外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

東京マガジンバンク

2009-06-16 17:53:20 | スポーツ全般
日本の銀行法あるいは信託業法によれば、銀行免許あるいは信託会社の免許を受けた者は、必ず「銀行」あるいは「信託」と社名につけることになっています。

ですから、一般の企業が「銀行」「信託」を含んだ社名を名乗ることはできない一方、免許業者は、「シティバンク銀行」のように英語と日本語で同じ意味の単語が重複しようが、必ず日本語で「銀行」と付けなければなりません。

ところが、「銀行」「信託」を英語に置き換えた「バンク」「トラスト」を一般企業が社名で名乗ることは法律的にも全く構わないことになっています。

ですから、「帝国データバンク」「骨髄バンク」「リゾートトラスト」のように、現実に社名・団体名で幅広く使用されています。

何かしっくりきませんが、まあ日本の法律ですからね。
(;^_^A


ところで、「東京マガジンバンク」と呼ばれる都立図書館が立川市にあるのをご存知ですか?
あるいは既に利用された方はいらっしゃいますか?

雑誌類が既に1万冊あるそうで、1万6千冊を目標に蔵書を増やして行く計画だとか。

かくいう私もネットで発見したばかりで未だ行っていないのですが、ウェブで蔵書を検索すると過去の週刊ベースボールが一通り揃っているではありませんか!!

そして、1974年春(=怪物・江川が法政に入学したシーズン)にスタートした大学野球増刊号も、どうやら全て保管されている様子。(ひょっとしたら欠番が有るかもしれませんが)

野球ばかりでなく「陸上競技マガジン」「ラグビーマガジン」もありますから、過去の箱根駅伝やラグビー早明戦などに関する記事も閲覧できそうです。

若い世代の六大学野球ファンの皆さんには、例えば怪物・江川に早慶明が挑んだ熱い時代、あるいは早稲田の不振が続いた苦難の時代の雰囲気に、当時の週べで触れてみてはいかがでしょうか。

私も、結婚して転居した際、あるいは人に貸したりして紛失した大学野球増刊号がありますから、いま改めて読んでみたい号がたくさんあります。
ですから、近いうちに、ぜひ行ってみたいと思います。

JR南武線の西立川駅が最寄駅のようですが、JR立川駅からも行けます。

マガジンバンク
Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青山高校同窓会

2009-06-15 18:14:47 | 都立青山高校
昨日、大学選手権の決勝戦を神宮球場で観戦した後、第二球場の斜め向かいにある赤煉瓦造りの建物・日本青年館に急いで移動しました。
都立青山高校の同窓会総会が開催されていたからです。

昭和20年卒業の大先輩から今年の卒業生まで、200名ほどの参加者がいました。

参加者には、一学年下の上原ゆかりさん(かつて明治マーブルチョコレートのテレビCMで有名だった子役さん。)の顔も。

私の同期生は15名前後。

同期生の中には桐蔭学園の教師もいまして、早稲田の原くんや荒谷くん、あるいは法政の加賀美くんのことを良く知っていました。

(彼らの高校での勉強ぶりの話題も出ましたが、もちろんオフレコです)


午後5時前に総会が終了し、すぐに同期生たちと外苑前の喫茶室に移動して雑談。

そして午後6時半からは、渋谷に移動してクラブの顧問をしていただいていた先生と部員仲間と合流して一杯。
結局、帰宅は深夜となってしまいました。

なお、1940年(昭和15年)に旧制・東京府立十五中、最後のナンバースクールとして設立された我が母校。

昔から「自由の青高」と言われる伸び伸びとした校風が特徴で、私も、本当に自由で楽しい高校生活を送らせてもらいました。

我が母校の校歌をご紹介します。(昭和34年に在校生の杉本清治さんが作詞されました。)

卒業して35年経った今、改めて読んでみると、大学の校歌などでお馴染みの単語を組み合わせてできている歌詞という印象を受けますが、そこは高校生の作詞ですから。

それでも、「神宮」と「自由」という二つのワードだけで、青山高校らしさが十分に伝わってくると思いますし、この校歌が好きだと、クラスメートと今でも話しています。


早緑匂う 神宮の

森にそびゆる 学び舎よ

ああ若人の 希望の泉

学びの窓に栄えあれと

自由の光 輝かん 栄えあれ

青山 我らが母校


Comment (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おめでとう金光監督

2009-06-15 07:11:36 | 大学野球
昨日、涙で勝利監督インタビューに答えていた金光興二監督。
(写真はスポニチからお借りしました)

私は金光さんと同い年なので、高校時代から彼の素晴らしいプレーをリアルタイムで楽しみ、そして尊敬の念を抱いてきました。

高校、大学、社会人の全てのステージで全国制覇。
「金光のいるところには常に優勝の二文字あり」という表現がぴったりの、ミスター・アマチュア野球と呼ぶべき名選手。

我らが早稲田も、金光主将が率いる法政にはこっぴどくやられました。
早法戦のたびに悔しい思いをさせられましたが、心のどこかに「あの金光や江川のいる法政だから仕方ないかなぁ。」という気持ちがあったのも事実です。

そんな名選手・金光さんでしたが、監督になってから必ずしも順風満帆とはいきませんでした。野球は難しいものです。

でも、私としては金光さんの輝く表情を、もう一度見たかった。同世代のヒーローに、監督としても日本一になってもらいたかったのです。

写真の金光さん、実に良い笑顔じゃありませんか。

やはり金光さんは凄い人でした。
これからも、私の世代を代表する野球人として、アマチュア野球界の第一線で活躍していただきたいと思います。
Comments (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

祝・法政日本一!

2009-06-14 17:08:59 | 大学野球
法政が、苦しい試合展開をしのぎ、終盤に逆転勝ちして、見事に日本一となりました。

法政関係者の皆さん、おめでとうございます。

それにしても苦しい試合でした。
先発の三上くんが一失点で踏張るも、なかなか得点できずに終盤まで試合が進み、一時はどうなるかと思いました。

しかし、二神くんが登板したあたりから少しずつ試合のリズムが変わり始め、八回に同点、九回に逆転という劇的な勝利に結びついたように思います。

投手陣は故障者続出で手薄でしたが、層の厚い野手陣が、先発メンバーも代打・代走も、攻守に役割を果たした立派なチームでした。

満員の法政応援席の声援も立派でしたし、それに負けじと、ネット裏も法政関係者に明治や早稲田などのファンも加わって、文字どおり六大学ファンの総力を結集して熱い応援をいたしました。
六大学の絆を感じる、素晴らしい1日でした。


Comments (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「真夏のオリオン」から「かば」

2009-06-13 22:46:38 | オフ会・その他
今日は、大学選手権を第2試合の終盤、富士大学が二点リードしたところまで観戦した時点で神宮を後にして、新宿三丁目で映画「真夏のオリオン」を鑑賞。

その後は新宿西口に移動して、山陰料理の店「かば」でenjinさんの企画された野球部員たちとの会食に参加しました。

あまり馴染みのなかった山陰料理の数々に舌鼓を打ちながら、野球部員たちが日常の生活ぶりを、楽しそうに話してくれるのに耳を傾けました。

一般学生とは比べものにならない制約の多い生活なのですが、ささやかに青春を楽しむ時間もないわけではなさそうで、ちょっと安心。そして、羨ましく思いました。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

法政が決勝進出

2009-06-13 13:47:10 | 大学野球
投げては二神くんが完投し、打っては多木くんが4安打3打点の大活躍で、法政が5対2で関西国際大学に勝ちました。

明日は、いよいよ決勝戦。
二神くんに疲労が感じられますが、ここまできたら二神、三上、三嶋の三人でやりくりするしかありません。

相手の富士大学は鍛え抜かれた隙のないチームです。
でも、法政の勝機は十分にありますよ。

ぜひ東京六大学代表の法政に、大学野球の頂点を極めてもらいましょう。

がんばれ法政!
Comments (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

王者・東洋大が敗退

2009-06-12 17:09:54 | 大学野球
近畿大学に続き、王者・東洋大学も敗退してしまいました。

野球は何が起こるか分かりませんね。

ふと気が付いたら、大会前には予想もしていなかった顔ぶれの4強です。

こうなったら、法政には、何が何でも明日の第一試合に勝って決勝に駒を進めてもらいましょう。


伝統校の意地を見せよう!
法政がんばれ!


Comment (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

法政が4強に進出

2009-06-11 20:52:57 | 大学野球
注目の法政と日本文理の試合。
私はコンビニ弁当を携えて神宮へ行き、ランチがてら中盤まで観戦しました。

法政は、和泉くんの先制本塁打、松本哲くんの二点タイムリー、亀谷くんの犠飛で序盤で4対0とリードする最高の滑り出し。

ところが、日本文理お得意の矢継ぎ早の継投策によって打線の勢いが削がれ、日本文理のエース古川くんが登板してから全く得点機を掴めなくなってしまいました。

法政の先発投手は三嶋くん。恐らく公式戦では初の先発マウンドでしょう。
相変わらずイキの良い速球を投げる三嶋くんでしたが、先発投手としては未だ投球に幅が無く、内野陣の拙守にも足を引っ張られて失点してしまい、早々に降板。
二番手の藤田くんも文理打線に捉まって失点し、一点差まで詰め寄られてしまいます。

しかし、三番手の三上くんが良く踏張って一点差を守り抜きました。
ここで私は神宮を離れたのですが、最後は二神くんがきっちり締めて、一点差の勝利で4強に進出しました。
今日の最大の殊勲者は、三上くんではないでしょうか。


法政打線に関しては、一番打者の亀谷くんが全く出塁できていないので、どうも打線に勢いがつきません。
明後日の準決勝で、彼の当たりが戻ることを期待するのか、あるいは打順を組み替えるのか。
金光監督の判断に注目です。

守備面では、今日も多木くんが何回か悪送球をやらかしてしまいました。
今のところ致命傷にならずに済んでいますが、これからの試合が心配です。
今日は三番に打順が上がって、なお安打を放った彼を先発から外す選択肢は考えられませんから、でき得れば、試合後半に守備固めをできるような試合展開にしたいところです。

投手陣では、加賀美くんの欠場が本当に痛い。
今日はルーキー三嶋くんが先発を任されましたが、必ずしも期待どおりの結果ではありませんでした。

ある野球指導者の方が『トーナメント戦では、準決勝を最も重視すべき』とおっしゃっていまして、実は私も同感なのです。
怪物・江川を擁した王者・法政が、江川を温存したのが裏目に出て準決勝で敗退した選手権。
それを私は現実に目撃していますし、金光さんは二塁手として、その試合に出場して屈辱を味わっています。

ですから、準決勝では迷うことなく二神くんに先発に投入してほしいと願っています。

法政ガンバレ!!
関西国際大を粉砕してくれ!!


最後に、早稲田OBの中村壽博くんが監督を務める、日本文理大学の奮闘に触れさせてください。

『エースが先発して試合を作り、中盤以降には投手リレーて失点を最小限に抑えて、クローザーにつなぐ。』

そんな野球の定石に全くとらわれないで、常識をひっくり返した投手リレー。
そんな独特の戦法を確立した中村くんは、大した野球指導者だと私は思っています。

『逆張り投手起用』とも呼ぶべき彼の戦法は、勝ち星が誰に記録されるのか、通算勝利数がどうなるか等、マスコミが喜びそうな視点を全く考慮せず、勝ち星で年俸が決まるプロの投手ならばヘソを曲げてしまうようなもの。

まさに、限られた戦力を前提にして、チームの勝利のみを純粋に追及していく中で構築された、アマのチャンピオン・スポーツならではの戦術なんです。守備も良く鍛えられていました。

4強入りは果たせませんでしたが、最後まで法政を苦しめた日本文理大の中村監督と選手の皆さんに、心から拍手を送りたいと思います。

中村くん、お疲れ様!!
あなたが再び神宮に勝ち上がってくるのを、皆で待っていますよ!!
Comments (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

法政、日本文理が勝つ

2009-06-10 20:48:16 | 大学野球
今日は仕事を定時に終えてというか、さっさと投げ出して神宮へと向かい、六大学の盟友・法政を試合途中から応援しました。

ネット裏には、オフ会仲間のmytochigiotokoさん、野球小僧のAさんがいらっしゃいました。
法政OBの関根潤三さん、山中正竹さんらのお顔も。

第三試合で勝った日本文理の中村監督(早稲田OB)も、大分の大先輩・山中さんと一緒に観戦していました。

そして各球団のスカウト陣も勢揃いしてスピードガンを使ったり、メモしたりと大忙し。
さすが大学選手権という雰囲気です。

早稲田の若手OBでは、静岡に赴任しているはずの山口くん(熊本・済々黌-早大-朝日新聞)が記者証をつけてネット裏に来ていました。
少し話しましたが、とても元気で安心しました。


試合の方は、法政打線の振りが今一つ鈍くてハラハラでしたが、二神くんが貫禄のピッチングで白鴎大を無四球完封で3対0の勝利。
相変わらず内野守備が安定していませんでしたが、とりあえず緒戦突破です。

次の試合では打線に頑張ってもらいましょう。


第三試合の日本文理大学の試合は観戦できませんでした。
会社の会議前に電話で確認したら2対4でビハインドの状況。
ところが、会議が終わって改めて確認したら、何と11対4でコールド勝ちしていたので驚きました。

ネット裏の知人に聞けば、併殺打と思われた打球を九州国際の二塁手がまさかのトンネルをして、一気に試合の流れが日本文理に傾いてしまったとか。
やはりトーナメント戦は、エラーが致命傷となりますね。
なお、日本文理は、今年のチームも投手を次々に投入する戦法だそうです。
注目の長距離砲・沢良木くんも2安打。


明日は、応援している2校が対戦してしまいます。
(/_\;)
私としては、どちらも頑張れというしかありません。

ところで、シード校の一角である東海大学が、弟分の東海大学海洋学部に敗れる波乱がありました。
練習試合などを通じて親しい間柄でしょうから、東海大学が受けてしまったのでしょうか。

野球は番狂わせ、そして土壇場での大逆転のあるスポーツと言われています。
今日の大学選手権二日目は、野球というスポーツの面白さと怖さを端的に示した1日だったと思います。
Comments (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本文理大が一回戦突破

2009-06-09 21:04:20 | 大学野球
中村壽博監督の率いる日本文理大学が、見事に一回戦を突破しました。
いよいよ明日は法政が登場します。


さて、今日の登場校を見ていると、東海大グループの存在感が凄いですね。

東海大をお手本にして、早稲田も『早稲田大学』『早稲田大学所沢キャンパス』『早稲田大学大久保キャンパス』とチームを分けて別のリーグに加盟したらどうなるか…(冗談です。)

むしろ、選手権の前に東海大グループ同士で代表決定戦をやって、複数の出場枠を同一グループ校が占めることがないようにしてもらいたいと個人的には思ったりします。

高校野球でも、特定の学校グループ、例えば早稲田、日大、東海大の出場校が一方的に増え過ぎたら、何のための全国大会かという声が出てくると思うんです。


もちろん、見事に選手権に勝ち上がってきた選手や監督さんたちに何か問題があると言っているわけではありません。

少子化を生き抜くために、どの私学も必死です。
だからこそ、学生スポーツにおいても、行き過ぎを未然に防止するために、制度の上で何らかのルールを事前に設けておいた方がベターだと私は思います。
早慶を含めて、あらゆる私大が系属校をどんどん増やそうという時代ですから。

Comment (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする