨体をゆっさ・ゆっさという感じで歩いていらっしゃるので、目立つんですよね
(;^_^A

また、プロからは、江尻、和田、越智の三投手がウィークリー・トピックなどに登場します。
中でも越智くんが、現役のプロの打者たちが選ぶ、凄い速球投手のランキングに入ったことに驚きました。
彼は成長しましたね。
顔つきが学生時代と全く違います。
クルーン投手の長期戦線離脱が報じられていますし、今年は一流選手への足元を固める、そして今後の野球人生を決める重要なキャリアを積むための、大切なシーズンとなりました。

次に六大学アングルでいきますと、東大出の松家投手、法政出の後藤選手、加えて法政の大学日本一の記事があります。

そしてWBCの高代コーチによる回顧録が読み応えあり!
ノックの名手である高代さんらしい、現地での玄人っぽいエピソード。
一方では、アメリカの球場の美しさに感動したという、野球少年と変わらないエピソード。
高代さんの野球人としての素晴らしさが、よく伝わってくる文章でした。

ちなみに、高代さんは智弁学園から法政に進み、金光さんの一学年上の主将。
二塁・金光、遊撃・高代で、堅実かつ鉄壁の二遊間を形成し、あの4連覇(全て勝ち点5の完全優勝)の、前半の2連覇に貢献しました。

江川、植松、島本など、才能と個性に溢れる三年生たち(花の49年組)を、きっちりまとめた名キャプテンでした。
そんな高代さんの学生時代を思い浮べると、彼がコーチとして強者揃いの侍ジャパンの選手たちを見事に統率したのも分かるような気がします。
Comments (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする